今日の松井良かったですね。試合前の歓迎もそうですが、打席に立ったとき自然と観客席に巻き起こった拍手に感動しました。あそこでバーンとホームランかっ飛ばして、ヤンキースファンの歓声をブーイングに変えたら最高にかっこよかったんですが(笑)、そう甘いものではありません。
普通の日本人だと
不良外国人に絡まれているようにしか見えないシチュエーションですが、さすがは松井。体格手にも全く引けを取っていませんね。テシェイラ(NHK的にはタシェアラ)もいい笑顔。あまり仲がよくないと勝手に思ってました。すいません。
きょうの世界、今日までワシントン入りしていた市瀬キャスターは、明日にはスタジオ入り。かなり大変だと思います。明日の放送是非頑張ってください。
今日午前、中国青海省でマグニチュード7.1の大規模な地震が発生。震源の深さはおよそ33キロ。これまでに400人が死亡。青海省は平均海抜が4200メートル以上ある山岳地帯。もともと大変美しいところだが、廃墟と化した。2箇所の水力発電所も被害を受け道路は冠水。建物の多くはレンガで造られており倒壊。現在救援物資が陸路で輸送されている。
オバマ大統領の呼びかけで初めて開催された核セキュリティーサミットは13日に行われた全体会合で共同声明を採択。「アメリカ、世界はより安全になった。」オバマ氏は始めての核サミットの成果をこう評価した。各国は核テロが安全保障の最大の脅威と位置づけ、核物質の国際的な管理体制を4年以内に確立することを決めた。また核物質と原子力施設の安全は保有国に責任があることを確認し、特に高濃縮ウランと分離プルトニウムには特別厳しい管理体制を課す。さらにIAEAの役割を再確認。
日本は核テロ対策強化に向けた日本の貢献策として、人材育成の支援センター設立を表明。またアメリカとロシアは核弾頭から取り出されたプルトニウムを、再び核兵器に転用しないよう原子力発電の燃料に加工することを取り決めた協定に調印。
一方核廃絶に否定的な国もある。フランス、サルコジ大統領「核兵器で他国を攻撃することはないが、6500万の国民を守る為に警戒を緩めることは出来ない。」
アメリカのメディアは、オバマ大統領が1年前にプラハで核のない世界をうたう演説して以来の一連の行動をプラハの春になぞらえて「NUCLEAR SPRING(核の春)」と読んでいる。
ワシントン支局の高尾潤記者。具体的な進展はあくまでもこれからというのが実情。1年前、核兵器のない世界の演説と同時に、4年以内に核物質の管理することについても述べていた。今回各国がそれに同意した形。アメリカにとってアルカイダなどによる核テロの脅威が差し迫っている。
核サミット 分かれる評価。
ステファンラドメーカー前国務次官補
今回の会議の成果の一つは参加国の全てが4年以内に核物質の廃棄または管理に同意したこと。しかし北朝鮮やイラン等の脅威は残ったまま。核拡散防止条約に対する深刻な脅威である北朝鮮とイランに対するオバマ氏の姿勢には疑問。核兵器を削減しようというアメリカのリーダーシップは、核なき世界にはつながらない。実際今核兵器を持っている国は核兵器
を廃絶する機などさらさらない。
軍縮核不拡散センターのジョン・アイザックス氏
今回の会議には2つの重要性。第1に核テロに対処する必要性に各国が注目したこと。第2に各国が手を焼いていた問題に取り組むきっかけになったこと。しかしこれはあくまで始まり。先週の米ロ軍縮。アメリカの新たな核戦略という成果は見えている。しかしこれらの成果がNPT再検討会議に良い影響を与えるかは分からない。なぜならこの会議にはもっと多くの国が参加し、アメリカのリーダーシップをよく思わない国もあるからだ。
再び高尾記者。このように核廃絶推進派からもNPT再検討会議を不安視する声もある中でアメリカはどのような姿勢で臨むのか。アメリカは北朝鮮とイランを孤立させて、核放棄につなげたい。一方この2カ国以外にNPTに入らず核兵器を持っているインド、パキスタン等に対する二重姿勢への対応が問題。
また米ロの思惑が異なる中、イニシアチブをどのように取るのか?ひとまず核不拡散の分野では両国は一致している。しかしさらなる核軍縮を視野に入れるオバマ大統領に対し、ロシアメドベージェフ大統領は消極的な姿勢。圧倒的な通常戦力を持つアメリカと核兵器を安全保障の中心的な位置とするロシアの違い。
次回の核サミット開催国となったのは韓国。韓国はG20開催に続き、核サミットの開催も決定。李明博大統領は北朝鮮が核を放棄すれば次回のサミットに招聘する考えがあることを述べた。
一方で日本の存在感は今回ほとんど感じられなかった。NPT再検討会議を前に日本の明確なビジョンとイニシアチブが問われている。
信頼回復を急ぐトヨタ自動車にまた新たな問題。米消費者情報誌「コンシューマー・リポート」がトヨタSUV車を買わないようにと発表し販売を一時停止。この素早い措置の背景には、多くのアメリカの消費者が物を買う際の参考としていることや、前回、対応の遅れを批判されたことがある。
山崎直子さんが、先ほど国際宇宙ステーションから会見。聞いてなかったです><
・オバマ大統領夫人は13日1月大地震に見舞われたハイチをバイデン副大統領夫人と共に訪問し継続支援を伝えた。
・フィリピン南部バシラン島で13日イスラム過激派と見られる連続爆発テロ。
市民4人を含む12人が死亡。バシラン島は過激派組織アブサヤフの活動拠点となっている。
・キルギスタン、バキーエフ大統領が13日会見し辞任する意向を初めて示した。しかし暫定政府側は直接交渉はしない構え。
・ロンドンと言えば雨、傘、二階建てのバスだが将来はワインでも有名に?協同組合まで発足。
エイズ、マラリアなどの感染症に苦しむアフリカの国々。しかし医師や看護師などが欧米に流出する事態が。
マラウイでは人口10万人あたりわずか2人しかいない。医師の流出は今に始まったことではない。80年代にはマラウイ人の医者はマラウイよりイギリス・マンチェスターの方が多いとまで言われた。彼らは給料だけでなく労働環境のよさに引かれる。イギリスでは医師一人が見る患者は450人なのに対してマラウイでは5万人。
どんなに働いても労働に見合う給料をもらえないともらす看護師。12時間以上働いて1日1000円にもならないのだ。
マラウイ政府は2004年からイギリスから援助を得て医師の流出を防ぐ対策をとっている。短期間で資格を得る臨床スタッフは、外国に流出する心配はない。また政府の緊急プログラムの下医師の育成プログラムは大きく改善。ほとんどの研修を国内で行い、専門的な研修はイギリスではなく南アフリカで行うことに。
マラウイで学ぶ医学生「マラウイの人々の税金で医学部で学んでいるのだから、我々はマラウイの人々を助ける義務がある。」
これは世界的な問題。どうしても医師が裕福な国に流出する為に、先進国と途上国の間で話し合いが行われるようになっている。
時事英語 「hero's welcome」 熱烈な歓迎
アフリカの医師不足問題ですが、最早こういう分野にまでグローバル化の波が押し寄せているわけで深刻な問題であります。日本は医師、介護といった分野の人間を今後恐らく外国から受け入れる立場になると思われますが、それに伴う問題点からも目を背けてはいけませんね。