没収！

　セガレの大事な大事なコレクション

　

　テーブルにズラッと並べてました。

　いつの間にかこんなに大量の電車電車電車…。

　エエとこの子のような量です。

　「セガレ、ビスタカー欲しいねん。」

　「ふ～ん。ほな、また誕生日になっ。でもセガレの誕生日まだまだ先やわ。

　次の誕生日はママ、クンクン。それからパパやもん。」

　「セガレ、ハッピーバースデーくるねん！ビスタカー欲しいねん！」

　「う、うん、だからずいぶん先やで。」

　

　そんなセガレの大事な大事なプラレール。

　私とクンクンにとってとても厄介な存在です…。

　「プラレールで遊ぶ」でも色んな遊びがあるようで、↑画像のようにひたすら並べることもあれば

　中間車両を延々と接続して長い長い電車を作ることもあります。

　メインの遊び方は町並み風レイアウトにして遊ぶ、というオーソドックスなものですが、

　その中でもグルっと一周作ってその中でトンネルや線路、駅をセットしていくパターンと

　延々とレールを延長させていくパターンとあるようです。

　この中で私たちが厄介だと思っているのが町並み風レイアウト。

　特に延々延長レールバージョン。

　なぜならリビング～ダイニングをすべて占領するから。

　そしてクンクンに触られたくないからベッドに寝かせておけ、ママが抱っこしておいて、と注文をつけるからです。

　そして激しく散らかる。

　クンクンに触られたくないのは理解できます。

　だったら…と思ってリビングとダイニング部分をベッドやファンヒーターで仕切り、クンクンが入れないようにしてみると

　やはり一人だけ隔離された気分になってどうも気に入らない様子なセガレ。

　そしてクンクンがプラレールに近づくだけでクンクンに危害を加える→ニコスケ怒る

　という毎日が続いています。


　んが、昨日、プラレールを取り上げました！

　朝、起きるなり延々レールを延長させ、電車遊びしていたセガレ。

　出かける時間になり「片付けよう」と言っても片付けず、いつも私が片付けるというパターンなのですが、

　今日はセガレも早く出かけたかったので「早くお出かけするの！」と言いました。

　じゃあ片付けてよ、片付けなさい、片付けようよ。

　と、言っても「ママ片付け～。」と言って何もしません。

　それどころか片付けてる中身を出してきます。

　何度も言い合いをし、やっと片付けようと動き出したと思えば、つなげている線路や出している電車をグチャグチャ！としただけでした。

　その上「早く出かけるの！」

　ムッカ～～！

　「お片づけできへんのやったらもう直すよっ！いいの？」

　「いいの。ママ片付けて。」

　「もうプラレールいらんねんなっ？」

　「いらんのー。」

　「そーか、そーか。よ～～くわかったわっ！」

　そう言って電車とレールを入れているそれぞれ２箱を２Ｆへ持って上がり、子供部屋ではなく寝室のクローゼットの中へ隠しました。

　１Ｆに戻り、クンクンを抱っこし、

　「セガレ、お出かけするで。お出かけから帰っても電車はないよ？いいね？」

　「うん、いいのー。」

　
　そうしてお出かけから帰った夕方、セガレは特に電車を要求してきません。

　・・・お、おもしろくないな。

　
　今日の朝も何も言ってきません。子供部屋に置いているトミカ（車）で遊んだり、最近は遊ばないオモチャで遊んだり。

　しかし昼頃、「ママ、電車どこ？」と聞いてきました。

　「セガレ、昨日片付けせんかったから直したよ。」

　「電車どこよ？」

　「だからもうお片づけしないから捨てたかもね。」

　「どこよ？電車どーこーよぉぉぉぉ！うわぁぁぁぁ～～ん。」

　「ＫくんやＭちゃんにあげちゃおうかなぁ～？」

　「ダメよっ！捨てちゃダメ！あげちゃダメなノォォォ！うわぁぁぁぁ～～ん。」

　「セガレ、電車なんでなくなったかわかる？」

　「うわぁぁぁぁぁ～～～～ん。」←もう聞いてない。100%自分は被害者です、ってカンジ。


　「お片づけ」ができる年頃ってのがどのくらいなのかわかりませんが、

　セガレって一時期できてたのよねぇ。

　反抗期が来て全くしなくなったので、なんだかムカついちゃって。

　ガンコな母は今日は出しませんでした。