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【現代思想とジャーナリスト精神】

【報道特集】【サンデーモーニング】

TBSと報道2番組の検証


第1章 サンデーモーニング 2024.1.21


『自民党本流と保守本流』を執筆された田中秀征氏の出演。自民党から新党さきがけ官房長官として反自民政権を担った。石橋湛山以来の保守本流は、護憲リベラルとして日本の政治の重要な枠組みを示した。現在の自民党には皆無の動きだ。リベラル左派の亡父が国会討論会で日本共産党委員長宮本顕治氏と自民党幹事長保利茂氏のやりとりを聞いていて、保利茂氏を讃えた。いまの政界は、有権者の諦念と共に政治家が小粒となっている。批判に聴く耳をもっていない。自民は勿論、政界全体の政治家が「準拠枠」内に居る。


トランプを大統領にさせたアメリカ国民。
広島長崎に核兵器を落とし
ケネデイ大統領とケネデイきょうだいを暗殺し
ベトナムの地に枯葉剤兵器をばらまき
岸田政権を懐柔させたバイデンとともに
アメリカは巨大な情報産業の独占とともに
トランプは大統領になる危険性は高い。


能登地震は、小松左京の「日本沈没」のようだ。三木清の「構想力」、大江健三郎の「想像力」。小松左京は京都府学連の副委員長で大島渚が委員長だったときく。「日本沈没」のむこうに想像力の問題がある。過疎でも日本列島の有機性がある。高齢化は日本以外にも国際的だ。



第2章 報道特集2024.1.20


「能登半島地震」家族10人を失った寺本さんの哀しみは、いささかの楽観も許されない。地震列島日本でこの長引く傷ましい被害。天災だが人災でもある。
自民党の失態は、この国の支配的政党とエリート層が、庶民の常識とはかけ離れた意識であることを暴露した。

❷「安倍派幹部の会計責任者の語った政治とカネの実態」
安倍晋三元首相が死んだ後の安倍派。おごる安倍派が意外に早く解散した。岸田派も解散したが、岸田派を脱退した岸田氏が岸田派を解散するというのはよく考えるとおかしい。責任の無い者が決定できないことに口出しした。矛盾している。複数の有力者は、死んだ安倍氏や細田氏に責任をかぶせて、自分はなにもしない、知らないの一点張り。政治家は責任をおわず、会計責任者が起訴。自民党を支えてきた保守派の後援会のひとびとが一様に、今回のキャッシュバック問題をめぐる政治家の行動を批判し、もう応援しないと口にする。脅迫された後援会長のかたもいる。神戸女子学院法学部の上脇教授は、今回の問題を調べ自ら世間にあきらかにする勇気ある知識人だ。上脇氏は派閥の問題以上に政治資金をめぐる問題が追及されるべきと発言。検察審査会に申し立てする覚悟を披歴した。本物の知行合一。

❸「京都アニメ放火殺人事件青葉被告の妄想と事件動機」
「写真が伝える現場の惨状」「遺族の思い」
高校生の頃の知り合い、被害者遺族、医師。公正で深い労りのある発言に感銘。被告の詳細な実態。これだけの大量殺人、被害者数。死刑を求める検察と心身耗弱による減刑を求める弁護側。今月25日に判決がくだる。


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