芸術の秋だから歌舞伎のハナシということではない
けれど、ずいぶん長い間歌舞伎も観ていないなぁ。
自分の歳によっては観る側としてはかなり退屈な舞台
なのだろうけど(笑)、まあ、雰囲気も含めて
観方をちょっと変えたりするとけっこう楽しめる。
その歌舞伎役者たちのメイクや衣装は冷静に見れば、
なかなかに奇抜で飛び抜けているところが多い。
夜道で突然あんな格好の人とバッタリ出会ったら
いやだなぁ(笑)
ハナシはちょいとずれたけど(苦笑)、自転車の
カスタマイズでもちょいとハズシ系がけっこう
好きである。
例えれば『傾奇系』かな(笑)
オーナーのチカラの抜き加減などが垣間見えたり
すると、けっこう達人なのではないかと思ったり
するのだな。
実用性とか性能などは脇に置いておいて、強烈な
インパクトやオーラを放つようなカスタマイズは
かなり難しい。
ものすごいパーツを使ったり、奇抜なカラーを
まとわせれば良いというものでもない。
でも、何か佇まいとか存在理由みたいなものを
見る者に静かにアピールできるようなものがあると
とたんに輝き出すというか。
カスタマイズにも整合性とか方向性が求められると
思うし、やっぱり世の達人と言われる人たちの
それは唸らせるものがある。
そんなわけで(どんなわけだ!?)、今、自分も
MTBのフレームを流用してちょっとした傾奇マシンを
製作中なのだ。
ベクトルとしてはオンロードだけど、はて、どんな
感じに仕上げようか。
傾奇と馬鹿も紙一重のような気がするから(笑)、
雰囲気作りには注意しないとね。