東京女子医大に転院してから今日で5日。
4/7に「3日間で出産する可能性が高いです」
と言われた医師の言葉は遠い過去のように思われます。
そして4/11で30週となりました。
当面の目標であった30週です。
よくここまで耐えて来たと思います。
しとりんの頑張りは驚異的としか言いようがありません。
母子医療センターのICUには次々と分娩の方が入ってきます。
痛みにともなう叫ぶ声や赤ちゃんの産声、
医師や看護師、助産師さんたちの足音。
しとりんにはもう少し静かな環境で休ませてあげたいけど、
きっかけがあれば出産は早いと予想されているので、
病室には移らずこのままIUCの中で待機するとのこと。
子宮口は4センチに開いています。
ただ不思議なことに子宮頸管が転院時およそ16ミリだったのが、
現在26ミリに伸びているのです。
(どうしてなのか?)
陣痛の痛みが少しずつ大きくなる中、
心身の疲れも出ています。
早く産ませてあげたいけど、少しでも長くひーちゃんにはお腹にいてほしい。
そういう複雑な思いでいます。
いずれにしろひーちゃんが低出生体重児として生まれてくるのは確実で、
1日、1時間、1分でも長く胎内にいれば1グラムでも大きく育つので、
30週に到達したのはとても大きな意味があります。
この週数であれば、NICU(新生児集中治療室)で元気に育つと言われています。
そんな中、夕方大きな余震がありました。
病院も大きく揺れました。
担当助産師さんがすぐに「大丈夫ですか?」と来てくれました。
他の助産師さんたちも妊婦さんたちを回っていました。
しとりんはずっと私の手を握りしめていました。
面会時間が過ぎて帰らなければならなくなったとき、
しとりんは泣きました。
ずっとそばにいてあげられない申し訳なさ。
せつなさ。
「明日も来るからね」
黙ってうなずくしとりん。
1日1日を祈りの中で乗り越えています。
皆様のお祈りに心から感謝します。