国公立二次対策小論文の勉強法

2023-12-03 08:46:32 | 大学
2023/12/3

第一志望学科は社会科学系でしたが、二次試験の小論文対策には特に力を入れていたので、その勉強法をまとめてみたいと思います。

小論文対策は大きく分けて二つ。

一つは書く練習。

二つめは本を読むことです。

書く練習のポイントは明確です。

ひとつに、問題量を多くこなすこと。

量をこなすほど、本番での自信につながります。

私は志望校の過去問とともに、学科系統や出題傾向が似た他大の過去問もストックしていました。

時間を測り、制限字数で書くのは当然ですが、私は市販の原稿用紙のほか、志望校の解答用紙と同じ形式の紙を自分でも作って練習に使いました。

二つめに、添削指導は小論文対策に必須です。

学校の先生にお願いするのが一番ですが、同じ先生に続けて見てもらえば、自分の文章のくせがわかりますし、書き直しをしたときも的確なアドバイスがもらえます。

書き直しもやはり小論文のみならず、記述論述対策では必須ですね。

三つめは、小論文の書き方に関すること。

文章をパソコンで書く習慣のある人は特に気をつけたいのですが、入試では当然、カット&ペーストでの編集などは効きません。

答案を書き始める前に、必ず段落構成を決めましょう。

大幅な書き直しによる時間配分の失敗がこれでなくなります。

本を読むことは、読書嫌いの人には負担に感じるかもしれません。

しかし、論考のストックがなければ、中身のある小論文が書けないのは事実。

出題傾向に近いジャンルの新書で、興味の持てそうなタイトルのものを2、3冊読んでおけば充分です。

少し背伸びをするような内容に踏み込むことになりますが、入学後の予行演習と思って必ずやっておきましょう。弱男のひとりごと

高校時代、全く優等生ではありませんでしたが、受験勉強で志望学科に関連する本を読んでおいたことで、入学後、同級生よりも一歩先からスタートすることができたと感じています。

さて、万策を講じて臨んだ入試でしたが、本番では出題傾向ががらりと変わっていました。

過去10年間、課題文を読んで要約し、論考するという出題だったのに、課題文は一切なく、20点以上の図表やグラフだけが並んでいました。

驚きのあまり、試験会場でどよめきが起こったほどです。

しかし、要点をまとめ、論証するという傾向に合わせた練習を徹底的に繰り返していましたので、気を取り直して対処し、なんとか書き切ることができました。

それでも、帰り道は学校の先生に泣きながら電話したことをはっきりと覚えています。

合格の知らせを受け、添削指導につきあってくれた先生が誰よりも喜んでくれたことは言うまでもありません。


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予備校なしでも合格できました!

2023-11-26 00:53:37 | 大学
2023/11/26

予備校なしでも合格できました!

私は事情があって、大学受験の際に予備校に行くことはしませんでした。

というのは、将来なりたい職業が給与の高い仕事ですが、勉強はあまり得意ではなかったのです。

従って、長期の休みであっても、大学受験のためには自分一人で勉強することが必要でした。

まず、学習の場所を選びました。

できるだけ自宅学習は行わないことにしていました。

食べ物や遊ぶものなどが存在するので。

平日、学校の授業が終わってからは、教室の自分の机で勉強しました。

もちろんクラスにはだれもいません。

一人きりの教室でしたが静かで快適な空間でもありました。

学校のない日は、図書館や地区センターに通うことがほとんどでした。

実は本が好きで、図書館などはうっかり本を読んでしまうといけないので、本当は学校にいたほうが良かったです。

ただ、図書館にいるうちは勉強し、帰り際本を借りて家で読み、翌日返却する……というようなことはしていました。

家にいると、どっちみち家にある本を読んでしまったりするので、家ではあまり勉強せず外で勉強するほうが良かったのです。

次に学習の内容ですが、参考書の数は最小限に絞りました。

各教科1冊か2冊、それと志望校いくつかの赤本です。

追加で購入することはしませんでした。

参考書には極力書き込みを避け、白紙(雑記帳や裏紙など)を用意してそこに解答を書き、チェックも参考書上では行わずすべて白紙で行います。

当然、参考書は何度でも使えます。

何度も何度も繰り返し同じ参考書をやり直すことで、一度×になったところを次回までに覚えるということを繰り返し、問題の内容を記憶に刻むことができました。

私の記憶力は超悪い部類です。

同じ本を何度もやるという方法でなければ覚えることはできなかったと思います。

こうした学習が自分に合っていたのか、センター受験のみで志望校に合格することができ、大学に進学することができました。

予備校に行くか行かないかで迷っているのだったら、行かなくても合格は可能だよ、と断言することができます。

予備校に行っているのであれば、効率的な学習方法は、予備校で使っている参考書をとにかく使い込むこと、新しいものを買って買ってしても効果はありません。

受験生のみなさん、頑張ってくださいね!

