ちっぽけな足跡

踏み出す一歩はいつも小さくて・・・
不器用に、一生懸命に、歩んできた私の足跡

安らかに

2011年03月08日 | 日常のいろいろ
1か月と少し前のことになりますが・・・
1月28日の未明5時25分に主人の父が永眠いたしました。

義父は癌が脊髄に転移して寝たきりになったときも、
病状が進行して体力が無くなってきてからも、
どんな状況下であっても病院の先生方や
介護に携わってくださる方々、お見舞いに来てくださった方々に
きちんと挨拶をされ、感謝を述べられて・・・
いつも明るく紳士的に振舞われておられました。
私たち家族や、妻である主人の母にも「ありがとう。」と
いつも言葉に出して礼を言うような、穏やかで実直な人でした。

私は、義父の弱音や愚痴を1度も聞いたことがありません。

最後の最後まで・・・
静かに強い意志で生き抜こうとしながら、眠るように息を引き取られました。
とても立派な最後でした。

義父は世で言う、ごく普通の“平均的サラリーマン”ですが、
通夜には深夜11:00過ぎまで、延べ140人以上の方々が
弔問に駆けつけてくださり、主人の両親のお人柄と、
これまでの生き様が伺えられるような告別式となりました。

今度の日曜日に49日の法要が行われます。
そして、義父は仏様になられます。