詳細をお聞きすると・・・ノートパソコンにつないで、使用していたら突然ディスクを認識しなくなったそうです。他のパソコンのUSBにもつないでみたそうですが、同様に認識しなかったそうです。
いろいろなデータが入っているそうで、何とかならないかとのことでした。
う~ん、どらともは、データ救出の専門会社ではありませんので、対応できない場合もあることをお伝えして、ディスクをお預かりしました。
ハードディスクは、2.5インチのHDDをUSB3.0に変換して接続するタイプでした。
検証用パソコンでも、全く認識しなかったのですが・・・USBケーブル(3.0用は結構太い)を少しねじったら、なんとディスクを認識しました。
この間にデータを、バックアップしました。300GB近くのデータがありましたが、まずは一安心です。
そして、ケーブルを元の状態のまっすぐに戻したら・・・また認識しなくなりました。
ケースを開けてみました。

構造的には・・・2.5インチのS-ATAハードディスクに、USB3.0に変換する基板が取り付けられています。
とりあえずこの基板を外して、直接ハードディスクをS-ATAでつないで確認してみると、問題なく認識し、ファイルなども確認できました。セクターのエラーなども発生していません。
どうも、先ほどケーブルをねじったら認識したので、USB3.0に変換する基板の接触不良か、コネクタ端子の半田剥がれのように思われました。
ただ、どらともの目では・・・小さなチップ部品の接触や半田付けまでは見えません。もし見つけたとしても、細かい箇所の半田付けはできません。
そこで、同様の2.5インチHDDをUSB3.0に変換するケースを用意して、そちらへハードディスクごと入れ替えました。
これであれば、全く同じハードディスクなのでデータの欠損はあり得ません。
新しいケースでは、問題なく認識しました。ハードディスクの障害でなくてよかったです。
USB3.0ケーブルは、結構太いので・・・・コネクタ部分に力がかかり半田剥がれや、接触不良を起こしやすいのでしょうか?
