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そんなことをして何になります?

きょうの世界 4月1日

2010-04-01 23:03:25 | きょうの世界
 オバマ大統領のエネルギー政策が転換?石油の輸出依存を減らすためにアメリカが新たな油田開発に乗り出すこととなった。これは大統領選では共和党の政策であったため、開発が行われるバージニア州の共和党員は新たな雇用を生み出すとして強く支持している。一方でオバマ氏の支持母体であった環境団体からは反対の声も。中間選挙を意識した経済政策との見方も。

 ロシアのテロ事件に関して、ドクウマロフ容疑者が再びテロの犯行声明をインターネットで公開しテロへの不安が依然として続く一方で、ロシア南部北コーカサス地方のダゲスタンで新たな爆発事件が発生。メドベージェフ大統領がダゲスタンを訪問し、現地指導者らとテロ対策について会談。急遽ダゲスタンを訪問したのはテロには屈しないという強い意気込みを見せることで、国民の不安を払拭させる狙いか。

 ベルギーでイスラム教徒の女性が着るベールを禁止するかどうかが議論に。議会の内務委員会は全会一致で禁止が決定。対象はニカブとブルカ。フランスでは議会が禁止を勧告したに過ぎず法案が通ればヨーロッパ初。一方フランスと違い、学校での着用は容認する模様。

 ブレイク:不気味なチョコレートの彫刻。

 地震から2ヵ月半が経過、国連でハイチに4900億円の支援が決定。パン国連事務総長「今後は約束したことを実行に移すことが重要だ。」
 ハイチ人のミシェル・モンタスさん(国連本部前)と市瀬キャスターが英語で中継。同時通訳付き。始めはうまく音声が通じずgdgd。日本は大地震の経験があり地震が発生しやすいがハイチでは2世紀に渡って大地震はなかった。よって日本の技術部隊は心強い。ハイチが自立できるのはいつになるかはまだ分からない。しかしハイチ支援国会合が開かれるなど少しずつ前進している。また子供達を学校に戻さなければならない。

・スーダンで今月11日に予定されている大統領選を野党がボイコットの構え。内戦終結後の和平プロセスの一環として今月大統領選が行われる予定である。
・ユーゴ内戦でのボスニア虐殺についての謝罪決議に「虐殺」という文字は盛り込まれず。EU加盟を目論むセルビアが過去と向き合う姿勢を見せようとしている。
・ポーランドにアメリカの地対空迎撃ミサイルが配備される。ポーランドはあくまで防衛目的だと主張。ポーランドの左翼団体が反対。
・ロンドン五輪にらせん状タワー。これは凄い。東京タワーをグネグネにしたような感じ。アニシュ・カプーア氏が設計。パリのエッフェル塔に闘志メラメラか。しかし高さは115メートルでエッフェル塔よりかなり低い。今どきタワーなんて古いとの声もあるそうな。
・ヨーロッパ各地のエイプリルフールの記事。丁野キャスター少し笑顔。


今日の特集 万博まで1か月 開催地・上海の舞台裏

 入場者数7000万人を目標に開かれる上海万博。パビリオンの一部がメディアに公開されるなどいよいよ開幕ムードが高まる中、工事は遅れ気味であり、開幕に間に合わなさそうな建物も10パーセントほどある。上海市はインフラ整備だけでなく市民の環境意識を変えるきっかけにもしたいと考えていて食べ残しを減らすキャンペーンが開かれたりしている。(中国人は宴会等では食べきれないほど食べ物を注文するという文化あるとのことで、お客さんにあまり注文しすぎないようにしてもらうエコレストランが広がっているとか。)万博は今後本格的に中国市場進出を狙う日本企業にとってもチャンス。

 時事英語。「energy independence」 意味はエネルギーの自立。


 ハイチ支援国会合で決まった莫大な支援。こういうのって決まったとおりに各国がお金を出すわけではないって聞いたことがありますが、本当のところはどうなんでしょう?とにかくお金が無駄なところに行くことがないようにしてもらいたいものです。

 そして上海万博。7000万人が目標となれば中国はどんな手を使ってでもそれを達成させるでしょうから、どうやら大阪万博の記録(6400万人)は抜かれてしまうでしょうね。しかし国内人口や、当時と今の移動手段を考えると大阪万博の数字はやはり桁外れと言えるでしょう。今、万博跡地はなんかしょぼい感じになってますが。



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