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【現代思想とジャーナリスト精神】

TBS報道2つの番組

報道特集とサンデーモーニン

第1部 「報道特集」2023年12月23日土曜日放映
 


・自民党高木議員には、「キックバック」が国会議員にどういう根本的問題がもつかよりも別の大事な価値観があったのだろうか。
・大雪で停戦や孤立相次ぐの報。便利さを追求するあまり、いざという緊急事態では、便利さがより被害をもたらすことがおきている。
・こどものころ第二次世界大戦の惨禍を知り、「天皇制」について考えるようになった。大江健三郎さんの小説や評論で、大江さんのいまの上皇陛下への親近感と天皇制への疑問の板挟みになり苦悩をしるした作品を読んだ。今私は上皇ご夫妻言動の民主主義を尊敬している。それは個人的人格を。
・リチウム電池による火災。技術が進歩しても、その反面をどう対応するか安全性の考えと具体策はあまり考えられていない。武谷三男氏の「安全性の考え方」が日本では著しく劣っている。

❷ 「政治資金収支報告書」

星浩氏のコメントは至極当然だ。だが事態の方向性が見えてから客観的に解説するのでは意義が薄い。星浩氏などすぐれた報道人が、安全圏から報道を解説する、そんな公平さが日本の報道がジャーナリズムと離れた位置にあることと密接だ。比較的良心的で「報道のTBS」と言われてきたTBSから気骨ある人材が去り、無難になる。権力は従順に意のままになる報道機関を優遇する。権力批判はじわじわと冷遇する。日本のジャーナリズムが金太郎飴のよう。自立した報道主体をもっと大切にしたいものだ。
「政治資金収支報告書」政策活動費の使途記載不要。元特捜部検事の坂根義範弁護士が解説なされたように、政治の常道から離れた利権本位の政治家の対応。国民は政治に虚しい無関心になっていく。

❸ 民意を置き去りにした歴代首相と沖縄県の勇気

「沖縄を馬鹿にするなよ」。県民がのぼりを掲げ叫ぶ。
県民の選挙や大規模集会の度に県民は「ノー!」と幾度となく意思表明してきた。行政は徹底的に無視冷遇。政府にすりよる県民には厚遇する。
「琉球処分」以来沖縄への植民地主義的差別。「歴代沖縄県知事 抗いの歴史」太田知事と橋本竜太郎首相との交渉。太田氏がいうように、橋本竜太郎首相や梶山氏などは真剣に沖縄に取り組んだ。翁長雄志知事は自民党那覇市長からオール沖縄を土台に県民の意思を代弁。その過労からがんを発病し倒れた。玉城知事は翁長氏のあとを継承している。

歴代の沖縄県知事のあゆみは、沖縄県民が地方自治実現の闘争主体であることを示している。最近私は日本の首相でさえ意志を実現できない壁を感じている。アメリカの政府・CIA・米軍だ。「命ぞう宝」を話した沖縄県民の若い女性の言葉に、自らの思想と現実に根差した実感を感じた。このコーナーを取材した佐古忠彦さんの発言に共鳴する。27年たつ普天間基地の返還と辺野古移転の環境を無視した暴走政府の軌跡。

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第2部 「サンデーモーニング」2023年12月24日日曜日放映

❶ 今の自民党も検察にも最大の権力を発揮する政治家

首相、麻生氏依存強まる  安倍派不在、人事で配慮 2023年12月23日 17時40分 (共同通信)
https://tokyo-np.co.jp/article/297833?rct=politics

❷ 最高裁沖縄判決 

最高裁は最大の沖縄県民差別と偏見判決。岸田首相はバイデンの後押しがあると思い込んでいるようだが、米国政府は宗主国として沖縄も日本もまとめて隷属化。メデイアは上からの恫喝でまともに意思表明できぬ同調圧力下。
「道筋が見えてきた!」
[どんなふうに?]

❸ 資本主義と社会主義

イギリスでこどもさえも過酷な労働下の時代にエンゲルスは「イギリスにおける労働者階級の状態」を執筆した。資本主義が福祉社会論を取り入れ対応。ゴルバチョフの改革はエリツインが破壊しプーチンの壊れた社会主義。資本主義国閉塞。社会主義国も将来像を提示できずにいる。



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