”お二人様の老後”


 年寄り夫婦の”日常”や”戯言”そして”泣き言”を書き連ねてみます。

秋は本物。人間らしい生活再開。

2015-08-18 22:32:36 | 生活

 夕方、裏の狭庭でもコオロギの鳴き声がするようになり、ハルを連れて近くの児童公園へ行けばツクツクホウシが聞こえるようになった。 こうなれば”秋”は本番でもう後戻りはあり得ない。 暑い日があってもそれはもう残暑である。 長かった”夏籠り”もおしまいである。

 振り返ってみるに、今年の夏には二つの収穫があった。 その一つはグリーンカーテンで、もう一つは柿の木の虫害対策である。 つまり、東側の窓のグリーンカーテンの作成には「ゴーヤの苗は1本で良い」ことが判ったということ。 1本のゴーヤ苗で十分に”用に足りる”カーテンが出来、今も十分に役に足っている。 そして柿の木の夏の虫害を防止するには5月中旬と6月下旬のそれぞれ初期にスミチオン1000倍液を散布するのが効果的だと判ったことである。 ともに「大したことではない」のだが、ほぼ毎年の夏にヤキモキさせられることだったので、これで来年からも定着出来れば有難いと思っている。 今年の秋は綺麗な柿紅葉と立派な次郎柿の収穫が期待できそうである。 それから、アサリナはやっぱりグリーンカーテンには適さないということ。 これは断言できると思ったし、ゴーヤ以外の植物に浮気するのは賢明でないと確信した。 しかし、連作障害を考えてアサガオだけは浮気相手として容認せざるを得ないかもしれない。

 話は変わるが、”お二人さん”はこれから先あと何回夏を過ごすことになるのか知れないが、連続してエアコンで暑さを乗り切るということは苦しく、その苦しさは加齢とともに増してくるという問題がでてきた。 特に病弱の妻は「エアコンで寝る」ということが苦痛なので問題は深刻である。 この夏は8月の始めに3泊だけだったが長野県の蓼科高原へ行って一息つくことができた。 天然自然の涼しさは安眠をもたらしてくれる。 留守中の鉢植えなど植物の管理方法にも見通しはつけた。 来年からは早めに予定を組むようにしなければいけない。 昔のようにキャンピングや自炊の避暑旅行は出来ないし、なにしろハルという犬連れで行動しなければならないのだから、、、。

 ともあれ、”炎帝” とはお別れである。 人間らしい思考が可能となった。 しっかりした頭になって、この秋は「突然降って湧いた妹の難病」とも向き合わなければならない。 順番が逆なので可哀想に思うのだが、これからは「この手の話」が多くなる。 覚悟しなければならない。

  

 


なにしろ暑すぎる … 僅かの逃避

2015-08-13 12:07:05 | 生活

 調べてみたら7月の19日が最後のブログ更新日だった。 それ以後更新していない。 トピックがなかったわけではないのだが、何しろ暑すぎてパソコンの前に長く座っている気持にならない。 パソコンは寝室にある。 寝室は昼間はエアコンを点けないので猛暑になる。 だからパソコンは涼しくなるまで当分お休みである。 夜は眠いのですぐに寝てしまう。

 今月の2日から5日まで3泊4日で長野県の蓼科山のふもとの女神湖へ行った来た。 もちろん犬連れで。 女神湖は標高が1500mあるのでさすがに涼しい。 以前は霧ケ峰や八ヶ岳の麓へ1週間とか10日間とかコテージやログハウスを借りて自炊しながら避暑のようなことをしていた。 しかし、妻が齢をとったので遠くまで出かけて自炊するのは体力的に無理になったというので、ここ2年は出掛けずにいた。

 ところが今年の夏の暑さである。 少しの間でも涼しいところで「良い眠り」に就きたいと妻が言いだしたので、7月末に急きょネットで探して電話をし、なんとか2,3,4の3連泊が可能な宿を見つけた。 何しろ”お二人さん”が旅行するにはほとんどいつも犬を連れていかなければならないので難しい。 それでも、結果的に「涼しい高原での3泊」を得ることが出来て妻も一息ついた感じである。 それにしても今年の夏は猛暑が続き過ぎる。 今日はようやく尾張地方も一雨得て真夏日から抜けられそうだが、明日からはまた日差しが戻るという。 ”炎帝”はなかなか引き上げてはくれそうにない。 

 しかし、”立秋”は過ぎた。 早朝、ウォーキングに出かけると稲の花の匂いがしたり、吹く風になんとなく秋の気配を感じる時がある。 間違いなく「暑さのピークは去った」に違いない。 もうしばらくの辛抱だと思っている。 今日は一日、いや数時間かも知れない、拾いもののような涼しさを得て久しぶりにブログの更新が出来た。 でも、またしばらくはお休みになると思う。