刺激的な題名ですね。
適当で大丈夫だって。
紐やなんかで何かを縛る結び方また結びの総称をロープワークと言います。
キャンプの講習でロープワークをやる機会が多いです。
資材を買ってキツい運搬するので丁度いいから昨日写真撮っておきました。
たまにはキャンプの人みたいにロープの結び方をいくつも紹介します。
どうだたまには役立つ可能性のあることも書くんだぞ。
ヤギの飼い主の前に、キャンプの人なんですからね。
こんな感じで資材を積むとします。
これだけでもなかなか大変ですが、縛らないと荷崩れして大惨事です。
さっそくしっかり縛りましょう。
総称として「南京結び」と言われます。
トラック結びとも言われます。
ではひとつめ!
普通の南京結び。
およそ2秒以内に結びは完成する、とても良い結びです。
ロープワークは紐と紐の殺し合いと言われます。ていうか言ってます。
南京結びは、動滑車と摩擦の関係です。
軽い力で締め上げ、力を緩めてもロープが緩むことはありません。
これが南京結び(のような結び)の理屈です。
二つ目!
1つ目も2つ目もぴょこんと短くロープが飛び出てるでしょう。
その部分に二重にロープをかけています。
二重南京と呼ぶ人もいますが、これもほとんど使いません。
二重にして目が抜けないための工夫ですが、私はほとんど使いません。
1つ目の方法でヌケるような結び方はしないもんです。
2つ目は片手でも作れないし、結びをつくるのが野暮ったいです。
3秒くらいかかります。
では3つ目!
これはもうマニアックです。
ほとんど行うことはありません。
南京結び(トラック結び)は、ちぢめ結び という結びが基本です。
ちぢめ結びは、長いロープを処理する結びで、3M余るとしたら結びの長さを1Mで作るとあまりがなくなります。
つまり、ロープを3重にして長さを固定する結びです。
長いロープの場合に途中でちぢめ結びを行い、その下のアイ(輪)をつかって荷を引き締めます。
ていうか、言葉の説明は限界あるわ。
ユーチューバーになろうかな!
四つ目!
よろい結びで輪をつくって、その輪を使っての動滑車理屈です。
もうちんぷんかんぷんでしょう。
ロープの中間に輪をつくる結びを使えれば何かと重宝します。
写真は、フックのあるトラックの処理ではなく、フックの無い立ち木などに回すときの方法です。
ここまででほとんどの読者は次のネットサーフィンに移行するでしょうけど、
5つ目!
これも似たような結び方ですが、バタフライノットと言います。
日本語では蝶結びです。
ロープワークのオフィシャル表示は英語表記ってことになってますが、
日本の結びの文化は深いので英語で言うもんか、って思ってます。
しかしこれだけは、ちょうちょ結びと混同されて聞こえるのでバタフライノットと言ってます。
私の手はよろい結びを2秒以内でできます。
バタフライは形はきれいですがちょとめんどくさいのであまり使いません。
ていうか、どうしてもの場合は講習の前におさらいしないと忘れてるくらい使いませんね。
よろい結びで十分です。
二重もやい結び とか 二重8の字結び というものも中間に輪を作りますけれども
もたもたロープを二重にしてシノゴノやってられないので、その方法からの南京は必要なし。
6つ目!
これもすごい結びです。あ、すごい結びっていう名前じゃないです。
説明はめんどくさいからしません。
少しコツが要りますが、材木屋がやっているのを見て、
絶対抜けないトラック結びだっていうから教わったものです。
その日のうちに、無駄に荷を積んで練習しました。
が、ま、使わないで済んでます。
結びの名前なんか調べちゃいませんし、材木屋に聞いても「ま、南京だろ」って感じです。
体得し実用していれば結びの名前なんてどうでもいいですからね。
これで6通りの、動滑車理屈つまり南京結びができました。
たぶんここまでできて実際に使える人はほとんど居ないでしょう。
だって必要ないし!
4WDは何だってジープ!
ポータブル音源はなんだってウォークマン!
荷締める結びはなんだってナンキン!
って感じです。
で、完成品はこちら!
ガリバーを捕まえる時は私を呼んでください。
ヒマなもんで、6っつの結び全部使って無駄にがんじがらめです。
6っつも要らないので、一つだけ覚えてくだされば一生役に立ちます。
ロープワークはキングオブノットと言われる結びがあってそれが もやい結び です。
が、私はキングかよって思ってます。
実際にはほとんど使いません。
おそらくですが、ヨットの方面(海)の人々がロープ結びを広めたからそうなっているのでは。
ヨットでは確かにたくさんの結びを行いますから。
でも実際はキャンプ中にもやい結びなんてほとんどやらんです。
私も講習では「3っつも知ってりゃ十分です!」って言います。
1つ目の普通の南京結び優れているところは
・結びを作ったら片手が空く
・早く作れる
・ワンアクションで解ける
・キマると美しい
そんなところです。
優れた結びは
結びやすく
解きやすく
美しい
の3拍子が必要です。
それがそろっているのです。
しかも動滑車付きです。
より強く締める時は、南京の次に南京を重ねてフックにかけることもあります。
長いロープで寝袋干すときなんかはその理屈で3っつ繰り返すこともあります。
この記事は、ベテランには不要、初心者には難しい、丁度良いのはロープワークを覚えたくてしょうがない方、でしょうか。
理屈を知って、あとは何か見て実際に荷を締めて体得してみてください。
私も何通りも使ってみて、一番使い勝手の良い結びを選んでます。
知っている・できる
のと
使える
のは全然違いますから。
手が覚えるまでやるんです。
私なんて
動滑車の計算もできないし知らないし
テコの支点力点作用点もどこがどこだか知りませんけど
ちゃんと使うことはできます。
知識より知恵、というのは
知識のない私のような者の言い訳かもしれないぞ。
明日からリーダーシップガッシュクなので
時にはキャンプのベテランみたいなふりでもしとこうかなーって。
そんなひけらかしな投稿です。
どう?
うんざりしちゃったなら
大成功!
でもいいですか
こんな覚えても使わないんで
三つできれば十分で、十もできれば困らないでしょう。
その三つは・・・
その十は・・・
続きは講習で!