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鉄分とアルコール分と・・・

趣味の鉄道関係や日々の雑感を綴ってまいります。

あすなろう白書(下)

2017年08月26日 | ノンジャンル
ナロー三昧はまだまだ続きます。
桑名からは近鉄で四日市に向かう事にします。

駅で列車待ちをしていると反対方向の特急が来ました。やっぱ、近鉄特急はこの色でないと!

四日市で乗り換えます。

近鉄、もとい四日市あすなろう鉄道内部・八王子線へ。

ホームで待っていたのはコレ。

乗り込んだ車内は…

一人掛けのクロスシートが並んで結構近代的なのであります。が、やっぱりコイツも暖房車!
先ほどの北勢線の車両と同じく扇風機ではなくラインフローファンがあるだけなんで、特に停車中は暑いの何の!!!
しかもこのあすなろう鉄道では最近登場したリニューアル車以外はすべて非冷房車のようで、夏の訪問はオススメ致しかねますネ…

乗車後は先頭車でかぶりつき。

先ほどの北勢線と比べるとやや手入れが行き届いてない感じかな…

途中の駅で交換した対向列車は前面こそ近代化改造されてますが、側面をみるとHゴム窓がならぶクラシカルな車両が連結されておりました。

当然暖房車です。

こちらは路線長が短い為、気が付けば終点に到着。

留置線には中間車が。増結用なんかな?


ホーム先端に行ってみると。

その昔、電動車が付随車を牽引するスタイルで運行されていた時の名残の機回し線です。

この内部では駅の横に車庫があります。

今日はリニューアル車の第二編成がお休み中。こうしてみると模型みたいですネ。

内部から折り返して、今度は八王子線分岐駅の日永へ。

八王子線ホームにはリニューアル車が来ました!

日永を出て次の駅が終点の西日野でした。


リニューアル車はこんな感じです。




車体も車内も今風にキレイにまとめられてました。が、走り出すと豪快に吊り掛け駆動音を響かせながらゆらゆらとよく揺れるんで、ちょっと違和感があったかな。

そして四日市から再び近鉄に乗って大阪へ戻ります。


今度は長距離なんで特急を利用。

何だよ、来たのはオマエかよ!
この系列も旧塗装のときは結構好きだったんですが、新塗装はやはり観光バスみたいで好かん!

そのかわり(?)車内は結構良かったりします。

四日市から乗った特急は実は賢島行き。途中の伊勢中川で大阪方面行きの特急に乗り換えます。

よく知られていますが、中川で特急を乗り換える際は必ず着いたホームの反対側に乗り換える列車が停まっており、しかも乗車する車両同士がほぼ向かい合わせになるように切符も発券される為、乗り換えの際のストレスはありません。

中川から乗ったのは伊勢志摩ライナーこと23000系でした。


この車両は発進時の加速がすごく良かったのが印象に残ってます。

近鉄難波からは阪神電車に乗って尼崎へ。

車体の長い近鉄車に混じってやって来る車体の短い阪神車は結構な混雑具合でした。

尼崎ではこんな風景も。

近鉄と阪神が相互乗入れを行ってから初めて乗車したんですが、やっぱり違和感が…

尼崎からは阪神本線で梅田へ向かい、最後はココで締めようと思っていたら…

お休みじゃないか~い!!!水曜日が定休日なんて知らんかった…

そんなこんなで一度は行ってみたかった旧近鉄特殊狭軌線訪問記でした。
何とも言えない独特の雰囲気は言葉ではなかなか言い表せそうにありません。今回訪問した両鉄道とも今後しばらくはこのままの状態が続くとは思いますが、昨今のドライな風潮下では突然廃止表明が出されたりしますから、お好きな方は早めの訪問をオススメ致します。但し、真夏の訪問は止めた方が良いかと…
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あすなろう白書(上)

2017年08月25日 | ノンジャンル
という訳でナローです。
ついにナローにも手を出してしまいまして、といっても実物の方なんですが。
今週の火曜日に京都への出張が入っておりました。午後から夕方にかけての会合で、終了後には関西担当の営業と合流して一杯飲んで帰ろうと思ってました。で、どうせならお盆明けの少々余裕のある時期ですから、翌日に代休を貰えば次の日の事も気にしなくて済むと思い代休を取得。

ん、待てよ?折角関西に行くんじゃん?自腹で宿泊すれば翌日も関西に居れるじゃん!
と、いう事で先週土曜日に急遽ホテルを予約。アレに乗りに行くで!

