
2008年、4月とはいえまだ夜は寒さの残る頃。
新宿、職安通り。
長身短髪、短身長髪の2名。階段前の入り口での会話。
「今月でKYOYAさん辞めちゃうんだよね。でも7月に予定入ってるから、手伝ってくんない?」
「あ、いっすよ~」
以上で、交渉成立。
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もともと2008年1月でMAD3を脱退した時点で、フリーセッションと宅録でやってこうかと思っていたところにまさかのお座敷。
っていうか大体「ハカイダー」名乗ってる時点で自分をドラマーで使おうっていうバンドはないだろうと思っていたので、ちょっとびっくりしたのも確かだった。
「アコースティックバージョンだから」という話で、送られてきた音源は何故か全てエレクトリック。これどうやってアレンジしたらいいのん?と頭クエスチョンマークのまま最初のスタジオに。
春日さんには「俺、GASTUNKもTHE POGOも通ってないですよ」と最初に伝えてあったが、聴いてなくても、どのくらいとんでもない人達とやるのかはちゃんと自覚していた。
もちろん、BAKIさんと穴井さんには面識がなかったので、とんでもなく怖い人だろうとは思っていた。だから、最初のスタジオで2~3発ぶんなぐられてもしょうがないだろうなぁ、と考えながらスタジオに出かけたのを覚えている。
だって最初はステージしか見ていないから、このまんまの印象↓


実際は、そんなこと微塵もありませんでしたとさ。
そして、なんとか1ステージ分まとめて、最初のライブが2008年7月20日の新宿ロフト。内容は、まぁ聞かんでください。
このメンツは「ちょっとすごい」というのに改めて気が付いて、正式に加入したのは9月の最初のライブ前日の事でございました。
その後、「ちょっと」じゃなく「すごい」ことがよくわかりましたが……。
まぁそんなこんなで、モスキート・スパイラルでドラムを叩いて、5年が経過しました~!
一応MAD3を18年やったんで、最低でもあと13年は、お三方にはやっていただく予定です(笑)。
ということで、みなさま、今後ともよろしくお願い致しま~す。
※写真は2008年8月のモスキート&ALPHAHELIX掛け持ちの日のライブから。(Photo by Yosuke) 髪なが…。