愛 地球博 ②

それにしても疲れた
期間限定の博覧会　もう日本で生きてる間に行けるのだろうかと考えれば
貴重な体験をしたのだろう

一週間経ち　ようやく体が元通り
日焼けの後も痛くなくなった
夫の機嫌もよい

機嫌悪いと本当に疲れる
自分が企画する　疲弊をともなうイベントには特に文句ない
嫁が企画する　疲弊をともなうイベントには本当に文句てんこ盛り

そんなものなのかな
相手を思いやる気持ちがめっきりなくなった気がする
心の奥では感謝してる　なんて　わからない
言葉ってすごく大切だ
口先だけでいいのに　

大地の塔でカップルが手をつなぐと幸せになれるらしく
皇太子さまと雅子さまが手をつながれたとか

ほほえましい　
これから先　そんな時期がいつかまたくるのだろうか

遠距離恋愛

遠距離恋愛なんて出来ないなと思っていても
相手が遠くへ行かなければいけない状況なんて
この先誰にでもありうるのだから　そんなに珍しいことでもないかもしれません

私は６年間　遠距離恋愛をしてきました
新幹線で２時間弱　　ＪＲによく貢献しました

遠距離恋愛での二人の約束は
毎日電話をする　予定はちゃんと伝える
月　２回は必ず会いに行く
誰よりも相手を優先させる

会いたいときにすぐ会えない
自分が帰るより　相手を送るとき
記念日などが平日
この切なくつらい淋しさを　乗り越えるには
自分に何でもいいから夢中にさせるものを見つける
そして　慣れる

そうこの慣れがこわい
淋しさの裏返しに　かなりの自由なのです
そして　遠距離恋愛をしていると　男も女もなぜかモテるんです
この６年間で　彼はどれだけ遊んだでしょう
そして私も別れを考えるほどの　恋愛もしました

でも二人の約束は　お互い絶対守り通しました
ここまで付き合えば　お互い年貢の納め時なのか　情が入りすぎていたのか
私たちは　今結婚し一緒に暮らしています

これが正解なのか　いまだに試行錯誤し
ここにまた新たな淋しさを　ぶちまけていますが
選んだのだから　進むしかないのです

婚外恋愛について思うこと

結婚したら一生その人だけをずっと好きでいることなんてありえるのでしょうか
もちろん生涯のパートナーとして特別な存在で情も入るので大事に思うのかもしれませんが
恋人とは違う　やはり家族になってしまう
結婚後ももちろん人との出会いがあり、人として相手に魅力を感じてしまうことは
多々あると思います
心ときめいて相手をもっと知りたいと思うのでしょう

そこで踏み込んでしまうか　心の中で凍結させてしまうかの違い

お互いの気持ちが一致した時の幸福感
心潤うとはこの事かもしれません
好きな気持ちが罪悪感に勝ってしまう
でもその何倍も切ない気持ちで胸が切り裂かれる思いもするでしょう
相手の気持ちが全部が全部見えない分　相手を深く好きになればなるほど
どうしても付きまとうことです

その切ない気持ちを押し殺すだけの心の強さを持っているか
そこまで入り込まないライトな関係を維持できるかのどちらかなら
婚外恋愛を続けていけるのだと思います

私は経験者です
私は弱くて　この両方を持ち合わせていないため
いっぱいのうれしい気持ちと引き換えに
切なくて相手を信じられなくて胸が痛くて…
でも弱いから　顔を見ると続けてしまう

そしていろんな時のいろんな立場の人の気持ちが
後になって自分がその立場になってわかったりする
許す許されないというのは人それぞれの経験と感覚から違ってくるのだとも思います

愛の定義について

愛ってわかりやすいようで　むずかしいですね

私は　愛は『寛容』だと思います

なんでも受け入れ　最終的に許してしまう

親が子に想う　無償の愛　

ずっと受け継がれていけば　虐待などなくなるだろうに

少しズレましたが…

主人を好きな人

ひょんなことから　主人のお気に入りであろう女性の声を聞いてしまった
「お仕事お疲れ様です　またお電話します」
緊張感とうれしさと愛しさをたっぷり凝縮した短いメッセージ

聞いてしまった瞬間は　足が震え頭の中が真っ白になるとはこういうことだ
と実感するほどだったが
何故か彼女のその緊張感に同感してしまった

あー彼女はときめいてる
何年も前の私　
何年も前の主人と私とのいい距離
今も　優しい笑顔で接しているんだろうか
私の知らないプライベートで　どんな顔して人と接しているんだろう
彼女は　主人のいい部分だけと時間を共有している

でも主人は何があっても家に帰ってくる
私に嘘をつき彼女に気を使い
でも帰ってくる　
私とは一応別れるつもりはないよう