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【現代思想とジャーナリスト精神】

いま茨城県民が燃えている~2017年8月27日(日)知事選投票決戦~

    いま茨城県民が燃えている
~2017年8月27日(日)知事選投票決戦~


                      櫻井 智志



 候補のひとり鶴田 真子美さんは、日本原子力発電東海第二原発(東海村)の再稼働に明確に反対を表明している。「脱原発弁護団全国連絡会」の海渡雄一共同代表、「脱原発をめざす首長会議」世話人の村上達也・前東海村長、三上元・前静岡県湖西市長らが応援している。


 共産党、新社会党、緑の党グリーンズジャパン、茨城一新会(小沢一郎・自由党代表の後援会)、つくば・市民ネットワーク、とりで生活者ネットワークが推薦。鶴田さんの支援組織「いのち輝くいばらきの会」によると、民進、社民両党にも推薦を依頼している。



 福島原発事故で、県内に放射性物質が大量に飛散。つくば市や守谷市では部分的に放射線量が高い場所が見つかり、母親らが立ち上がり、役所に除染を求める動きが広がった。脱原発を願う母親らの受け皿を目指す鶴田さんの七月決起集会で、子連れの母親らの姿も見られた。



 推薦六団体のうち、新潟知事選で、原発再稼働に慎重姿勢の野党共闘候補として勝利した米山隆一知事もメッセージを寄せた。民進は自主投票。新潟でも完全な野党結集ではなく蓮舫代表個人が終盤戦に応援に駆けつけた。社民は「協力できることは協力する」という立場だ。



 鶴田候補以外では、橋本 昌茨城県知事 (現職)と大井川 和彦候補(自公推薦)の候補二人。保守分裂。橋本知事は多選批判を受け、五選目の選挙以降、政党からの推薦を受けていない。市町村議、県建設業協会、JAグループや県医師連盟、連合茨城などが支えている。

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