
...もう、ひと月前のことになりますが...名古屋で毎年年始に開かれている「ウクレレパフォーマンスコンテスト」なるコンペにおいて、poepoeさんでのワークショップなどにもずっと参加してくださっていた、本多とも子さんというウクレレプレーヤーが出場されました。
そいで、ぼくの綴った「月影桜」というウクレレソロ曲を演奏してくださいました...☆
それだけでも十分ありがたいのですが...ソロ部門?において、Leho賞という、素晴らしい賞を受賞されたのです!
ゆったりとしたロングトーンのヴィヴラートが、他の演奏家と違ってとっても豊かな個性となっているともさん。
ともさん、おめでとうございます!!
写真の隣に写っているのは...ぼくも昨年の夏、韓国のフェスに出演させていただいた際にしりあった、Lehoウクレレのランディさん!
演奏の際に、曲の紹介もしてくださったそうです。。
この曲は、昨年の九州での大震災の時に綴った曲。
おととし、熊本にたくさんのウクレレ仲間ができました(^-^)♫ここのみなさんから「東北での活動に」と、たくさんの寄付やご支援をいただきました。。そんな矢先に、昨年の出来事。。。
恩返しに、何かできることを、なにか。。。
そんな想いで、いてもたってもいられず、5曲入り自作チャリティCD「カバロン、いっしょにいるよ」を作って募金を募ったのですが、そこに収録したのが、その「月影桜」なんです。
震災後、熊本のウクレレチーム〜Suika、の団長に連絡を取った時に、初めてお話を聞かせてもらった、南阿蘇に実在する古い桜の巨木「一心行の大桜」そして...団長自らがそのサクラを観にいった帰り道に浮かんでいたというまん丸の、オレンジ色のお月様の景色をモチーフにして綴ったのが、この曲なんですね。
何気ない日常が一変してしまう天災。。
はやくそんな何気ない日常が...またふらっと、サクラを観にゆけるような、そんな日常がはやく戻ってきますように、そんな想いを込めました。
なかなか、曲を知ってもらえる機会って、ありそうでないもんですが...こうして記録に残り、そして大きな舞台でたくさんの方に聴いていただけて、、きっと、、、この音の揺らぎは...熊本まで、南阿蘇まで、届いたのではないかしら(^-^)☆
写真は、Lehoウクレレ〜ランディさんが送ってくれました♫
...そして、この古〜いサクラの木。この木はね、とても由来のある古木で。
その昔その地を治めていた武将が戦火に敗れた際、逃げて生き延びた家族が主を、散っていった家臣たちを弔って植え、一心に行を唱えた、という木なのだそうです。。。
実際に昨年、夏に訪れてみると...木の根元には墓石が。
そんな、地元の方しかしらないようなストーリーを、またひとつ、伝えることができるという意味でも、、偶然とはいえ...よかったなとおもっています(^-^)♫
...いつか、満開の、一心行の大桜を観てみたいものです...(^-^)♫
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます