とはずがたり

日々の雑感を…

メディア変更

2004-11-30 00:33:48 | とはずがたり

ipmボクはジョギング時と通勤時に音楽を聞くことが多い。しかし、最近、ジョギング時においてMDの音飛びがひどくなってきたので、メディアを変更することにした。

来月上旬からはハード・ディスクで聴くことになる(iPod mini)。ボクが革新的な商品を購入するのは決まって高感度の人たちに行き渡った後で、一般の人たちに爆発的に普及する直前か直後のことだ。

確か、PCは1990年、携帯は1995年、インターネットは1997年だったと思う。そして、ブログは2004年8月である!!

最初のPCはMacのLC475という機種だったと記憶している。Apple社製品の購入はそれ以来となる。ハードディスクに音楽を記録する行為は、読書を通して知識を頭に入れる行為に似ていて、少し興奮する(変ですか?)


『真夜中の五分前』

2004-11-24 00:45:41 | とはずがたり

side-a先日side-Aside-Bを読了した。本多孝好の著作だ。現代作家の小説は正直あまり読まないボクにしては珍しいことだ。実際、ボクは村上春樹を読んだことはない(正確に言うと、村上のプリンストン留学時代を綴ったエッセイ『やがて悲しき外国語』は読んだことがある)。

本多孝好との出会いは奇妙なものだった。実家で夕食をしたときに、母親から氏のインタビュー記事を見せられたのがきっかけだった。『Grazia』という女性誌の12月号に写真付きのインタビュー記事が出ていたのだ。彼女曰く、氏の雰囲気がボクと似ているという。確かに、氏とボクは同世代で(氏が1年上)、勉強していた分野も同じだ。その記事と写真に何だか魅せられてしまって、今回の作品を読んでみたのだった。

内容も重くないし、2冊合わせて400頁程度なので2日間で一気に読めた。結論を言うと、かなり面白かった。主人公の「僕」というか著者の恋愛観みたいなものに共感してしまったことを告白しなければならない。。

side-bside-Aの「僕」は26歳でside-Bでは28歳である。ボク自身、実年齢よりは5年くらい幼いところがあると自覚しているので(それが原因でしばしば自己嫌悪に陥るのであるが)、その意味では、かなり感情移入できた。

要するに、思慮深さと意気地なしは対のものだし、クールさはナイーブさを包み隠すためでもあるということだ(たとえ、意識していなかったとしても)。そして、それゆえに、生きていくうえで多少の息苦しさを常に感じてもいる。

かつての恋人・瑞穂を事故で失っても悲しくはなかったとうそぶく「僕」であるが、それ以来6年間もセックスをしていなかったりする。
また、かすみが「僕」を求めて家に来たときも、一度は拒絶してみたりする。

でも、今「僕」はかすみを愛している。肌も重ねた。他方、かすみは一卵性双生児の妹・ゆかりの婚約者・尾崎への思いも捨てられない。姉妹は海外旅行先で事故に遭い、片方は死んだ。生き残ったのは、「かすみ」なのか、「ゆかり」なのか??

恋愛感情というものはどのように生じるのか?について深く考えさせてくれる本である。


ショート/ショート

2004-11-05 00:08:04 | とはずがたり

ここ数ヶ月は比較的短めにしていたのだが。今回もいつものM嬢に「1か月分伸びた分をカットしてください」、「はい、全体的に1センチ程度カットしますね~」「は~い」

でも、雑誌を読んでいたら、やたらと髪の毛が上から落ちてくる。しかも、どう見ても3センチ位はある。そこで、視線を上げて鏡を見ると案の定だ。切り過ぎですよ、Mちゃん・・・。

刈り上げにならない程度のぎりぎり限界まで短くしておられます。何ていうんだろう。体育会系、ガテン系、ショートレイヤー、ベリーショート??知らないよ・・・。

2004年は少しワイルドな男になると年頭に際し心に誓ったのだが。期せずして、実現したというか・・・。てゆーか、ワイルドな男って、そんな程度のものだったのかよ、と自分に突っ込みを入れてみたものの・・・。風呂から上がった後、髪が乾くのが早い。

無性に切りたい気持ちにさせるオーラをボクは出しているのか。突然、猛烈に短く切るのは決まって女性だ・・・こういうのは女運が悪いとは言わないんだろうな、きっと。