３０年前、宮野周辺はまだ田んぼが広がる田園風景でした。しかし今は山口市街地のドーナッツ現象で新興住宅地が広がり好撮影地とはとても言えない状況でした。それでも丹念にロケハンすると３０年前と変わらない撮影地がピンポイントで見付けられる事が出来る所がありました。 １８，０３，２４ 宮野―仁保 ９５２１レ １１：１９頃 Ｃａｎｏｎ ＥＯＳ７Ｄ ＭａｒｋⅡ
０３月２４～２５日は久々に山口線の蒸気機関車撮影に向かいました。ついででは何度か撮影した事はありますが山口線の蒸気機関車目当てで出撃したのは３０数年ぶりだと思います。確かまだ日本国有鉄道時代で全線パスを使って１００系新幹線に乗って往復した記憶がありますからかなりの年月が経過していることになります。
重連運転ともなれば大パニックとなる長門峡発車の撮影地ですが拍子抜けするくらいに空いていて列車通過数分前でもこんな状況でした。この時は晴れていたのですが肝心の９５２１レが通過する時点では曇ってしまいました。 １８，０３，２４ 長門峡 １１：５８頃 ｉｐｈｏｎｅ７カメラ機能で撮影
２４日は羽田空港０７：４０発のＪＡＬ２８１便で出発しました。土曜日の出発なのでビジネス客は少ないはずなのでガラガラと思いきや（鉄ちゃんでもない）観光客がわんさか乗っていてほぼ満席の状態でした。羽田空港ではまたもやバスでタラップからの搭乗でしたが雨が降ってないから文句も言いませんが傘をさしての又はずぶ濡れの搭乗だったら最悪になります。
さてＪＡＬ２８１便は少し遅れて離陸しましたが定時に宇部・山口空港に着陸。すぐにレンタカーを借りて山口線沿線へ向かいました。最近、レンタカーはＪＡＬのダイナミックツアーのオプションのレンタカーを手配しておますが予約日限定で１日１，０００円と言う破格な値段でレンタカーを借りられる助かります。今回もレンタカーと宿に往復の航空券代込みで３，７００円と言う安さでした。
Ｃ５７ではここは煙の量は間違いなく納得の爆煙であるの為にＤ５１もそうである事を信じていましたがＤ５１２００号機では速度もＤＣ特急より早く走く、煙も物足りなさを感じる程でした。これがＤ５１の実力と言われてしまえばその通りなんですかぁ？ １８，０３，２４ 津和野―船平山 ９５２２レ １５：５８頃 Ｃａｎｏｎ ＥＯＳ７Ｄ
なにせ３０年以上、山口線で蒸機を撮影していないので昔のように記憶も曖昧で何度か思い出しながら宮野ー仁保で１カット撮影してから長門峡と地福で軽く撮影して下り列車の撮影は終了です。今年の運転日初日で更にＤ５１なので凄い人出かと思いきや拍子抜けするくらいに撮影地はガラガラで長門峡駅の定番撮影地は通過１５分前でも余裕で良いポジションを確保出来るくらいでした。
上の写真を撮影した場所なのですが地主の方が全面立入禁止ではなくここなら入って良いヨ！と言う目印となる柵を立ててくれているのに、それを何のそので乱入する輩が見受けられました。本当にこんな事をやっていたらいつか鉄ちゃんと言う趣味のジャンルは消滅してしまう危機に立たされています。 １８，０３，２４ 津和野―船平山 １５：２１頃 ｉｐｈｏｎｅ７カメラ機能で撮影
上りは津和野ー船平山の定番撮影地（白井の里）で撮影してから山陰線宇田郷のコンクリート橋に向かいました。実は以前、何気に見ていた地図で宇田郷のコンクリート橋のはお彼岸の頃に橋の真横に夕陽が沈む事を知り機会があれば狙って見たいと思ってました。まさか宇田郷だけで訪れる気にはならず今回の山口線の撮影と兼ねて宇田郷のコンクリ橋のシルエットを撮影できると思った次第です。
津和野から宇田郷までは意外と近く１時間程度で到着。中坊の頃、山陰線のＤ５１を追って真夏の宇田郷駅に降り立ちコンクリート橋までなかりの距離を歩きました（のはずですが全く記憶無し）。暑かっただろうけど撮りたさ一心で歩いたのでしょう。夕方の上り客レを海の岩によじ登って撮影し宇田郷駅に戻ると何度か撮影地で会ったことのある東大のお兄ちゃんに遭遇。下関駅まで行って夜行〝さんべ〝で夜行ターンをやるつもりが東大のお兄ちゃんが宇田郷駅近くの民宿に泊まってるから一緒に泊まろうと言ってくれて何日かぶりに畳の上で寝た記憶があります。あれから５０年弱。本当に久々に宇田郷駅まで行って見ました。その頃なかったバイパスができて昔の道は本当に旧道になっていましたが駅舎とともに何か懐かしさが蘇って来ました。
肝心の撮影はシルエットは太陽が雲の中に入ってしまいアウトでしたが１本前の列車は海を入れて撮影出来たので無駄足にはならなかった様です。
列車は小さくなってしまいましたが日本海のひなびた漁港と言う雰囲気は出せたのではないでしょうか？ １８，０３，２４ 宇田郷―須佐 １５７２Ｄ １７：２９頃 Ｃａｎｏｎ ＥＯＳ７Ｄ ＭａｒｋⅡ
撮影を終えると既に１８時。周囲は暗くなっていました。急いで今宵の宿の湯田温泉ニュータナカに向かうことに。順調に走れて宿には２０時に到着。まずは腹ごしらえをしてからゆっくり風呂に入って就寝しました。
約４０年弱の再訪となった宇田郷駅です。当時、撮影する事だけを追い求めていましたのでほ鉄ちゃん以外の事はほとんど記憶として残っていません。当時はこんな駅舎だったのかは思い出せませんが、この駅を訪ねた事は間違いない事実です。 １８，０３，２４ 宇田郷駅舎 １６：４８頃 ｉｐｈｏｎｅ７カメラ機能で撮影