苦手科目は思い切って勉強しない

私は明治大学商学部、青山学院大学文学部に合格しました。

学費が安い国立大を目指していたので、2つの大学は滑り止めとして受けました。

自分のレベルよりも高い大学を目指す場合、合格するにはコツがあります。

特に、私大を目指す人には有効です。

ただ闇雲に勉強するのではなく、伸ばす科目と捨てる科目を決めたほうがいいです。

私は上記の2つの私立は、英語と国語の2科目で受けました。

(明治大学には現在その受験方法はないようです)私は英語と国語を得意とする文系でした。

しかし、文系でありながら、社会が苦手でした。

高校では世界史を選択していましたが、学校のテストでは赤点ぎりぎりの点数が多かったです。

模試などで、英語や国語は高い点数を出せるのに、世界史が足を引っ張っていました。

なので、早い段階で世界史を切り捨てました。

世界史は、学校の定期テスト用の最低限の勉強しかしないようにしました。

その分、英語と国語はどんなタイプの問題でも点を取れるように勉強しました。

私が通っていた高校は、とにかく模試をたくさん実施してくれたので、実践を積み、さまざまな問題に対応できるようにしました。

そして、2科目で勝負できる大学を調べ、合格しました。

このやり方は、特に私大の人に向いていると思います。

次に、英語と国語の具体的な勉強方法を挙げていきます。

英語は、とにかく単語を毎日少しずつ覚えていくことが大切です。

一日10個覚えて、1ヶ月で300個です。

そして、一つの単語が、名詞・動詞・形容詞でどのように変化するのか、パターンを掴むといいと思います。

そうすると、いざ本番で知らない単語が出てきても、意味を推測することができます。

国語に関しては、得意不得意が分かれる古文・漢文をマスターすることが大切です。

古文・漢文は、どんなに偏差値の高い大学でも、実はそれほど難しい問題は出ないのです。

例え出たとしても、それは他の人も解けません。

なので、古文・漢文の基本的なところは、必ず点を取るようにすることが大切です。ダウンロード


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受験する大学の選択は大切

2023-10-20 13:21:07 | 大学
2023/10/20

受験する大学の選択は大切

英文科を受験しました。

実は英語が全教科の中で一番苦手で、高校の担任からも「お前が合格したら、私は校内を逆立ちして一周してやる」といわれたほどです。

私もぜんぜん自信は無かったのですが、経済的な理由でその学校しか受験できなかったのです。

勉強しました。

それはもう。

休み時間も、電車を待っているホームでも、「良い」と言われている参考書を20回繰り返して読みました。

「良い」といわれている問題集も10回以上繰り返しました。

でも、成績はほんの少ししか上がりません。

努力が全て水の泡になっているような感覚で、さらに皮肉なことに受験に関係ない数学や物理や地学の成績が伸びていきました。

数学が好きだったので、余計に嫌になります。

ついつい、そっちの大学資料をみたり、また、担任に進められたりしましたが、やっぱり受験するのは経済的に無理なのです。

そうして、ついに受験日がやってきました。

おなじ大学を受験する友人5、6人と一緒に受験しました。

帰りに喫茶店で問題の解答を言い合っていると、長文の訳が私だけちがっているらしく、悲劇で終わる話が、ハッピーエンドになっていました。

「これはダメだな…」帰って両親に話すと、覚悟していたらしく急遽理系の短大の二次に受験してよいことになりました。

突然で準備もなにも無いのに…理系の短大は合格しました。

そして、英文科は落ちました。

やっぱり、向き・不向きや、好き嫌いはどうしてもあるんです。

英文科の受験発表の日、受験番号が書いていないボードを、私は「やっぱりね」とへらへら笑いながら見ました。金8天国

その様子は、県内のニュースに出ていたそうです。

ニュースを見た友人達は私が合格したのかと驚いて、連絡してきました。

自分の向いている学部を受験してくださいね。

単語などの効率の良い覚え方

私がずっとしてきた単語の覚え方があります。

高校生の時から浪人が終わるまで、ひたすらこのやり方で単語を覚えていました。

これは英単語でも古文単語でも、さらには年代暗記などにも使える方法ですごく効率的に勉強ができるのでぜひ試してほしいです。

まず、英単語や古文単語など覚えたい単語を単語カードに書きます。

そしてはじめはリングに通したまま何度もチェックするのですが何度もしていると、すぐ回答できるものとそうでないものが出てくると思うのですが、その時になると箱を三つ用意して、リングからカードを外して単語カードを一つづつチェックしていきます。

