11月も最後の日となりました。
予想外に長引く入院生活に、本人なりに焦りを感じています。
看護師さんから、「吐いても食べてみたら?」と言われても、
主治医からは、「今は無理して食べないほうがいい」と言われています。
この統一の無さに専門職としての配慮がもう少し欲しいなあと思います。
主治医は診察をして責任ある立場で言葉を言いますが、
看護師さんはご自身の経験から助言する方が多いようで、
本当に重いつわりを経験されていない方は、
いとも簡単に「食べてみたら?」、「食べたくならない?」と言います。
言葉に軽さを感じます。
このような言葉がしとりんの気持ちを焦らせます。
昨日はずっと重苦しい雰囲気が病室に漂っていました。
「私、ちゃんと産めるかな?」
「赤ちゃん、大丈夫かな?」
と不安の言葉をもらします。
特に面会時間が終わる頃になると言います。
「大丈夫!ちゃんと産めるよ!」と私は言い切ります。
そして時間が来て、後ろ髪をひかれる思いで病院を後にします。
「明日から12月だね。クリスマスと正月は家で迎えられるかな?」
「早く家に帰りたいなあ」
本人の言葉を心に刻んで夜の道を帰ったのでした。
皆様のお祈りに心から感謝します。
12月も引き続きよろしくお願いします。