ノートパソコンで、Satellite B353/25JW スペックは、Corei5-3230M 2.60GHz、メモリ8GB、HDD500GB、Windows10 64bitです。
電源を入れてみると・・・メーカーロゴのあと、暫く真っ黒な画面が続きます。うん?どうしたのかなと不安になったころに、マウスカーソルが表示されました。
さらに待っていると、やっとデスクトップ画面が表示されました。アイコンやタスクバーもゆっくり表示されています。
10分くらい待って、やっといろいろ触れる状態になったので、まずタスクマネージャーで確認してみると・・・やはりディスクの使用率が100%で貼りついています。
念のため、ディスクの状態を確認しましたが「正常」でした。
なので、ディスク(HDD)のスペック不足によるものと判断しました。
お客様には、HDD(500GB)→SSD(半導体ディスク500GB)への換装をお勧めし、了解いただきました。
メモリーは、すでに8GB搭載しているので、このままで大丈夫だと思われます。(主にメールやWordでの用途)
パソコンをお預かりしました。
この機種は、底面のネジを1つ外して、カバーを取ればディスクやメモリーにアクセスできます。
いつものように、SSDでクローンを作成しました。今回は同容量のクローン化なので、作業は楽です。
SSDへ換装後は、キビキビ動作するパソコンになりました!
よくお客様からは、何で段々遅くなっていくのか?要らないファイルを削除すれば速くなりますか?などのご質問を受けます。
いろいろな理由があると思いますが・・・その一つは
WindowsUpdateで、Windowsの更新やバージョンが上がると、必ずパソコンのスペックの要求が厳しくなっていきます。
今回のお客様のパソコンは、元はWindows8.1でした。その後Windows10へアップグレードし、最近22H2版にしたら、特に動作が遅くなったそうです。
ハード的なスペック要求が厳しくなってきているのに、パソコンの本体(ハード)自体は、そのままのスペックなので、段々動作が遅くなってしまいます。
ある意味、当然のことなのです。
一番確実なのは・・・現在のスペックの高いパソコンに乗り換えることです。
しかし、今使っているパソコンを何とか速く動作させることはできないか・・・となった場合、ディスクがHDD(ハードディスク)のパソコンの場合は、SSD(半導体ディスク)に換装することで、高速化を実現できます。もちろんメモリーも8GBは欲しいです。
最近のWindows10やWindows11は、ディスクはSSD(半導体ディスク)でないと、十分な速さで動作できないように感じてしまいます。
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