in 寧波

約4年の駐在を終え、本帰国しました。

雪国、杭州 2

2008-02-02 23:04:04 | 杭州
朝起きたら、やっぱり雪。



すっかり銀世界真っ只中。



狛犬は、前なんてとても見えない状態。



足がズボっと埋もれる。昨日よりさらに深くなってる。



ホテル周辺の風景。



ホテル近くの山は、すっかり雪山に変貌。



踏み切りでは、除雪作業をしてる。

さて、昼メシを食べながら作戦会議をする事に。
昨晩も行った、ホテル内の日本メシ屋『津田家』へ。



JALに電話した所、案の定、今日の飛行機は欠航。
そりゃ結構・・・なんてワケにはいかない。
ワレワレの血行は悪くなるばかり。
変更のできる一番早い便は、2/4の上海浦東からの便とのコト。
とりあえず、その便にチェンジ、上海行きを決行!

タクシーに乗り、杭州駅を目指す。
ドアマンに聞いた所、通常であれば50元~60元らしいが、
運チャンは200元なら行くと言う。ボロ儲けもいいトコ。
足元見られてる、が、時間もないし、シブシブOK。



杭州駅に到着。人であふれてる。



早速、行列に並び、上海行きのチケットを買う。
思ってたよりもすんなりチケットは買えた。
それでも、杭州駅についてから1時間くらいかかってるのだが。



上海へのプレミア・チケット。
って、別に普通のチケットなのだが、ワレワレには光って見えた。

この時点で15時。発車時刻まで3時間くらいあるので、
杭州駅近くのホテルで暖を取る&時間をつぶすコトに。







かなりまだ新しそうなホテル。ピッカピカ。高そう。
ホテル内にあんまり人がいなかった。
コーヒーを飲みながら、発車時刻を待つ。



ホテルの外には、軍隊の車が。
この雪で、軍隊が出動、除雪作業に励む。



さすが軍隊。ちゃんとチェーンをつけてる。
が、チェーンを針金で留めてる。このアタリが中国らしい(?)。

さて、駅に戻り、待合室で1時間待った後、ようやく改札OPEN。
いざ、上海へ!

チケットGETした時はわかんなかったが、
ワレワレのチケットはどうやら新幹線っぽい。







車内は綺麗。ワレワレは1等車(一番いい席)に席を取った。
ホントは適当に買ったら1等車だったんだが。



本日の最高速度、170km/h。

杭州から上海南駅まで、約1時間半。アッという間。

上海南駅からはタクシーでホテルまでお送りする。
出張者のオジサマはクタクタ。もちろんワタシはグダグダ。

上海のホテルに着いたのは、21時。
杭州蕭山のホテルを出発してから8時間。
長い旅路に終止符を打つ。

嗚呼、民族大移動をチョイかじる。

雪国、杭州

2008-02-01 20:50:00 | 杭州
今日も寧波に雪。


<寧波の街路樹1>

街路樹が雪化粧をしている。


<寧波の街路樹2>

緑と白のコントラスト。


<寧波の街路樹3>

じっと寒さに耐えるのは我々だけではない。

まぁ、そんなに雪はひどいワケではないので、
大きな問題はナイのだが、かなり寒いコトもあり、
最近、タクシーがナカナカ捕まらない。

さて、技術指導として長期出張で寧波に来て頂いている方が、
明日2/2の飛行機で杭州から帰る予定になっているのだが、
午後になっても止まない雪に、ちょいヤバいムード。
高速道路が通行止めになる可能性もあるので、
そこで、急遽、今日のウチに杭州に移動してしまうコトに。
お一人では何かと不便なので、ワタクシも同行する。

工場サンに車を出してもらい、まずホテルへ。
ホテルで荷物を纏めてもらい、チェックアウト。
その後、ワタシの家に寄ってもらい、着替えをGET、いざ杭州へ!!

はじめのウチはよかった・・・

だんだん雪が強くなる・・・

だんだん雪が積もっていく・・・

思ってた以上に杭州は雪が多い。っていうか、完全なる雪国。
道路もシャーベット。
それを見た我々の心はツララ状態。

3時間以上かけて、ようやくホテルに到着。
もう身も心もクタクタ。


<杭州蕭山国際酒店(XIAOSHAN HANGZHOU INTERNATIONAL HOTEL)>

杭州の空港は”蕭山”という場所にある。(東京と成田みたいな感じ)
故に、杭州空港は、本当は蕭山空港という。
雪のコトもあり、できる限り空港に近いホテルを予約した。


<1Fロビー>

このホテルは4つ星。でも、宿泊代は400元。
団体客がいて、かなり人が多い感じ。
フロントで聞くまで知らなかったが、日本人宿泊客も多いらしく、
日本メシ屋もホテル内に入ってた。これは助かる!


