カメラをぶら下げて森林公園を散歩していたら、僕と同じくらいの年齢の男性が「ハッチョウトンボがいますよ」と教えてくれた。
「え? どこに?」指さす方向に目を凝らしても、さっぱり見えない。
指す指と地面との距離は1mくらいなのだけれど、それでも見えない。
30秒ほど、探していると、ようやくトンボらしきものが動いているのが分かった。時季外れの真っ赤なトンボ。これが、ハッチョウトンボか。
全長見た感じ3センチほどに見えたけれど、後で調べたら17㎜~21㎜とか。
日本で最小、世界でも最小の部類らしい。
不思議なもので、一度一匹でも目にすると、あとはどんどん目に付くようになるもの。これは、花でも同じ。見たい見たいと思っているうちは、なかなか見つけられないけれど、いったん目にすると、こんなところにも、あ、あそこにも、、、ってな感じで見つけられるようになる。
赤いのはオスで、これは3匹飛んでいた。
狭いところで縄張り争いをしてました。
で、メスは模様は大柄ですが、色は地味。
メスのほうは一匹しか目にすることができませんでした。
盛んに水に尾っぽを付けて産卵行動をしてました。
また、毎年の楽しみができました。
撮影 5月18日