怠け者のいいわけ

　「ママ、どこ行くの？」

　「子きつねさんとこ。遠いからね、セガレ。電車いっぱい見れるよ。」

　「でんでん。でんでんでんでんでん。」

　最近、電車と車の区別がつくようになったセガレ。電車に大興奮です。

　片道約２時間、往復ともぐずらず泣かずのご機嫌さんの旅でした。

　

　友人の子きつねさんチには３ヶ月になるベビちゃんがおられます。

　炎天下の中、最寄り駅まで二人で迎えに来てくれました。

　お昼をご馳走になり、いつもどおりベラベラしゃべっていると・・・

　ベビちゃんは控えめに控えめに泣いて訴えます。

　セガレはエラそうにエラそうによそ様のお宅を荒らしていきます。

　セガレは近所の同級生にもあまり絡まない方なので、ベビちゃんにも無反応でした。

　１人であーでもない、こーでもない、と子きつね宅を荒らしておりました。

　ベビちゃんはもうすぐ首が完全にすわりそうで、寝返りももうすぐ？ってぐらいです。

　子きつねさんの出産予測はコチラです。

　私の予測は結構当たっていたそうです。

　そして「普通分娩フルコース」だったそうです。

　多くの出産話を聞いてきましたが、ここまでフルコースは初めてです。

　子きつねさん、ベビちゃん、お疲れ様です。

　そして、子きつねさんからおもしろいマンガを借りました。

　「赤ちゃんのドレイ。」

　という育児マンガです。

　家に帰ってから笑って一気に読みました。

　ノーリアクションで有名なダンナも笑って読んでいました。

　作者の育児をマンガにしたのですが、この作者さんは帝王切開で出産し、

　マンガの中で主人公の赤ちゃんが「ワタシ、産道通ってないしぃ、ツライことやってらんない」

　ってセリフが何箇所かあるんですよ。

　なんかね・・・それを読んだ時、

　「セガレ、アンタもそう思って生きてないかい？」

　と思ってしまったわけですよ。

　「食わせろ。」と言わんばかりにスプーンを私に差し出したり、

　お茶を飲むのもたまにコップ（まぐまぐ）を持たずにズズーーと飲んでいたり、

　自分で取れる場所にあるオモチャすら「取れ」と指図したり、

　なんか、コイツ、怠けもん？って最近思ってたんですよ。


　ゆ・る・さ・ん・！


　産道を通っていないなんて理由にならんぞ、セガレ！

　これからは不便な場所にオモチャを置いておくことにする！

　ご飯ももう細かくちぎるのはやめる！（喉詰まるって）


　そんなこんなでセガレとベビちゃんツーショット



　ベビちゃん、またねー♪また来るねー。

　

　ＰＳ　子きつねさんへ

　どうも、お邪魔しました。

　今回の約束をメールでやりとりしているとき

　「子きつねさん、水ナス好き？」

　なんて、いかにも水ナスを手土産に持っていきそうな質問をしておきながら

　持って行かなくてすみません。

　さぞや肩すかしにあったことでしょう。

　お邪魔する２日前まで覚えていたんですが、

　前日にはすっかり忘れていたのです。

　最近、そういうの多いです。