『ワンチャンス』

片田舎の恵まれない家庭に生まれ育ち、容姿も冴えず、内気な性格。

子どもの頃から典型的ないじめられっ子のポール・ポッツ（ジェームズ・コーデン）は、 ケータイ販売員。

何をやってもうまくいかない彼の 誰にも言えない夢は、オペラ歌手になることだった。 挫折の繰り返し

自信をなくしつつも周囲の励ましに支えられながら、夢を諦めないで 勇気を振り絞って最後の挑戦に挑む。

2007年、イギリスの人気オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」に出場する。

地味な身なりで容姿もパッとしないポールに、会場の観客や審査員からも失笑がもれる。

「誰も寝てはならぬ」を歌いあげて優勝し、一躍世界的歌手になったポール・ポッツの実話を、

 「プラダを着た悪魔」のデビッド・フランケル監督のメガホンで映画化。

最近、実話を映画化した作品を見てきましたが、こんなにほのぼのする映画は久しぶりです。

 歌は、ポール・ポッツさんの吹き替えだそうですが、俳優さんがご本人によく似ていらっしゃるので 違和感はありませんでしたね。 

 いいところまでいくと病気になったり、怪我をしたり、次から次へと心が折れることばかり起こりましたね。

虫垂炎の手術直後に舞台の上で倒れて、病院に担ぎ困れ命に別状はないが、喉にポリープが

見つかった時の シーンが印象に残りました。 奥様が病院のベットで眠っている旦那様に

言っていたせりふでグスッっとなってしまった私です。

 この作品はポール・ポッツさんのサクセスストーリーであり、奥様とのラブストーリーでもありますよね。

どうぞ、いつまでも仲良く、お幸せに 

スーザン・ボイルも、「ブリテンズ・ゴット・タレント」という番組に出演され歌手になられたのですよね。

夢を叶えたのですね。

 

自分の実力が出せずに悩んでいる人は、歌手だけでなくどこの世界にもいると思います。

そういった人たちに、あなただからこそアドバイスできることはありますか？ という質問に

ポール・ポッツさんは、 「希望を失わないで！」ということです。 人生は先がどうなるか分からないし、

時にはいろいろな可能性を試す必要があります。 誤った道に進んだとしても、それが決して無駄に

なるわけではなりません。 失敗はお金で買えるものではありません。その経験は、あなたに何かの

学びを与えて くれるかもしれないし、前に進む助けとなるかもしれないのです。

 

何かしなくてはと思うのですが、とりたてて何のとりえもない私。

感謝しつつ、生きていきます。