小さい頃から音楽というものが苦手でした。
小学生の頃、ピアノを習いに行く女の子を見ては、
別世界の人たちのことだと思っていました。
聴く音楽といえば、両親が歌っていた演歌ぐらいでした。
それでもハーモニカやリコーダーはクラスでは常に1、2番でした。
クラスの代表に選ばれたこともありました。
でも学芸会でピアノを弾いている女の子を見ては、
やっぱり別世界の人だと思っていました。
音楽の通信簿はいつも2か3でしたから。
でも中学を卒業し、山形市内の教会へ行くようになると一変します。
ギターを弾き始め、作詞作曲し始め、
合唱部と聖歌隊に入り、ほとんど音楽漬けの毎日となります。
高校時代での仲間には音楽に優れた人が沢山いて、
大きな影響をあらゆるところで受けました。
合唱部に入って初めて自分がテノールだということがわかり、
それもトップテノールという高音域を担当することになりました。
高校3年生のときは4オクターブの音域を持っていました。
自分の過去世の中で、
ジプシーのように弾き語りをしながら旅をしていたような光景は目に浮かんできます。
「魂の歌Part1」は90年代に細々と録音していたものをひとつに編集したものです。
ですから録音の状態が(いまひとつだなあ)と思うものもあります。
ピアノのミスタッチもあります。
それでもこの「魂の歌Part1」を出そうと思います。
当時の私が懸命に録音した曲ですので。
もうまもなく完成します。