byAlex E. Proimos
毎分毎秒、リアルタイムでドンドン消費されていく石油の量と、石油の産出量が最大となり、それから先は産出量が減少していくとされる「石油ピーク」までの期間を表した時計です。
東日本大震災による福島第一原発の事故で電力供給量が低下し、休眠していた火力発電所の稼働が再開されることになるなど、石油燃料には再び注目が集まりつつありますが、すさまじい勢いで増えていく石油の消費量を見ていると、これから先のエネルギーの行方について考えてしまいます。
時計の詳細は以下から。
This Peak Oil Clock is Absolutely Terrifying : TreeHugger
これが「石油の消費量と石油ピークまでの期間を表した時計」です。
ここでは、今日までに世界中で消費されてきた石油の積算量が表示されています。なお、数字の単位はすべてバレル(1バレル=約159リットル)となり、現時点ではトータルで77億2931万890バレル(約1兆2289億6043万リットル)が消費された計算に。
「Today」は、本日中に世界中で消費された石油の量を表しています。つまり、1日に消費される石油は5439万8890バレル(約86億4942万リットル)ほどになるということです。
「Since Arriving」は、この時計を読み込んでから現在までに消費された石油の量を表しているというわけです。
また、このように石油ピークまでどれほどの時間が残っているのかを日数や時間で表しています。現時点では、およそ398日(1年と1ヶ月ほど)で石油の産出量が頂点を迎えるようです。
太陽光発電や風力発電、地熱発電などのクリーンエネルギーが火力発電に代わるエネルギーとして注目を集めていますが、石油はエネルギーのみならず、さまざまな製品の材料としても不可欠な存在であるだけに、改めて石油について考えてみる良い機会かもしれません。
from GIGAZINE 2011年04月03日 Posted by darkhorse_logj
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