える・どらーど

マターリ汁

自衛隊は曖昧だから意味を持つ

2005年07月07日 | Weblog
法を創るのは下策
法の内容を変えるのは中策
法の運用を変えるのは上策
これ、今から約2200年前に生まれた中国の法家思想の一つです。
当時の日本は弥生時代、やっと米を作り出した頃に法についての思想があるとは古代中国クオリティーテラタカス!(共産主義の癖に抗日記念館で愛国心うpとかやってる今の中国人は(´・ω・)テラショボス)



今から約2300年前、徹底した法治主義により隣国を凌ぐ国力を得た「秦」は、秦王政(始皇帝)の代で中国を統一、秦特有の過酷な法を全土に公布、違反者には厳罰を与える。
が、秦の過酷な法は各地で秦政府への反発を誘因、大規模な農民反乱(陳勝、呉広の乱)をきっかけに秦は20年足らずで滅亡、楚の覇王項羽と漢の高祖劉邦の争いを経て『漢』400年の治世に
ってここまでは歴史教科書にある話なんすが、実は漢王朝の法って、ほぼ丸々秦王朝の法を流用したものなんですよ
法制度に対する国民の不満から20数年で滅びた秦、同じ法を用いながら400年続いた漢、まさに法は運用次第って事ですよ



それを今更自衛隊を戦地派兵の為の憲法改正って、政治家が自身で無能を証明してるみたいなもの…なんだかねぇ…と英国のテロによる今後の世界と振り回される日本が不安です