DOX diary

DOX FIELD の日々色々
パピーの紹介、ニューグッズのお知らせ、DOX主催のイベント等も告知します!

"感謝祭" ご来場ありがとうございました!

2013-02-25 08:44:06 | 日記
キャベツ畑が "夕陽が丘" に変貌を遂げたのは
雑草バスターズはじめ、多くの方々に汗を流して頂いた成果だ。
その一部をトレーラーハウス・ヴィレッジに使わせて頂く結果となり、
そうした感謝の気持ちを込めて村人から感謝のランチが振舞われた。

特に参加お申込みを頂かなかったし、昨日は東京マラソンが重なり、
村人の方々も食材の量などに戸惑われたと思う。
しかし、準備が整う頃には多くの方々にご来場いただいた。
村人を代表してご来場にお礼申し上げると共に、
心のこもったランチをご提供くださった村人の皆様に感謝申し上げる。

詳細はSouthern Valley 徒然話をご覧ください。


" ミュンヘン通信" 最終回

2013-02-19 07:07:08 | 日記

以前、テレビ番組の制作会社の取材を受けたことがある。
「江戸時代にイタグレが日本に生息していた」~というもので、
一瞬ではあるが DOX アイドルのキナ子を登場させて頂いたことがある。
私たちが知りうる「イタグレの歴史」はほんの一辺でしかない。
もっと大昔は、多くの外国人や外国産の動物・植物.文化が日本にも乱入していたに違いない。

イタリアングレイハウンドの歴史については様々な文献と解釈があるが、
「起源はエジプト・ギリシャ周辺の地中海沿岸。
中世の時代にイタリア人が持ち帰り上流社会のマスコットになる」

~と言うのが通説。
過去には何度もDOX のメンバー様がイタリアでイタグレのルーツを追ったりしたが、
絵画や物語を発見なさったことはほとんど無い。
資料的な物は地中海沿岸の地域に集中していて、
特にボンベイの遺跡からは「これはドウ見てもイタグレでしょう!」
と言った「物件」が多い。

" DOX of Italiano" の "イタリアーノ" とは、
「ピッコロ」と並んでイタリアでのイタグレの愛称だが、
私としては呼称を「エジプタリアン・グレイハウンド」とかにして欲しかった。
でもそれでは解りにくいので、半ば妥協も含めて "イタリアーノ" を付けている。
しかしながら半分は、「流行らせたのは、種族を残してくれたのはイタリア」~と、
イタリア人に敬意も表しているので "イタリアーノ" に違和感は無い。
私の描く DOX の看板などに使われるゴールド・ブルー・白&黒の色彩は、
実はエジプト絵画の色彩にインスパイアされている。

長期ご出張も終わりに近づき、
ドイツ & ヨーロッパでの「イタグレのルーツ」に火がついたルカ&エマのパパ。
遠く日本から離れた地でも、何か目的(気になること)が有っての散策は羨ましい。
そして " ミュンヘン通信" の最終回を頂いた。

以下原文のまま。



最後の追い込みで、ミュンヘン市内にある、アルテピナテコーク(中世からルネサンスの絵画中心)、
ノイエピナテコーク(印象派含む近代絵画)、それから、グリプトテーク(ギリシャローマ彫刻)、
ギリシャ美術博物館の四ヶ所に行ってきました。

そしたら、いるいる!どの時代の絵にも様々種類の犬とともにイタグレらしき犬が描かれている。
中には、イタグレ特有の眉間のシワまで描かれているものも。
さすがにアルテ/ノイエの絵画は写真を撮れないので、絵葉書を購入。
ギリシャ美術博物館は写真オーケーでした。
写真は、紀元前四世紀の壺に描かれたイタグレらしき白いワンちゃんを、
横から斜めから撮影したものの一枚です。

肝心のローマ彫刻の中には、近いのはあったが、ズバリはなし。
こうなったら、本場のローマやポンペイの遺跡まで行って探してやる!ってな興奮状態に。
ルーベンスやルノワールそっちのけで、イタグレ探しに熱中してしまった美術館めぐりでした。

近代になって英米のブリーダーが、半ばはこじつけで「イタリアン」グレーハウンドと名付けた部分もあるのでしょうが、
やはり根拠がないわけではないのですね。ギリシャローマ時代から多くの絵に描かれているのですから。
何事にも物語性が必要です。イタリアングレーハウンドと名付けてもらったワンちゃんたちの何と幸運なことよ!

では。

ルカ&エマのパパ

ミュンヘン通信

2013-02-15 07:48:27 | 日記
ミュンヘンへご出張中のルカ&エマのパパからお便りが届いた。
どちらにいらしてもイタグレに関して敏感でおられ、
度々興味深い逸話を送ってくださる。
待望のご帰国も近く、まずはお身体をご自愛ねがいたい。

以下、原文のまま。

ボス様、

いよいよ2年半のドイツでの単身赴任を終え、今月末に帰国となりました。
今週末に、ミュンヘンから140キロほどのところにある、レーゲンスブルクに行ってきました。
そこで、アル美ちゃんとはまた違った趣の、イタグレ置物さんに出会いました。

ミュンヘンから北東へ140キロほどのドナウ河沿いの街、レーゲンスブルクに行ってきました。
ここで又々イタグレの置物に遭遇して驚いた!
けれど、この街と「イタリアン」グレーハウンドは、二千年も続く深いけれど自然な関係にあるのです。



レーゲンスブルクは、ケルンやウィーンと同様、
古代ローマ人が、ライン河とドナウ河沿いの「国境」に築き入植した街の一つで、
嘗てはローマの重要都市でした。ローマ滅亡後も、
ローマ文化の継承者と考えられていた神聖ローマ帝国が、
17世紀から19世紀まで帝国議会を置いていたことでも有名です。
現在でも、街並みや人々に、ドイツなのにローマ的即ち「イタリアン」な雰囲気を感じるのは、そのためでしょう。
同じような理由で、池田理代子さんがこの街を舞台に「オルフェスの窓」を描いたのだと思います。



お店のご主人が写真の「イタリアン」グレーハウンドを仕入れたときも、
ご先祖様に導かれるように、自然に選んだことでしょう。

ところで、この置物、前足と後足が一直線のカイ君座りしています。
カイ君は、古代ローマから綿々と伝えられてきた正統な座り方を、見事に受け継いでいるのですね。

では、また。
ルカ&エマのパパ





毒イチゴ

2013-02-09 18:33:22 | 日記

DOX FIELD "Southern Valley" のイベントでお馴染みの
キャンドルアーチスト "タカハシナオ" さん作

la fraise empoisonne'e -毒イチゴ-
1,500円(税込)

中の植物由来100%のパームワックスをパラフィンワックスでコーティング。





Southern Valley 徒然話も更新しました。