【現代思想とジャーナリスト精神】

批判されるマスコミを十把一からげにはできない根拠を示す

信頼するテレビ報道番組を視聴して考えた


                     櫻井智志


東京新聞は、人間の代わりに使われた原発用作業ロボットが放射能の影響で予定の作業が出来なくなったと報じた。漫画「鉄腕アトム」で手塚治虫氏はロボットの悲劇を子どもたちに伝えてくれた。世界の憲兵のアメリカの軍事予算と日本を比較する自衛隊出身の国会議員のペテン。



マスメディアで報道される軍国主義問題ほど目立たない。しかし、経済で、先端研究者で、大学制度で、「地道に粛々と」丸ごと日本国家はワープしてとんでもない国家の相貌へと変節している。国際社会から、「尊敬の目」から「疑いの目」を通り「不信の目」で凝視されている。



天下りを継続的計画的に続けた文科省の官僚が、「道徳」を説教する。ブラックユーモアでしかない。自国民も殺されたが他国民を大量に殺戮した歴史の過失。KY=空気を読むことで右往左往する国民。意味不明な「空気」に巻かれず、意思表明で対話して己を知り他を敬うべき。



憲法と教育勅語は、相反する論理だ。ドイツ国民は、ナチスの戦争犯罪を今でも徹底して追及している。昨日まで教育勅語の旗を振っていた大人が「きょうから民主主義だ」と公言しているような、戦争犯罪をうやむやですませる日本人とは根底から違う。戦無派閣僚の無知は酷い。




日本ベトナム支援人民委員会を担った当時法政大教授の芝田進午氏は、当時のアメリカは無論、中ソも厳しく批判した。民族自決の民族主権を保障することが、個人の生きる権利からの体系的保障と連なると論じた。シリア人民の空から爆撃する大国中心主義。シリア人に生存権を。

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