なんとこの動きはヨドバシカメラに限っただけでなく、さまざまなところに波及しており、このままだとApple製品を購入できる通販サイトはごくわずかになる可能性も考えられます。
今回、Apple製品の扱いを終了したことを発表した「ヨドバシ・ドット・コム」のiPodカテゴリ。4月26日11:00現在、各商品にAppleの意向により通信販売を行うことができなくなった旨が掲載されており、今後は店舗受け取りでの注文のみ(来店できない場合は購入不可)とされています。
日本最大の家電量販店の通販サイト「ヤマダ電機WEB.COM」ではiPodはすでに取り扱い製品リストに無く、iMacをはじめとしたApple製のパソコンすべてが「売り切れ」表示に。
ビックカメラの傘下、ソフマップの通販サイト「sofmap.com」でも全商品が「在庫切れ」となっており、店頭受け渡し専用商品である旨が記されています。
ちなみにどうしてAmazon.co.jpがApple製品の通販を継続できるのかという理由についてですが、Appleはアメリカで自社製品をインターネット経由で販売する事業者を認可する制度を導入しており、認可された事業者のリストにAmazon.comが入っているからではないかと推測されます。なお、日本では同様の制度は導入されていません。つまり、価格.comでApple製品を販売している数社は在庫限りということなのでしょうか……?
もし今後、Appleの日本法人がアメリカと同様の制度を導入する方針なのであれば、必然的に従来よりも少数の店舗しかApple製品を扱えないようになり、価格競争が発生しなくなるため、他社製品のように「オンラインで安価に販売している店舗を探して購入する」といったことが難しくなる可能性も考えられます。
Posted by darkhorse_loga