<正月飾り>

やっぱりいた。


<正月飾りアップ>

やっぱりリアル。

それにしても、外は雪国。
”リアル”に驚いている場合ではナイ。


<ホテル近辺1>

車はこんな状態。間違いなく積もってる。


<ホテル近辺2>

入り口の狛犬も雪に埋もれてる。


<ホテル近辺3>

そして、ワタシの足も埋もれてる。

嗚呼、吉幾三も驚嘆の雪国、杭州。

杭州旅行

2008-01-01 19:18:54 | 杭州
大晦日から元旦にかけ、1泊2日でヨメと杭州に旅行へ。
日本旅行のツアー。旅行のメインは杭州で初日の出。



集合場所に行く途中、つららが立ってた。年末になり寒さも増してきた。

12時15分、いざ出発。

途中、喜興のサービスエリアに寄り、トイレ休憩。
そこで、チマキを食べる。1個4元(60円チョイ)。ウマイ!!

夕方、杭州のホテルに到着。
西湖の畔にある香格里拉(シャングリラ)。
晩メシまで、小休憩。西湖を散策。

『杭州』は、現在の浙江省の省都であり、南宋時代の都。
13世紀末(元の時代)にマルコ・ポーロがこの街を訪れた際、
「世界でもっとも美しくて華やかな都市」とほめ称えたと言われている場所。

また『西湖』は、中国十大風景名勝の一つとして人気がある観光スポット。





これより、”杭州年越しナイトスペシャル”が始まる。

まず、17時半頃からチョイ早めの晩メシ。中華料理。

その後、『宋城』に行く。



この『宋城』の中で、『宋城千古情』というショーを見る。







南宋の繁栄をモチーフにした歌舞劇。
意味はほとんどわからなかったが、それでも見てて楽しめた。

その後、『雷峰塔』へ。



ここは、昔の塔の遺跡が展示されているが、塔自体は新しく、エレベーターもあった。
最上部まで昇ったケド、夜景はそれほどでもなかった。
たぶん、夕方とかの方がキレイだろうな。

お次は、『浄慈寺』へ。

『浄慈寺』は953年に呉越王の勅願によって建てられたお寺で、
現在は日本曹洞宗と深い縁があるそうだ。
ここで”年越しソバ”を頂く。もちろんチャイナ式。



しいたけタップリの年越しソバは生まれて初めて。

お腹を満たした所で、除夜の鐘を撞く。

  1986年にできた2代目を撞いてきました。

『浄慈寺』内にあるこの鐘、明の時代に鋳造され、
撞くとその音が裏側の南塀山だけではなく杭州城内まで響いて行くため、
古くから「南塀晩鐘」とよばれ”西湖十景”のひとつにされ、有名になっている。
が、残念ながら元の鐘は戦争でなくなってしまったようだ。

ホテルに帰ったのは23時半。
0時になるのを待ち、ヨメとビールでHAPPY NEW YEAR!
これで1日目終了。

2日目、元旦。
朝4時半に起き、今回のメインである”初日の出”を拝みに行く。
5時15分、ホテルを出発!西湖の北側にある、『初陽台』へ。

周りは真っ暗。狭い石の階段を登り、途中、岩をくぐり抜けながら
ようやく到着。しばし待機。
おじい様方が何人かいて、雄叫びを上げてた。
『初陽台』に太極拳をしに来てるらしい。



そして、だんだん空が明るくなり・・・



2008年の幕開け。下に見えるのは『西湖』。



初日の出。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます!!

真っ赤な太陽に心を震わせ、感動の余韻を味わいながらホテルに戻る。

ホテルで朝食後、霊験新たかな『霊隠寺』にて初詣。





かなり人がたくさんいた。中国人も初詣をするらしい!?
添乗員の女のコが、「ア~レェ~」って言いながら人ごみに呑まれてた。

今年の家内安全を祈願した後は、バスで移動。
とあるホテルに入っている日本料理屋へ。



お昼ごはんに”おせち”を頂く。



こんな感じ。あと、雑煮とぜんざいも出た。
去年は上海のおウチでおせちを食べたっけ・・なんて思い出してた。

そして最後、古い街並みを再現した『河坊街』を散策。



よく観光地にあるような”おみやげ物ロード”ってトコ。
特に何も買わず、ブラブラ。でも、ヨメは栗を買ってた。

そして上海へ。
帰りも喜興のサービスエリアに寄ったので、またまたチマキを買う。
杭州から上海までは、バスで3時間くらい。
上海に入ってから渋滞したコトもあり、チョイ時間が掛かった。

おウチに着いたのは18時くらい。
ワタシもヨメも疲れ果て、ソファーで寝てしまった。

今回の旅行、ヨメと初めての中国国内旅行。
かなり疲れたケド、アチコチ見て回れてよかった。

嗚呼、2008年、ヨロシクお願い致します。