そして火曜日の午後、京都駅に降り立ちました。
乗換えで近鉄ホームへ行くと、いきなりコイツがお出迎え!

あのビスタカーが無残な姿に…


栄光の(?)Vマークもこれじゃあ観光バスみたい(溜息)…

乗ったのはコレなんで、ちょっとホッとしました。


そして会合終了後に営業担当と合流、京橋の有名らしいお店でこんなモノなんかをかっ喰らっておりました。


翌日の行程を考え奈良に泊まり、翌朝は奈良スタート!

7時12分発、221系リニューアル車で加茂へ。

加茂からは気動車の旅。


途中こんなヤツと離合。

単なるラッピング車なのか、中で旨いお茶でも飲めるのんか、どっちなんだい?

亀山からは量産型東海車両。

これは関西線の電車ですが、紀勢線ホームからは全く同じ姿のパンタ無しがエンジンの唸りをあげて発車して行きました。

車窓からはこんな列車も見る事が出来ました。


さあ、メインディッシュです。


うーん、狭いねぇ。


そうです!近鉄もとい、三岐鉄道北勢線なのであります!


先頭車両に陣取るとクッソ暑い日なのに、まさかの暖房車!電車の中で汗をかいたのなんて何十年ぶりだろう?ちなみに先頭の電動車以外は車内に床置きクーラーを設置しており涼しいのですが、男は黙って「かぶりつき」でしょ。

途中の駅では復刻塗装の編成と離合。

あちらの電動車もやっぱり暖房車でした。

北勢線の距離は結構長くて、このあとの行程を考え途中で下車して折り返します。

なかなかの難読駅で下車。

こうして見ると、小さいながらも設備は立派なんですね。

ただ、架線柱と比べればやっぱり軌間が狭い狭い。

そして反対方向の列車に乗って西桑名駅まで戻って来ました。

大きな国鉄(JR)駅の外れのホームにひっそり佇む姿が実にエエ感じです。

さて、ナローの電車に乗った感想ですが、まずはよう揺れます。これでも三岐鉄道に変わってからは整備されているようで、現在の最高速度45km/hのところを将来的には75km/hまで上げる計画があるとの事です。
また、車両が古い為か内装なんかは結構くたびれておりました。それでも乗客は結構乗っていて、のどかな景色を吊り掛け駆動音を響かせながら走る姿はやはり良いものでした。

この先もナロー乗車記は続くのですが、長くなるんで今日はココまで。
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原付免許?

2017年07月02日 | ノンジャンル
と、いう訳で原チャリです???
当たり前の話ですが普通乗用車の免許を持っているヒトは、原動機付自転車(原チャリ)の免許が付いて来ます。ですから普段クルマを運転するワタシも原チャリには乗れる訳でありますが、これまで乗ったことはございません。
何故かと言うと、大学生の時に友達の原チャリを運転させてもらった事がある(自動車免許取得後に安全な場所で、ですヨ)のですが、何と言うか漕いでいないのに進む感覚(身体に感じる加速度とか風の感じとか?)が恐ろしくて、とてもじゃないけどこんな物には乗れん!と思っておりました。

