社会保険 庁

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社会保険庁 事務処理ミス

2007年01月20日 | Weblog
 社会保険庁は19日、受取額の多い年金への切り替え申請があったにもかかわらず処理を怠るなどの事務処理ミスが2006年12月以降に計34件発覚し、総額約1500万円の未払いが発生したと発表した。同庁は事情を説明して謝罪したうえで、未払い分については払い、過払い分については返済の相談をしていると説明している。

 34件のうち、23件は年金の切り替えを放置したミス。たとえば、障害年金の受給者が老齢年金の支給年齢に達し、受取額の多い老齢年金への切り替えを申請したのに年金を切り替えていないといった事例などがあった。未払い額は約1300万円に達した。

 このほか(1)年金支給額が変わったことを伝える通知書を別人に誤送した(2)老齢年金の繰り上げ請求があったのに請求者本人ではなく配偶者の基礎年金番号を誤入力して約5万8000円の未払いが発生した(3)2つの別々の傷病があったのに1つしか障害給付をしておらず約180万円が未払いとなった――といったミスが判明したことを同時に明らかにした。 (22:29)
日経