信越電友会会長あいさつ 会長 舞田 正幸
明日につなぐ
新年明けましておめでとうございます。会員の皆様におかれましては良き新春を迎えられたことと謹んでお喜び申し上げます。
正月早々の1月1日に発生した能登半島地震で被災された会員の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
信越エリアでは、新潟県の一部の会員に家屋等の被災がありましたが、怪我等の人的被害も含め全容については現在確認中です。
被災された皆様の一日も早い復興をお祈りします。
さて、前任戸津様からバトンをタッチされ会長をお引き受けして二年が過ぎました。昨年は各支部の総会もコロナ前と同様の開催となりました。私は信越7支部のうち6支部の総会に出席し多くの会員の皆様と懇親を深め電友会の運営についてご意見を伺うことができました。各支部では会員の拡大・サークル等各種活動の活性化に取り組んでおられました。
支部施策の中で会員の活動状況を「QRコード」を使い手軽にHPにアクセスできるようにした中越支部の取組は全支部に展開することとしました。下越支部総会では青少年育成活動により一昨年、ボランティア表彰を受けた山崎さんに活動状況お聞きし感銘を受けました。
「前人栽樹後人涼」(ぜんじんがきをうえればこうじんはこかげですずむことができる)という諺があります。私達は前人(先輩達)が行ってきたこと、残してくれたことに恩恵を受けて生活出来ています。小さなことでも役に立つことがあるかもしれない。
新型コロナ感染症の大流行は私達の暮らしに大きな変化をもたらしました。昨年5月に感染症法上の扱いが変更されて隔離措置は不要になりましたが、コロナ禍で変化した社会は前の姿に戻ったでしょうか。コロナによる自粛生活により一番影響に受けたのは子供達ではないでしょうか。私達高齢者に対する支援も必要ですが、将来を担う若者・子供達に想いをはせ社会が何を出来るのかそれぞれの立場で考えて行動しなければならないと思います。一方、介護施設での感染拡大は私達高齢者にとって若者達と違った大きなリスクとして存在しています。昨年夏の猛暑は世界的な温暖化による気象変動によるものとされ、干ばつによる森林火災、線状降水帯による大雨は洪水を引き起こし加えて戦争による経済への影響は物価高という形で市民生活に深刻な形で打撃を与えています。
「天災は忘れたころにやってくる」は寺田寅彦の言葉としての警句ですが、身近では2019年の台風19号水害、2022年の羽越水害では身近な会員が大きな被害をこうむりました。これらの災害は記憶に新しいところですが数十年前から発生が予想されている東海沖地震(南海トラフ地震)は相当高い確率で発生がアナウンスされています。
私達は地震・水害による被害に対し地域のハザードマップにより危険予知により事前の備えをする必要ではないでしょうか。私は災害に対するささやかな準備として飲料水、各種電池、カセットガスを備蓄しています。
会員の皆様におかれましては厳しい環境のなかでも電友会サークル活動、各地域での行事等に積極的参加されて地域に貢献されておられます。令和5年度電友会ボランティア活動賞として高橋房雄様、渡辺定雄様が受賞され昨年11月東京において受賞式が挙行されました。2名の皆様に敬意を表するとともにお祝いを申し上げたいと思います。今後も会員の皆様のボランティア等各種活動に積極的に参加・支援される事をご期待申し上げます。
昨年度の電友会本部総会においてNTT島田社長様から「NTTグループ中期経営戦略」と題する講演をお聞きしました。講演の中で光半導体の開発に積極的に投資をしていく等、各種施策に取り組み、営業収益・営業利益とも好調に推移していると話されていました。全世界的な温暖化抑制のためカーボンニュートラル実現に向けNTTグループ各社様は通勤が減り生産性が向上し仕事と家庭との両立、人材獲得に有利に働くとして「原則テレワーク」の対象社員を拡大しています。 NTTグループ皆様の普段のご努力に改めて敬意を表したいと思います。
令和6年こそ平穏な歳であって欲しいと願う共に会員の皆様のご多幸とご健康をお祈り申し上げます。今後も会員の皆様のご協力とご支援をお願い申し上げて新年のご挨拶とさせて頂きます。
電友会ボランティア活動表彰式会場 受賞者ご夫妻と(2023.11.15)
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