セガレが報告したとおり、1月末から父が入院しました。
父は一人で検査結果を聞き、その日から入院になりました。
一旦帰宅し、準備をして私とセガレが病院まで送りました。
去秋の健康診断で再検査という結果になった時点で最悪こうなるだろう、と思っていました。
父は64歳。
今まで手術や入院もしたことがなく、大怪我もしたことがなく、
点滴すらしたことがなかったそうです。
初めての手術、初めての入院、初めての点滴。
そして初めての大病。
精神的に滅入り、動揺していました。
入院したその日から手術まで絶食で、点滴も腕から入れるのではなく
鎖骨あたりにカテーテルを通して栄養を入れていました。
翌々日、兄と先生の話を聞きに行きました。
病名:大腸がん
先生の話ではステージ2、あるいはステージ3の前半だろう。
CTや他検査で見る限り転移はしていない、手術すれば十分治るであろう。
とのこと。
私は先生の話を聞いて安心しました。
しかし「がん」と診断された父は先生がどれだけ安心させる言葉をかけてもショックです。
そりゃあ、そうでしょう。
長期入院や手術を経験している私ですが、病気にはなったことがありません。
父の気持ちを心底理解するのは無理だと思います。
「ほら~!先生も大丈夫って言ってるやろー?そんな暗くならんでよー」
なんて軽々とは言えません。
だから超ネガティブな父が
「このフロアはガン病棟や。」
「末期ガンの人は海側の部屋にしてくれるんや。」(父の病室は海側)
「先生はステージ2か3って言ってるけどな、あれはウソや。そういうのを甘く言う先生や。長く生きてたらわかるんや。」
「もうムリやから手術日がすぐに決まらんのや」
などなど言うのを、
なんでやねん!誰がガン病棟って言ってたんや。
りくのすけさんのお母さんだって隣の隣の病室に入院してるわっ!
私ら家族にもガンの進行度をウソつくんかい!医者は!!
と激しい突っ込みを入れるわけにもいきませんでした。
精神的なダメージは本人にしかわからないと思う。
でもできるだけわかろうと思うし、わかりたい。
ムスメなりにダメージを受けているし。
頼りになる人だってお父さんだって私だって他にあんまりいないし。
でも、ね、お父さん。
鎖骨らへんに入れたカテーテルを入れる時に30分以上かかってそれはそれは痛かった、とか
絶食がツライ、とか
部屋が寒くて仕方ない、とか
術後のドレーンが痛い、とか
麻酔のつらさ、とか
傷口の痛み、とか
肉体的な痛みや辛さを熱く熱く語るのはもう少し控えてください。
えっ?それくらいガマンして聞いてやれ、って??
えぇ・・えぇ・・。
私だって入院したり手術した時痛がりましたよ。
みんなに痛みを聞いてもらいましたよ。
ブログでも語りましたよ。
「痛かったんやね~。辛かったやろ~。」
ってみんなに言ってもらいましたよ。
一人を除いて、ね。
骨折入院の時、まだ病室にも入っていない担架の上で寝かされてる私の耳元で
「お前の会社、労災入ってるか?」
って真っ先に聞いてきたの誰でしたっけ??
入院中、寝たきりで好きな食べ物も食べれないのを嘆く私に
「アホか。食い物ぐらいで嘆くな。普段食べすぎなんやしちょうどええ。」
と笑って言ったの誰でしたっけ??
出産前の正月に「産むの痛いんかな~。あ~コワイなぁ・・・。」とナニゲに言っただけなのに
「ナニを言ってるや。女の役目やろ。痛いとかコワイとか言って情けない。役目を果たせ。」
と大臣なら辞任もんの発言したのは誰でしたっけ??
産後、子宮収縮剤の点滴中の痛みに
「それくらいガマンせえ。」
って言ったの誰でしたっけ??
それにね、手術前にいきなり痛風になって足が痛くなったみたいだけど、
私の顔を見た途端、
足を引きずるのが大げさになったのを見逃してませんよっ!!