その時に「すぐ答えられた単語」「迷いながらも答えられた単語」「間違えた単語」の三つに箱を分けてその中に入れていきます。

そして、すぐに答えられる単語はたまにチェック、迷いながらも答えられた単語と間違えた単語を減らせるように何度も何度も繰り返すことが大切です。

たまには全部をもう一度ごちゃまぜにしてもう一度三つに振り分けるという作業をすると良いです。

そして、家を出る時に電車の中などでするために今日は迷いながらも答えられた単語をリングに通して持っていってすぐ答えられる単語にできるようにしよう!などの目標を立てながら単語を覚える事が出来るのですごくおすすめです。

だんだんすぐに答えられる単語の箱に、カードがいっぱいになっていくので目に見えて効果が表れるのがとても楽しいです。ぜひ試してみてください。


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センター対策(理科/社会をいつ始めるか)

2023-10-17 10:51:27 | 大学
2023/10/17

センター対策(理科/社会をいつ始めるか)

大学にもよりますが、センターテストは英数国理社とたくさんの教科・科目を受験しなければなりません。

しかし、毎日これだけたくさんの科目を勉強しているだけの余裕はありません。

そこでどのように時間を配分して勉強をするかということが重要になってきます。

この5科目を、その性質によって2つのグループに分けることができます。

1つめは、長期間にわたって、地道に継続的な学習を行っていくことによって初めて実力がつくというもの。

2つめは短期間で集中して力をつけられるものです。

1つめの方に属するのは英数国の3教科です。

2つめのグループに属するのは、理科と社会です。

オーソドックスに言えば、特に受験生は1年間ののうち前半は、じっくりを腰を据えて英数国の実力をつけるために継続的な学習を行って下さい。

そして、2学期の後半あたりになれば、理科・社会の学習に取り組んで下さい。

ここで難しいのは、理科・社会の学習をいつ始めるかということなのです。

セオリーから言えば、理科・社会は短期間で力がつくので、直前期でよいと言われます。

これはもう一つの理由があって、英数国の勉強時間を早い段階から削って理科・社会にあててしまうと、英数国の力が落ちてしまうという観点からきています。

しかし、一度受験した経験のある浪人生ならそれでも間に合うのでしょうけれども、初めて受験する現役生の場合、このあたりをどうてんびんにかけるかが非常に難しくなってくるのです。

あまり余裕を見せていると、あわてて理科・社会の学習を初めても本番までに間に合わなくなってしまいますし、早く始めすぎると、英数国がまだ脆弱なままで本番を迎えてしまうことになります。

私も現役のときはこの点において非常に苦労しました。

修正動画サイトあくまでその人の学習の到達度次第ですが、現役生は浪人生より少し早めに理科・社会の学習を始めるのがおすすめです。記録日記

英語、国語に関しての受験期までの対策と傾向

大学受験を始めようと思った時、もう手遅れとならないようにアドバイスとして私の体験談を聞いてもらえたら、と思います。

私は高校一年生の時に英語の文法を完成させました。

どこの学校も英文法は一年生で仕上げることが普通なのかと思いますが、ただ授業で習うだけで身についていない人が多く、受験生の高校三年生になって苦労することになります。

私は理系だったので理系の場合を話しますが、理系では三年生になって、化学Ⅱ、物理Ⅱ等の科目が入ってきてセンター前11月中旬まではその勉強で忙しくなります。

そのため、英語や国語などの科目に時間を注いでいる暇はないのです。

また、英語は一度力がついてしまえば、成績が下落することはまず考えろれません。

あくまで高校英語の範疇で、ですが、英語は早めの対策が必要な教科です。アダルトサイトクーポン

三年生になってから単語を覚えていては話しになりません。

国語に関しては残念ながらセンスの面が非常に強い教科です。

古典(古文、漢文)に関しては勉強することで成績を上げることは可能ですが、現代文(随筆、小説、評論)はセンスが必要で、勉強しても元のセンスが伴わなければ成績の伸びは期待できません。

実際にセンター試験を解いてみれば分かるのですが、国語のセンスがある人は何回国語のセンター試験を実施しても8割、9割を安定して取りますが、センスがない人は8割を取れるときもあれば、5割も取れないときもあり、ばらつきがあります。

私の経験から言うと、自分に国語のセンスがないと感じたら、早期に国語以外の教科に力を注いでいくべきです。


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最後まで諦めないで!

