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今年は土用の丑の日が2回ありますが、前回のブログで「お店に行きたい」と書いていたせいで本当に行きたくなって行ってきました。医クメン・たきいです。
「土用の丑の日の文化は特に名古屋で根強く、北海道・沖縄はあまり盛んではない」(三菱UFJリサーチ&コンサルティング調査レポート.2014)とのことのようですが、東北でもそこまで盛り上がっているとはいえなさそうな状況で、土用の丑の日でも予約なしでお店に入れました。
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「ちょびっとなら、こどもにうなぎを食べさせてもいいの?」
というのが疑問ですが、好んで食べられるのが中国を代表として、東アジア地域に偏っているせいか、うなぎに関する離乳食関連の英文の報告は見つけられず。
「離乳が進むにつれ、魚は白身魚から赤身魚、青皮魚へ」(厚生労働省子ども家庭局母子保健課編 授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版))というのが、定跡的な魚の食べ進め方だそう。うなぎは白身魚に分類されるらしいので、いけるかな……。
出典が不明確なうなぎを子供にたべさせることについてのブログ記事は散見されるものの、
「アレルギーのリスク」
「小骨に注意」
「蒲焼は味付けが濃いから子供向きではない」
「脂質も多いから注意」
というよく書いてある一般論には概ね賛同できそうです。
ただ、都市伝説的な「うなぎを食べると精がついてこどもが眠れなくなる」
というのは怪しい(笑)
ウナギってあまり魚骨のイメージが個人的にはなかったのですが、「アジ,ウナギ,サケ」が小児では魚骨の異物として多いとの報告もあり(大原ら. 小児耳2014;35(1):1-11. )、要注意の魚のひとつといえるようです。アジも魚骨のイメージなかった。勉強になりました。
そんな基礎的な知識をもって、ファミリーで鰻屋へ。
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これは鰻の白焼き。大人はワサビとお塩でいただきます。
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視線を感じるな……!!
子供用のお皿を借りて、ひとかけらだけほぐしにほぐして、潰して潰して、魚骨にも細心の注意を払ってほんの一口だけ与えました。おいしそう。
2024年土用の丑の日、贅沢にうなぎデビューをさせてしまいました。あくまでも思い出として。
「こどもにうなぎを食べさせていいの?」には明確な答えを見つけられませんでしたが、十分に注意する必要がありそうです。我が家としては今後、自分でよく噛める年齢になるまではお預けかも。気を遣うし、うなぎは高価だし。そもそも子供が食べる代物じゃねぇ!(笑)
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大人は蒲焼きのうな重で。ごちそうさまでした。
(古代ギリシア時代に「ウナギの食べ過ぎなどによる肥満は人間の体の最大の敵 」とヒポクラテスが書いていると知って衝撃だった人(笑))
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