しかし、何故か我が家にはその原チャリがあったりするんです。

コレは妻が乗っているヤツなんですが、上記の通りこれまでワタシはまったく関わっておりませんでした。せいぜい給油するGSがセルフ式なんで、クルマの給油と同じタイミングで妻にGSまで乗って来させて給油やらタイヤの空気圧を調整する程度のお付き合いです。
しかし本日、クルマの燃料はほぼ満タンなのにも関わらず給油する必要がありました。セルフ式のGSでは妻は自分ではよう給油出来んと言うものですから、意を決してワタシがついに原チャリデビューをする事にしたのであります。
で、実際に原チャリを運転してみたところ、まぁ交通量の少ないいわゆる裏路地なんかは自転車感覚で運転出来ました。が、普通にクルマが行き交う道路となるとやっぱり恐ろしい!
自転車ならスピードも遅いし、なんせ車両感覚はほぼ自分の大きさと同じ。しかし原チャリとなるとやはり自分より少し大き目の車両感覚となり、横を走り抜ける(?)クルマが怖いのなんの!
ま、今後も積極的に原チャリに乗ることは無いな、と言うのが正直な感想なのでありました。

あ、競作にも少々触れておきましょうかね。

画像の通り屋根上の機器類の設置準備に着手した程度。
やはり製作動機に少々無理があったせいか、なかなか前へ進みません。
気休めにと思い昨年の競作進捗状況を確認してみると、なんだかんだ言いながらも7月頭の段階で塗装は済んでおりました。


う~む、ちょっとヤバい状況になって来たかも…
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乗ったどー!!!

2017年05月18日 | ノンジャンル
と、いう訳で本日は会社をサボって(ちゃんと代休を頂いて)乗り鉄の旅に出て参りました。

行き先はココ。

ご覧の通り行き先より経路の方が重要なのであります。

広島からいよいよ普段は縁の無い気動車の旅がスタート!


車両は当然キハ47。

車内は下深川を過ぎる頃にはすっかり閑散モードになり、吉田口で交換列車待ちの時にはこんなのんびりした写真も撮れました。


ちなみに乗車したのはコイツ。

変な改造はされてませんでしたが、やはり運転台直後はワンマン運転対応の為にあれこれと改造されておりました。

三次では本日の「メインディッシュ」であります三江線に乗り換え。
10時2分の発車まで5分の接続ですが、乗り換えには結構余裕がありました。但し、車内には団体さんと思しき年配の方々が結構乗車しており、かろうじてクロスシートの一角を確保出来た様な状況でした。ホントはのんびり座る為にわざわざ平日に休みを取ったのに、ツイて無いなぁ…
で、発車してしばらくすると江の川に沿って走る訳ですが、対岸では道路の改良工事が盛んに行われておりました。

ま、これでは鉄道の出番はありませんね。
それでなくてもJR西日本お得意の線路保守簡略化の為の徐行区間だらけで、三次を出てからはほとんどの区間で30km/h以下での走行。広電の市内線でも、もうちょっとスピードを出すんじゃねぇの?
チンタラ走る列車に揺られながら、JR西日本のローカル線は将来的には廃止ありきでの経営をしているとしか思えず、ちょっと暗い気持ちになってしまいました。

ただ、この有名な駅が近づいて来ると徐行区間が無くなったせいか80km/h程度の速度で走り出し、ようやく鉄道の列車らしくなってきました。

後で調べたところ、口羽から浜原までは鉄道公団建設で規格が良い為に、設定最高速度も高いとの事でした。

この「天空の駅」は「うづい」なんですね。

「うつい」かと思っとった(汗)…

浜原の駅ではこんな看板も。

今でも弊社のお酒を売ってくれているんだろうか…
この浜原の次の粕淵駅で件の団体さんが下車し、一気に車内が静かになった列車はそのまま終点の「石見川本」へ到着しました。

ちなみに乗車した列車は2両編成で、1両は神楽ラッピング車両でした。


神楽ラッピング車のお便所はというと…

ココも「神楽」でした。

さて、弊ブログをご覧の方はご存知かと思いますがワタシの乗車した三次10時2分発424Dは石見川本行きと言いながら、石見川本で約1時間30分休憩(?)したら426Dに名前を変えてそのまま江津へ向かいます。
そこで、昼飯がてら川本の街をウロウロ…

