セリとナズナ2 ~My Dramatic Life~ 

駆け出しデザイナーにして壮大な妄想家・セリの綴る脳内爛漫日記。

2012★キツかったこと

2012-12-30 | Weblog2
さて、

2012年キツかったこと!!



何と言っても、仕事!!!!

上司!!!!!!









・・・と言いたいところですが、


仕事はなんだかんだ言って、本当に楽しかったです。

この会社に入って、本当に良かったです。


自分が成長したのも嬉しいし、
社長はやっぱ大好きだし、
上司とはケンカしてからお互いを思いやれるようになったし、
先輩二人も面白くていい人達で、

本当に本当に、充実したデザイナー生活でした!!



来年は、もっと「プロの仕事」をしようと思います。

また「芯がぶれないデザイン」をしようとも思っています。


マジで、頑張らなきゃ!!

甘えちゃいらんないぞー!!




あ、てなわけで、

キツかったことは・・・












ノロウイルスにかかったこと












ですなwww


本当に最近です。

最後の最後に、やっちまいました。。。


しかも、会社で発病。

本当に死ぬかと思いました。



昨日の忘年会も、初めてのスッポン鍋とふぐ鍋で、

「あ~・・・食べれないかも・・・」

と諦め半分でした。

が、気にせず食べましたけどw



発病時はいわゆる「上からも下からも」ってやつで、送ってくださったレンタカーの中でもゲロゲロでした。

社内でもみんなから病原菌扱いされて、分かっちゃいたけど悲しかったですw


だって、私にポカリを買ってきてくれるとか無く、

みんなして「どう塩素消毒するか」とか話してるんだもん~w




でも、

嘔吐→下痢→腹痛→胃痛の順に良くなって、あっという間にほぼ普通の体に戻ったので良かったです。


感染原因は、多分母からです。

これはほぼ間違いなく。。。w




ま、厄払い出来たと思って流します~

てか、ノロウイルスが治ったら良いことがたくさんきたので☆^^

2012☆最もハマったもの!!

2012-12-30 | Weblog2
2012年ももうすぐ終わりってことで、色々総決算しようと思います!!

どんどん書くぞー!!






まず、

2012年に最もハマったもの!!


パッ・・・と思いついたもの!!

それは・・・












脚本家・古沢良太さん












です!!!!

ぶっちゃけ「???」だと思いますw



さて、

2012年に放送したドラマ「リーガル・ハイ」をご存知ですか?



主演:堺雅人
ヒロイン:新垣結衣
脚本:古沢良太

世間を辛口でぶった切る、裁判もののコメディドラマ。






いや~春のドラマで一番ハマりました!!

面白過ぎます!!

話題でも一番になり、ギャラクシー賞もとりました。


脚本が・・・とにかくスゴいです!!堺さんの演技も!!

あ、こう言えば分かるかな?


「ALWAYS 三丁目の夕日」
「キサラギ」
「相棒シリーズ」

などを手掛けている脚本家さんです。


頭が良い人なんでしょうね。

ストーリーがしっかりしてるから、見ていて安心するし、予想をどんどん裏切っていって快感ですw






2012年の春ドラマ「リーガル・ハイ」


ドラマ『リーガル・ハイ』 連続OP




毎度OPが変わっていって、それも面白かった~!!


とにかくどんハマりしました!!

友達にもどんどん勧めたらどんどんハマってましたwww






そして、2011年のドラマ「鈴木先生」


鈴木先生 OP




これは、現在進行形でハマってます!!

2013年の年明けに映画が公開ってことで、この年末に全話放送したりとキャンペーンを色々しています。


これも、ギャラクシー賞など数々の賞を取っています!!

「リーガル・ハイ」に負けず劣らず、辛口ストーリーで面白いです!!









このどちらも、古沢良太さんが脚本をしています。

本当にすごい脚本家さんです。


「リーガル・ハイ」はDVD-BOXを買ってしまいました。。。

ボーナス入ったしねw


鈴木先生は、来年絶対に見に行きます!!

楽しみです~><*



是非、明日もBSで「鈴木先生」は放送しますのでご覧アレ~!!

コミカド先生もスズセン(あ、どちらも先生なんだ!!)も大好き~!!

最近はこんな感じ

2012-12-17 | Weblog2
前にデートしてるって言った人は、

よくよく悩んだらやっぱ違ったので、連絡を切りました。



スッキリした!!


どんなに優しくても、中身が無い人はダメでした。

束縛する人も。

彼女に染まっちゃう人も。




ま、ぐだぐだ考えてた私に、専門の先生が渇を入れてくれたんだけど。

やっぱ経験者の言葉は素直に聞くべき。


アドバイス通りに切ったら、出会いもまあまああるわけです。

どうなるかわからないけど、胸はきゅんきゅんしてます。


同業者をパートナーにしなさい、かぁ。

難しいなぁ。


仲良くはなれるけど、そこから恋愛になりずらいのだ。

ボチボチやね。




うーん。

いつまで経っても大人になれないなぁ。

私。。。


枯れるのはやだからいいけど。

いつまでも少女気分じゃイタイしねぇ。









はー、

進展しないかなぁー(;つД`)




【短編小説】Ambition 4

2012-12-14 | Weblog2
 Ambition 【4】


 その翌日のことだった。
 放課後美術室を訪れた私の目に入ってきたのは、植物が枯れたかのようにへろへろと地べたに横たわった『願いの虹』の姿だった。「願い」の部分は、昨日乗せたときのままの美しい姿で、中心にただぽつんと立っていた。

