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光のみちしるべ ~愛だけが現実~

私たちは皆、神様の子供。
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バリアの中での認知症介護2

2009年07月02日 11時17分35秒 | 認知症介護
昨日お会いした方が今日も同じ人であるという見方は、
ほんの少しの違いにも気づかず見逃してしまうので、
必ず昨日とは何かが違っているという前提でお会いしています。

例えばデイサービスであるならば、
昨日帰宅したあと、ご家庭で何が起きているかはわかりません。
一過性の脳梗塞が起きていたり、
転倒して打撲や骨折しているかもしれません。
まして、きちんと食事を取っているかわからない方もいます。
にも関わらず、心身の変化を見逃してしまうことが多くあります。

朝、お迎えに行ったときの表情、
歩く時の足取り、身体の傾き、
お話しする言葉、声の張り、
笑顔が消えている、
視線が合わないなど、
この他にも変化を見逃さないポイントは幾つもあります。

また昨夜からの水分補給が不十分であれば、
それなりの症状やサインが出ているはずです。
精神活動にも影響を及ぼしています。
送迎車の中でそういう症状が認められた場合、
みちしるべに到着してまず何をすべきかを考えます。
便秘や空腹状態の方も同様です。

当然、バリアの中でのケアは、
昨日と同じケアではなくなります。
昨日と違う心身状態にあるからです。

そのことがわかるようになれば、
昨日の介護と違う方法を考えて実行していきます。
しごく当たり前のことです。


つづく

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