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大事なデータは、必ずバックアップを取ってください!

仕事で使用している、外付けハードディスクが開かなくなったので、調べて欲しい・・・とご依頼がありました。

ディスクの状態にもよりますが、どらともは、データー救出の専門会社ではないので、取り出せるかどうかは、わからないとお答えし了解をいただいた上でお伺いしました。

USBの外付けハードディスクで、2TBの容量でした。データは7割・・・つまり1.4TBくらい入っているとのことでした。
お客様のパソコンで確認させていただくと、パーティションは認識してるものの、中は全く見えない状態でした。
パーティション情報が壊れているような感じでした。

お預かりしました。

まず手持ちのハードディスクにクローンを作成し、そのクローンディスクで検証を行います。
しかし・・・ハード的にクローン作成を行ったのですが、読み取れないセクターが大量にあり、途中で止まってしまいます。
もう一回試しましたが、状況は同じでした。

とりあえず、不完全な形のクローンディスクを、ファイル復元ソフトで復元を行ってみました。すると20GB程度のファイルは取り出せました・・・しかし、元々1.4TBくらいのデータが入っていたとのことでしたので、全然ダメです。

どらともでは、ここまでが限界と判断し、とりあえず状況の説明と、取り出せた20GBのファイルを持ってお伺いしました。
取り出せたファイルを確認していただきましたが、やはり不足しているそうです。

そうすると、専門のデータ取出し業者に依頼することになります。
データ取出し専門の業者であれば、より多くのデータを取り出せる可能性が高くなりますが、その費用も高くなります。

お客様は・・・費用がどれだけかかっても、取り出したいとおっしゃっていました。

大事なデータは、必ずバックアップを取るようにしてください。例えば、パソコン内に保存している場合は、そのバックアップを外付けディスクに保存する。外付けの共有ディスクなどに保存している場合は、日時処理などでその共有ディスクのバックアップを別の外付けディスクに保存する。
極端なことを言えば、保存するデータ容量が小さければ、パソコン内に保存した大事なフォルダーを、USBメモリーにも保存することで、ちゃんとしたバックアップになります。

お客様は、こんなに急に壊れるとは思わなかった・・・とおっしゃっていましたが、すでに5年以上使用していた外付けディスクだったそうです。
ディスク、特にハードディスクは壊れやすく、消耗品と思った方がいいです。それも突然故障することがありますので、大事なデータやフォルダーは、必ず複数個所に保存しておいてください。
バックアップ用のディスクを用意するのは費用がかかりますが・・・ディスクが壊れてデータ復旧を専門業者に依頼すると、時間もかかりますし、それ以上に費用がかかってしまいます。

パソコンや、外付けハードディスクが壊れてしまってから、データをどうしようと慌てるのではなくて、日ごろからそうなっても大丈夫なように準備しておいてくださいね。
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