『エリジウム/Elysium』

エリジウムって何だかわからず、観てきました。

誰かが地球を救うような、未来のお話のような気がしていました。もし、2154年の地球がこんな風になっていたらやだなぁ・・・

その頃には、私は存在していないけれど、だからどうなっても良いってもんじゃないですよね。

しかし、まったく同じにはならないけれど、それに近いものがあるので考えさせられますよ。

「第9地区」のニール・ブロムカンプ監督

マット・デイモンが主役。富裕層と貧困層に二分された世界を舞台に描くSFサスペンスアクション。

2154年、人類はスペースコロニー「エリジウム」に暮らす富裕層。それはそれは、素晴らしい未来都市。

たぶん人類が描く理想郷ってところでしょうか。

もう一方は、荒廃した地球に取り残された貧困層とに二分されています。人口は増加。不衛生極まりない生活。

そこでの公用語は、英語とスペイン語。スペイン語か・・・勉強しなおそうかなぁ・・・

さて、地球に住む労働者が主人公。ロボットを作る工場で働いている。致死量に達するほどの放射能を浴びてしまい余命5日と宣告されたマックス。事件です。そこで、マックスは、エリジウムにはどんな病気でも治すことができる特殊な装置があることを知り、厳しい移民法で出入りが制限されているエリジウムへ潜入を試みるのです。

エリジウム政府高官役でジョディ・フォスターが共演。「第9地区」のシャルト・コプリーも出演。

ジョデ・フォスターの映画は、しばらく見ていなかったなぁ。告発（？）とか羊たちの沈黙以来でしょうか。

きりっとしていて、素敵でしたが、彼女の最後があっけなかったように思います。物足りなさが感じられました。

それにしても、エリジウムにある病気を検知し、スキャンするだけで病気を治す機械は、凄いですね。

夢のような機械です。

骨折も白血病も治しちゃうのよ。マックスの体も治るのかしら。

しかし、マックスの体に直接装着されたといいますか、ボルトで留められた器具は痛々しい。

マックスの記憶した場所から、データを取り出すとマックスは死んでしまう。データを取り出せば、荒れ果てた地球に住むみんなが助かるのです。選択しなければいけない時がきました。

生きたくてエリジウムに侵入したのに・・・泣ける。

神に選ばれた人。マックスなのでした。

マックス、ありがとう。

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