２０２２年度予算案は、自民、公明、国民民主３党の賛成多数で可決された。同日の参院本会議に緊急上程され、成立する見通しだ。戦後４番目に早い成立となる。政府の判断で使える予備費５兆円を盛り込んだ。（読売）
岸田首相は２２日の参院予算委員会で、ロシアが侵攻するウクライナや避難民を受け入れている周辺国に対し、追加の人道支援を行う考えを表明。（時事）
膨大なメモを持つ岸田総理の支援に動いた国民民主を脇に抱え、自らは電光石火のごとくウクライナ支援に乗り出し、Ｇ７での存在感を強めている。戦後最低最悪の総理が２代も続いて、日本もこれで終わりかと国民の誰もが観念したときに、弱小かつ名門派閥から颯爽と登場したのが岸田総理である。身内の大番頭への仕打ちに耐え、地元広島を焼け野が原にされてもじっと耐え、右腕とも言うべき林外務大臣と共に世界での存在感たるや９年間の体たらくを半年で凌駕してしまった。
岸田派 45人、二階派 44人、茂木派 53人
麻生派 50人
安部派 94人、森山派 7人
勝利が予想される参議院選挙後には、更に友好な派閥が近づいて安定するのではないか。
野党はというと、昔の名前だけの社民に、大衆受けだけのれいわ、素人の寄せ集めだけの維新、見た目を重視だけの共産、寄り合い所帯で分裂騒ぎだけの立憲では対抗馬にもなりえない。
かくして、天の時、地の利、人の和を手に入れた岸田総理の手腕に、自然と期待が高まるだろうと見るのだがどうだろうか。