父は一人で検査結果を聞き、その日から入院になりました。
一旦帰宅し、準備をして私とセガレが病院まで送りました。
去秋の健康診断で再検査という結果になった時点で最悪こうなるだろう、と思っていました。
父は64歳。
今まで手術や入院もしたことがなく、大怪我もしたことがなく、
点滴すらしたことがなかったそうです。
初めての手術、初めての入院、初めての点滴。
そして初めての大病。
精神的に滅入り、動揺していました。
入院したその日から手術まで絶食で、点滴も腕から入れるのではなく
鎖骨あたりにカテーテルを通して栄養を入れていました。
翌々日、兄と先生の話を聞きに行きました。
病名:大腸がん
先生の話ではステージ2、あるいはステージ3の前半だろう。
CTや他検査で見る限り転移はしていない、手術すれば十分治るであろう。
とのこと。
私は先生の話を聞いて安心しました。
しかし「がん」と診断された父は先生がどれだけ安心させる言葉をかけてもショックです。
そりゃあ、そうでしょう。
長期入院や手術を経験している私ですが、病気にはなったことがありません。
父の気持ちを心底理解するのは無理だと思います。
「ほら~!先生も大丈夫って言ってるやろー?そんな暗くならんでよー」
なんて軽々とは言えません。
だから超ネガティブな父が
「このフロアはガン病棟や。」
「末期ガンの人は海側の部屋にしてくれるんや。」(父の病室は海側)
「先生はステージ2か3って言ってるけどな、あれはウソや。そういうのを甘く言う先生や。長く生きてたらわかるんや。」
「もうムリやから手術日がすぐに決まらんのや」
などなど言うのを、
なんでやねん!誰がガン病棟って言ってたんや。
りくのすけさんのお母さんだって隣の隣の病室に入院してるわっ!
私ら家族にもガンの進行度をウソつくんかい!医者は!!
と激しい突っ込みを入れるわけにもいきませんでした。
精神的なダメージは本人にしかわからないと思う。
でもできるだけわかろうと思うし、わかりたい。
ムスメなりにダメージを受けているし。
頼りになる人だってお父さんだって私だって他にあんまりいないし。
でも、ね、お父さん。
鎖骨らへんに入れたカテーテルを入れる時に30分以上かかってそれはそれは痛かった、とか
絶食がツライ、とか
部屋が寒くて仕方ない、とか
術後のドレーンが痛い、とか
麻酔のつらさ、とか
傷口の痛み、とか
肉体的な痛みや辛さを熱く熱く語るのはもう少し控えてください。
えっ?それくらいガマンして聞いてやれ、って??
えぇ・・えぇ・・。
私だって入院したり手術した時痛がりましたよ。
みんなに痛みを聞いてもらいましたよ。
ブログでも語りましたよ。
「痛かったんやね~。辛かったやろ~。」
ってみんなに言ってもらいましたよ。
一人を除いて、ね。
骨折入院の時、まだ病室にも入っていない担架の上で寝かされてる私の耳元で
「お前の会社、労災入ってるか?」
って真っ先に聞いてきたの誰でしたっけ??
入院中、寝たきりで好きな食べ物も食べれないのを嘆く私に
「アホか。食い物ぐらいで嘆くな。普段食べすぎなんやしちょうどええ。」
と笑って言ったの誰でしたっけ??
出産前の正月に「産むの痛いんかな~。あ~コワイなぁ・・・。」とナニゲに言っただけなのに
「ナニを言ってるや。女の役目やろ。痛いとかコワイとか言って情けない。役目を果たせ。」
と大臣なら辞任もんの発言したのは誰でしたっけ??
産後、子宮収縮剤の点滴中の痛みに
「それくらいガマンせえ。」
って言ったの誰でしたっけ??
それにね、手術前にいきなり痛風になって足が痛くなったみたいだけど、
私の顔を見た途端、
足を引きずるのが大げさになったのを見逃してませんよっ!!
先生がおっしゃる通り手術がうまくいって無事治ることお祈りしています。
それにしてもつらい気持ちや痛さって実際自分が同じ状況に置かれないと本当には理解できないもんですよね。
ニコスケさんもここはぐぐっと過去のお父さんの暴言?は目をつむって優しくしてあげて下さい。
本当、早くよくなって下さいね。
娘に甘えてかわいいお父さんやん!