 私は急いでカンコを呼びに走った。再び作品を前にした私たちは、高さを失った帯状のものとお互いとを、交互に何度も見つめた。頭の中が重くて白い粘土に侵食されたようだ。何一つ言葉が見つからず、口からは小さなため息しか出てこない。
 
 カンコが、「ふぁあ」と大きな欠伸をした。どのくらいの時間が過ぎたのだろう。
薄暗くなった教室の時計を見ると、針は五時二十三分を指していた。

「なんか、これじゃあ道みたい」

 ぽつりとカンコが呟いた。確かに、土台に這いつくばった虹は、左から右へ少し傾いた道のように見えた。
「私たちにウエディングケーキは、まだ、少し重かったのかも」
 そう言うと、カンコはサッと私に顔を向けた。
「もう、何言ってんのよ。虹には乗らなかったけど、道にはドーンと乗ってるじゃない。道から外れてないんだから問題なし。これからよ、これから」

 美術展まであと三日。作品名は『願いの虹』から『Ambition』へ。
願いはまだかけない。野望として、自分の手で掴むことができる限りは――。



〈文字数 3,633文字〉











どうもありがとうございました。

お疲れさまです。


最初から最後まで読んだ人、果たして何人おるんかな?

これが、大学のときのゼミの課題です。




さて、

ゼミの課題の「共通テーマ」ですが・・・お分かりになったでしょうか?




「道の上のウエディングケーキ」




が、お題でした。じゃじゃじゃーん。


さすが小説家の先生。

一筋縄ではいかないお題でございました。



当時、この課題に対しての同期の作品には「大人の恋愛」を描いたものが多かったです。

気だるげな表現も多々みられました。

みんな、自分に酔って小説を書いてましたねw(かくゆう私も、ですがw)



いきなりウエディングケーキを出してから物語を広げる人。

ハードボイルド小説として仕上げた人。

コーヒーの香りと共に物語を進行させた人。


色々ありました。



そんな中、ウエディングケーキとは無縁に感じられる「高校」「青春」をテーマにしたのは私だけだったと思います。


みなが本物のケーキを物語に出す中、「粘土」で制作。

コーヒーなどの香りを描く中、キムチ味のカップ麺登場。(ゼミ中から「キムチ臭い!!」と大不評)

しかも、結果論的に「道の上のウエディングケーキ」に見えちゃった・・・というオチも、私だけでした。



「ストレートで安易な表現の小説は書いてやるもんか」と試行錯誤した結果です。

しかし、「じゃあ私がリアルに書けるのはなんぞ?」と悩んだ末、特別な時期の「17歳」を切り取ってみることにしたのでした。


もちろん私は高校時代、美術部でした。

美術室、準備室、グラウンドの描写など、私の高校を思い浮かべながら描きました。






いやはや、

懐かしくて、なんだかトッチ狂ったことをしたような気もします。

が、気にしなーいw



また、小説を書きたくなりました。

思い立ったら書いてみます。

【短編小説】Ambition 3

2012-12-14 | Weblog2
 Ambition 【3】


 『願いの虹』の「願い」の部分はカンコの担当だった。ちまちまと指を動かしている彼女によると、「願い」の部分は私たち二人のアイデアを上手く組み合わせたものになっているという。夏休みにデザイン画を考えているときには、どうしても何を「願い」に置くかが決まらず、結局お互いに好きなものをリストアップしカンコが後々まとめるということになった。
 出来上がってきたものを見る限り、それは三段のウエディングケーキであるらしかった。カンコの願いは「愛」で、私のからは「甘いもの」がチョイスされたようだ。なるほど、上手く表現されている。丁寧に丸められた、愛らしいバラの花を身に纏ったケーキは、あと数日で出来上がるだろうと思われた。

 作品の締め切りまであと四日と迫った日、柔らかなアーチを描いた虹がついに完成を迎えた。虹の七色は、直径3センチ程の棒状の粘土を七つ、一列に並べてくつけ帯状にすることで表現した。そのぽこぽこと丸みを帯びた赤褐色の表面は、水を付けた手のひらで何度も撫で、ツヤツヤとした滑らかな質感に仕上がっている。
 カンコが丹念に作り上げたウエディングケーキは、二人でゆっくりとてっぺんに乗せた。あとは土台を華やかに飾るのみである。カンコも私も、乾いた粘土が張り付いてボロボロになった手を打ち合わせて、あたかも作品が完成したかのように騒ぎあった。

「ねえ、運動部の午後練って五時からだよね?」
 散々喜び合った後、ぐったりした体を机に預けたまま私は言った。
「多分そうじゃない?」
 カンコは頬杖をついて『願いの虹』を見つめている。唇が微かににやついていた。
「明日の放課後、これ、見せてもいいかな?」
「虹だって分かるかねえ、あいつに」と、カンコはいたずらっぽく笑った。

 気がつけば、美術室には私たち二人だけしか残っていない。窓を閉めようとして外を見ると、ライトアップされた校庭ではまだサッカー部の練習が続いていた。
一人一人目で追っては見るものの、視力があまり良くないのと辺りが暗いせいで23番を見つけることは出来なかった。そんなことをしているうち帰り支度を済ませてしまったカンコに急かされ、早々に美術室を後にした。



【4】へつづく