まずは今までのパソコンをネットが見えるようにしなければいけません。ADSLモデムに無線ルータの構成でした。モデムをみるとpppランプが点いておらず、リンクアップしていません。
ルーターの設定画面にログインしてみると・・・「切断」設定になっていました。これを「接続」の設定を行い・・・今までのパソコンは、ネットが見えるようになりました。
次は新しく購入されたデスクトップパソコンを無線接続します。うん？企業モデルのデスクトップです。ちょっと嫌な予感がしたのですが・・・やはり内蔵の無線機能はついていません。お客様に無線子機はありますか・・・と尋ねると、「子機が必要なのですか？」との回答
他のデスクトップパソコンを見てみると、PCIに無線LANカードが取り付けられています。今までネット関係を管理していた人がいなくなってしまい、よくわからないとのことでした。
無線子機がなければ無線接続することは不可能です・・・ので、どらともの手持ちのＵＳＢ接続の無線子機を格安にてお譲りしました。
ドライイバーやユーティリティをインストールしました。ネット管理をしていた方のファイルに、無線の設定が細かく記載されていたので、問題なく設定できました。
設定には、ＭＡＣアクセス制限を行っていることが記載されていましたので・・・ルーターにＵＳＢ子機のＭＡＣアドレスを登録しました。
では、接続設定を・・・？？？あれっ？ＳＳＩＤが見つかりません？？？ 無線ルーターとは５ｍも離れていないので電波が弱いということはあり得ません。
う～ん、残された設定書を確認してみても・・・特に問題ありません。
無線ルーターにログインして再度設定を確認してみました。
すると・・・「ESS-IDステルス機能」が有効になっていました。
この機能はメーカーによっては「ANY接続の許可」など表記がまちまちです。
原因がわかれば簡単です。
無線子機の設定でSSIDを直接打ち込み、検出してセキュリティ情報を入力、「APはANY拒否設定である」にチェックをつけて無事に接続できました。
以前ネット関係の管理をされていた方は、几帳面なかたで・・・MACアドレス制限と、ステルス機能を有効にしていたようですね。
企業様ですと、データが外部に流出すると大問題になるので、無線の設定も慎重になりますね。