早く治りますよーに!!
うちのお母さんはがんはがんでも末期がんじゃないのにな。てかお父さんもな。聞く耳もたないってのが一番周りがしんどいよな。
辛い思いを我慢できなくなって語るのはいいけど、
熱く熱く語られるのも確かにしんどい。。。
一番しんどいのは病人本人ってのもわかるけども。。
親父ってのは娘に甘えるんやろうなぁ。
うちの親父もたかが風邪やのにめっちゃ訴えてくるからな!お母さんはめっちゃしんどい時しか言わないから余計に腹立つ時あるでー。
でもお父さん、早く退院できたらええのになぁ。
私の母親は乳がんだったんですが、おそろしく気の強い人なのに、涙をうかべては遺書らしきものをしたためておりました・・・。
無事生還しましたけどね。
でも人生を見つめなおしたり、人の痛みが分かったり(もう同じことはいわれないはず?)するんでしょうね~これからは。
あ、でも母親は気の強い人間のままでしたけど(^_^;)
病気になると人恋しくて甘えたいので、愚痴をはける娘はありがたい存在なんでしょうね~。
親孝行です。
早く退院して、今のことを散々つっこめるぐらい元気になるといいですね(^^)
お父さんの手術、うまくいく事を祈ってます!
お父さん、大変やな…、ガンって聞いたらやっぱり怖いから、お父さんもいろいろ不安なんやろな。ここはぐっと堪えて優しく聞いてあげりな。うちの父も痛みを訴えていたわ。男の人って痛いのになれてないようやね。
早く治るといいね。
分かって欲しいですよね…。
もちろん、聞いた時のショックはすごい大きいけど。
私も身近な人がそうだったので、一時的にはすごく
ショックを受けました。すぐに「死ぬかもしれない」
という考えには至りませんでしたが、
癌の場合はその後の「転移」や「再発」の方が心配で、
実は今もそういうことを考えることがよくあります。
男の人は、ほんと痛みとかに弱い人が多いし、
出産とか大イベントがあったわけでもないから、
やっぱり不安が大きいんでしょうね。
やんわりと支えてあげてくださいませ。
って、ニコスケさんのお父様の場合は…
ニコスケさんに、恨みかわれ過ぎで無理か…?!
心配ですよね…。うちは父が胃がんで胃を全摘してます。母も乳がん初期だったし。やっぱりがんって聞くと、最悪の事が頭をよぎってしまったりして私も結構ダメージ受けました。
でも父母ともにすっかり元気ですが
早く良くなられる事を祈ってます!ニコスケさんも無理せず、頑張ってくださいね!
…祖父もがんだった、がん家系の我が家…。私は自分の身にも不安に感じてます…
想像しただけでゾゾッとするわー。
ウチのお父さんは入院した時そういやぁ何一つ弱気発言はしなかったなぁ。
手術じゃなくて放射線治療やったからかもしれんけど。
でもニコ父、今まで元気やったから知らず知らずに暴言吐いてしまってたんやろうけど今はそんなこと思い出す余裕もないんやろうね。
セガレの顔を見せてあげてるだけでも十分励ましになってるんじゃないかな?
家族に病人が出ると言うのは、どんな病気でも多かれ少なかれ大変なものですよね。
健康診断で引っ掛かったのは初めてだったんでしょうか?
まめにお見舞いにいってらっしゃるなんて偉いです。いろんな訴え、聞いてあげてるんですね。
以前のニコスケさんがケガしたときのことを思い出していたら、そのときのお父さんの台詞が出てきたので笑えました。(不謹慎ですね、ごめんなさい)
仕事の立場じゃなく、自分の親だったら、過去に浴びせられた暴言について、そのまま言ってやります。「あのときのこと、忘れてないぞ!」ってね。
今は、病状をはっきり本人にも告げるのが主流ですし、お父さん、何とか病気を治すほうに気持ちを切り替えていただけるといいですね。
あの時言っていたネガティブ発言は嘘のように元気になりますよ、きっと。
セガレくん、おじいちゃん応援してあげてね。