
でも、今のご時世じゃね、普通の人はこの橋を渡ってもそんなにどどめきませんな。線路がいっぱいある車庫の上を歩くだけですからね。

この先の両側に線路や検修施設が広がるのだ!
しかし、鉄はどどめくですんよね。で、今日のどどめきは:

実は、初めてE5000電気機関車が二編成入っているのを見たんです。ネットではすでに何枚も写真も上がっているので、大したことはないでしょうがね、アッシ的には「どどめき」ましたよ。

手前がE5001+E5002の編成とその奥がE5003+E5004ですな。この電気機関車は、大江戸線の車両の検修(車両の検査、修理をするのね)のためにこの馬込車両検修場に引っ張ってくる役割のために作られた唯一の電気機関車であるそうな。なんで、電気機関車が必要かというと大江戸線と浅草線は同じレール幅(標準軌)だが、大江戸線が鉄輪式リニアモーター方式で普通の電車とは違う構造だし、それに背も低いミニ車両だから架線にも届かない、って具合で浅草線の線路を走ることができないですな。そのため、この電気機関車が作られたってわけですがね。さらに言えば、大江戸線に車両検修施設を作ればこんな面倒なことしなくてもと思うでしょうがね、実は、お金が無かったのね。広大な検修施設を作るよりも大江戸線汐留駅と浅草線新橋駅の間に汐留連絡線というこのための線を作って馬込を使えば安上がりになるというお知恵の賜物ですな。これまた奥の深い「どどめき」を受けるわけですね。 ということで、一度、池上本門寺参拝のお帰りに「どどめき」に行かれたらいかがでしょうかね。