でも、駅前自体がこんな感じで、ぶっちゃけ「何にもない街」でした。そんな中で喫茶店みたいなお店で昼食を済ませて駅に戻ります。

三江線では神楽にちなんで各駅にそれぞれ別名を付けており、石見川本駅は「八幡」だそうで…

あとはこんな萌えキャラ(?)も。

廃止まであと317日、という事は1年をきってますがこのキャラのお陰であんまり悲壮感がありませんネ。

426Dの発車時刻が近づいて来ると、対向列車が入線してきました。

田舎の駅がほんの少しだけ賑やかに…

再び車中から沿線を眺めていると…

コレも結構有名な江の川の堤防に設置された水門です。江の川増水時に堤防より低い三江線の線路伝いに浸水しないように設けられた代物で、この先にも数箇所出現しました。

また、石見川本から先も相変わらず30km/h制限が続きます。
ま、線路がこんな状態じゃあネェ…

コレ、古の森林鉄道ではありませんからネ!

そうこうしていると江の川の河口が見え始め、終点の江津が近づいて来ました。



久しぶりの開けた街並みです。

江津駅ではこんな写真を撮っておきました。


いずれも1年後には消えている筈です…

江津からは山陰本線快速「アクアライナー」に乗車し、浜田へ向かいます。

乗車したのは偶然にもトップナンバー!

ただ、このキハ121系も同時期に製造されたキハ187系と同じく変速時のショックが結構大きく、変速する度に「ドカン」という音と共に押されるような揺れに見舞われます。

そんなアクアライナーは結構な俊足で、あっという間に浜田へ到着。

駅前にはこんなモニュメント(?)も。

コレって、なんの意味があるんじゃろ?

浜田からは高速バスを使い広島に戻りました。

およそ2時間で広島まで帰ってきましたが、運賃は3030円。これに最寄り駅までの運賃を足しても3500円弱。
鉄道を使う場合は冒頭の切符の画像の通り4000円。但し、乗車時間のみ合計しても6時間弱。

上記の通り、鉄道では広島~浜田間の陰陽連絡の役目はまったく果たせません。と、言う事は三江線の存在意義そのものが既に無くなっている訳で、さらには沿線人口もご承知の通りで集落らしい集落も存在せず、来春の廃止についても企業的には実に妥当な判断と言えると思うわけであります。
鉄道愛好者としては、貴重なインフラ維持の為にも国や自治体から補助でもして欲しいところですが、そのゼニの出所は我々国民の税金でありますから結局は現実離れした話となってしまいます。
北の大地でも似たような話が持ち上がっておりますが、この嫌な流れは今の世の中の流れとしてもう止める術も無いんでしょうか…
ホントは「乗り鉄楽しいナ」的な記事にしたかったのですが、実際に廃止予定の路線に乗ってみると過酷な現実を目の前に突き付けられてしまい、いまひとつ楽しみきれない自分もいるのであります…
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音が違うんだなぁ…

2017年04月11日 | ノンジャンル
あれはひと月ほど前だったでしょうか、ヤホーニュースに「鉄道向け制御装置に新素子採用」みたいな記事があり、内容を確認するとなんと広電3900形のVVVFインバータ装置の更新に際して新たな素子を採用した機器を納入したとの事でした。
その月の模型クラブの例会時にまろねふ会長に確認したところ、2月に3901号のVVVFインバータ装置を件の機器に更新して既に運用についていると云う事を教えて頂きました。

そして本日、出勤時には雨降りだった為電車通勤となり、その帰路に3901号に乗車出来たのであります。で、乗車して発車時すぐに異変に気づきました。
「音が違う!」
なんといいますか、発車直後の音がなんとなく5000形グリーンムーバーに近い感じで、それが途中から従来の3900形の音につながっていくように聞こえました。
まぁ、音なんてものは聞いてみないと判らないと思いますので、気になる方は是非乗車出来るよう頑張って(!)みて下さい。

そんな訳で、ちょっと新鮮な体験だったんでこっそり更新してみました。
ま、カープも勝ったしエエ日ですわい…

コメント (2)
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