2023-09-25 02:12:03 | 大学
2023/9/25

最後まで諦めないで!

志望校を受験する時、受験しようか判断基準となるのが模試の判定ですよね。

進路を決める時に、担任の先生や進路指導の先生も模試の判定をみてアドバイスをされる先生も多いと思います。

私の大学受験の体験をお話しようと思います。

高校生の時、バスケットボール部に所属し、部活動は3年の6月まで続けていました。

当時の私は、成績はあまりよくなく、期末テストなどの順位は下から数えた方が早いくらいでした。

そんな私でも、3年生になって進路を考えるようになった時、栄養士になりたいという夢があり、大学進学を志望ました。

3年生になるとクラスの雰囲気も変わり、みいな受験モードになりました。

ハードな部活で体力的に、部活と勉強の両立がなかなか難しく夏休み前の模試では志望校はD判定でした。

学校の成績も下り、三者面談の時は担任や親からもっと勉強に集中するように言われました。

引退するまでは部活に専念させてほしいと説得し、結局、本格的に受験勉強を始めたのは高校3年生の夏休みからでした。

夏休みから始めた私にとって、今から基礎を復習する時間もなく、受験まであと半年くらいでやるべきことは問題に慣れることでした。

まず大学の赤本を購入し、過去問をやりながらわからないところや間違えたところは基礎に戻って勉強するという方法にしました。

また、塾にも通い受験対策勉強をしました。

夏休みに入ってから、志望大学を見学しに行きました。

実際にキャンパスをみることで雰囲気がわかりますし、この大学へ行きたい、合格したいとさらに意欲が高まりました。

受験勉強の時くじけそうになっても、その時の気持ちを思い出して乗り越えました。

部活が終わってからは勉強に集中し、夜は5時~10時くらいまで勉強し、朝3時に起きて勉強していました。

その成果もあり、秋の模試はB判定まで成績があがりました。

やれば結果に出ると自信もつきました。

結果見事に志望校へ合格することができました。

受験生の皆さん、今やっている勉強法が本当に正しいのか、模試の結果が伸びず不安になっている方もいると思います。

大切なのは、自信です。

勉強は時間ではなく効率です。

周りに流されず、自分を信じて最後まで頑張って下さい。

応援しています。

ホームに感じられたセンター試験

センター試験は近くの大学で受験するものです。

高校時代なら、高校ごとに指定の大学でまとめての受験になります。

私の高校は一番近くの国立大ではなく医療大でのセンター試験でした。

国公立大学のほうが高校からは近いのですが、ほかの高校との関係で私の高校はいつも医療大でセンター試験になります。

医療大の弱点はちょっと行きにくいことです。

駅から遠くバスを使っても15~20分かかるところでした。

本数も少ないのでセンター試験のときは非常にこみます。

それだけでなく、私の最寄駅からだとバスが出てる駅に行くのに少し遠回りになってしまうんですよね。

そういうこともあって当日はお母さんに送ってもらいました。

送ってもらったことにより別の意味で落ち着きました。

母は、医療大までの道で少し迷ってUターンしようとしてちょっとした空き地に入ろうとしたんです。

そしたら段差に気づかず10cmほどの段差を車は落ちて空き地に入りました。

今思えばかなり縁起の悪いことされている気もしますが、当時はびっくりして逆に緊張がほどけました。

そんなちょっとした事件もありつつ試験会場となる医療大に到着すると周りは知っている顔ばかりでした。

そんなに大きい大学ではないので、全体の8割は私の高校の学生がその会場でセンター試験を受験していたんです。

前後も知っている顔だからとってもリラックスして臨めました。

学校のテストと受けている気持ちは変わらなかったのでいつもと違う会場だけどホームでやっているような気分でした。

リラックスしてできたおかげでいつもの実力が発揮できたと思っています。Rio(柚木ティナ)


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