える・どらーど

マターリ汁

二律背反

2005年07月19日 | Weblog
人間、成功するには、自己の非凡性と平凡性の認識が必要らしいです

自分は人より○○が優れているという非凡性の自負のみでは、その方面に於いての他者の協力を拒む事になったり、達成へのフローを一面的にしか見れなくなる要因となります
逆に、平凡性の自覚のみでは、何をするにも踏ん切り着かずに踏み込めません


成功例を挙げると
今から2200年前、中国で漢王朝を開いた高祖劉邦。
農民出身の劉邦はなんとか字が読める程度の学しかなく、配下に対し各分野での自己の平凡性を痛いほど認識し、軍事、政治の業務全てを部下に丸投げする一方、母親が劉邦を産んだ際に赤龍の夢を見た事や、内股に72(72は縁起のよい数字らしい)の黒子があった事などで最後まで自分の非凡な可能性を信じれたとか


まーそれがいいと言われても非凡と平凡の相反する認識を同時にゃなかなかできるもんでもないですが

「努力するからといって成功するわけではないが、成功者はすべからく努力している」この言葉の真意はこの辺にあるのかも知れませんね