パソコン便利屋 どらともサポート ブログ

NAS(HDL2-AA2.0)にアクセスできない

ネットワーク共有ディスク(NAS)を設置・設定させていただいた会社様から・・・朝一番で、共有ディスクにアクセスできない・・・と連絡がありました。
使用しているNASは、HDL2-AA2.0で、1TB×2個のHDDをRAID1で使用しており、毎日22時にUSBディスクへフルバックアップを行っています。
NASなどのログは、どらとものNAS管理専用アドレスへ送付されてきます。
お客様からのNASからのログを確認してみると・・・



22時にフルバックアップが開始しましたが、22時24分に「装置温度が異常です」のエラーログがあり、そのあと「システムをシャットダウンします」のログがありました。
このログからすると・・・フルバックアップが始まって暫くして、装置の温度が異常(高温)になったので、システムをシャットダウンしたと思われます。
シャットダウンした状態では、NASにアクセスできません。
高温になる原因としては、NASの冷却FANの故障(回転せず、回転速度低下)や、排気口の埃などによる塞がりなどが考えられますが、拝見しないとわかりません。
とりあえずお伺いしました。
やはりNASは電源が落ちて(シャットダウン)いました。
冷却FANの汚れや排気口の塞がりもありませんでした。通電してみると冷却FANは、正常に回転しています。
暫くするとNASが立ち上がって来て、各パソコンから正常にアクセスできました。問題なさそうです。
そうすると、何で温度異常になったのでしょうか?
一つは、夜は事務所は無人なので、窓を閉め切った状態であり、日中作業中はエアコンが効いていますが、夜は室温が高いままの可能性があります。
昨日は、岐阜でも晴れていて気温が上がりました。
もう一つは、お伺いして気になったのですが・・・NASがUPS(無停電電源装置)のすぐ横に置いてあったことです。停電しても暫くは大丈夫なように、NASなどはUPSから電源供給しているのですが、UPS自体が結構発熱します。そのすぐ横にNASがありUPSの熱の影響も受けていたかもしれません。
この条件で、22時にバックアップが開始しNASの負荷が上がり、温度異常につながったようです。
夜は無人のため、窓を閉め切るのは仕方ないので、とりあえずNASをUPSから離してUPSからの熱の影響を受けない様にしました。

今夜のNASから送付されてくるログに注意するようにし、もしまた同じように温度異常になるのであれば冷却FANの交換なども検討することにしました。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「パソコンサポート」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事