ヘタレてますが、何か?

G-PROJECT店長「K氏」のブログ。
TCGショップ G-PROJECT
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冷静に考えてみました

2006-05-20 13:24:52 | ディメンション・ゼロ
各地で大きな反響を呼んでいる「25分1本勝負制」
いくつかのブログを回ってみましたが、概ね反対意見。
と言うか、怒ってる方がほとんどですね。

俺は昨日のブログで「一応賛成」と発言しましたが、冷静によく考えた結論は・・・
「反対」です。
やはり、プロになる、賞金を得るための道程が、簡単で良いはずがありません。
プロスポーツ選手が尊敬され、憧れの対象となるのは、卓越した技を持っているからであって、これが普通の人よりちょっと上手いとか、運良くプロになれたなんて事では、誰も尊敬しないし、憧れないですよね。
ディメンション・ゼロのプロプレイヤーも、尊敬され、憧れられるような対象になってもらいたいです。

で、何故昨日のブログで「一応賛成」と発言したかですが、俺はどうしても経営者と言う立場上、ユーザーを増やしたいと言う観点で見てしまいます。
ヘビーユーザーだけではプレイヤー数に限界があり、ライトユーザーを増やすには、ライトユーザーが参加しやすい環境が良いと考えたからです。
ユーザーが増えなければ、メーカーさんも、ショップも成り立たないし、何よりもビジネスとして成功させないと、賞金もプロもありません。

ですが、やはりプロになるための大会に関しては、厳しい条件で行って欲しいです。
そうしなければ、プロと言う価値が下がってしまうと思います。

でも、ガチばかりでやってると問題点も起きてきています。
ディメンション・ゼロは、あまりに高い戦略性ゆえ、気軽に楽しむって事が難しくなってきているような気がします。
熱心に研究、プレイを重ねるプレイヤーと、たまにプレイするプレイヤーの差は、激しく広がる一方です。

プロ野球とアマチュア野球(草野球含む)のように「野球」と言うスポーツを楽しむかのごとく、ディメンション・ゼロを楽しんでもらう方法は無いのでしょうか?

ここで、ちょっと提案です。
会場の問題などがありますので、何とも言えないのですが・・・。
グランプリのサイドイベントとして、アマチュア選手権も同時開催してはどうでしょうか?
もちろん、アマチュアの大会ですから優勝しても賞金は無しです。
でも、その大会でしか貰えない「特製プロモーションカード」(もちろん能力的には激弱い奴)を参加賞とし、優勝や上位入賞するとご当地の名所をバックにした人気キャラが描かれている既存カードのパラレルカード(例えば、東京タワーをバックにホリプパがいるとかw)が賞品として授与されるとか・・・。
まぁ、ガンダムウォーの「英雄十字勲章」的なものですね。
参加は当日受付で先着制にしておけば、開催地のアマチュアプレイヤーのフォローになるような気がします。
また、同会場で開催されているグランプリを見ながら「よ~し!次はグランプリに出るぞ~」って思う人もいるかもしれません。
まぁ、こんなのもあってもいいかなって思っただけですので各種ツッコミは無しでw

いずれにせよ、ディメンション・ゼロ発展のためには「ガチばかり」ではいけないと思いますので、ショップの人間としてヘビーユーザーもライトユーザーも楽しんでいただける環境を作っていけたらいいなぁ・・って思ってます。
(それが簡単にできれば、何の問題も無いんでしょうが・・・w)