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デートDV防止ひろしま の ブログ

デートDV防止ひろしまのメンバーが綴る メッセージ
自分も相手も大切にして、互いに尊重し合う関係を築くために

新聞記事の隅に

2017-08-03 14:32:01 | メンバーズ コラム
 新聞の社会面や地域版の片隅に、毎日のように掲載がある迷惑防止条例違反や強制わいせつなどの様々な事件。
県内外の子どもたちがたくさんの被害に遭っている事実、大人の勝手な行為に腹が立つ。
 今朝の新聞にも、67歳の無職男性がスーパーのアルバイト従業員の女子高生の尻を服の上から触ったとして、県迷惑防止条例違反(卑猥な行為)の「疑いで逮捕されたとあった。
 数日前には、JR車内で46歳の男性会社員が男子中学生の下半身を服の上から触ったとも(事件は今年4月下旬)。
 新聞記事に載るのは、実際の事件のうちのごくごく一部で、残念なことに、身の回りに沢山起きているのだろう。

 被害にあった人が勇気をもって声をあげたとき、その人の話を信じて一緒に解決に向けて考えてくれる大人が増えることを期待して
デートDV防止プログラムやCAPを届けていきたいと思う。
(もちろん、被害に遭わないために!というのが一番の目的ですが)

広島県が若年層のDVに着目

2016-07-13 21:07:30 | メンバーズ コラム
今日は、広島県、広島県教育委員会、福山市男女共同参画課から、デートDV防止授業の見学があり、その後、イコールふくやまに移動し、その三団体とデートDV防止ひろしまからの4名を含めて、話し合いがありました。

主に授業の感想となり、皆さんの深い洞察力と若い人たちを思いやる気持ちの温かさに感動を覚えます。
私たちの授業に対してもあたたかな評価をいただきまして、感謝です。

さて、授業の感想はさておき、広島県は今後、若年層のデートDV予防に向けて、DVに関する認識を調査していくということでした。
また、県教委も学校の先生方がすすめるデートDV防止のための授業づくりの改変を行うとのこと。

デートDV防止ひろしまからは、若者がスマホから「DV」についてアクセスできるアプリの開発についてを提案しました。
また、学校の先生方が授業を生徒さんにする前に、ぜひ、先生もDVの要因について知る機会をつくってほしい、そのために私たちを使ってほしいということも提案しました。

県教委から、「授業につなげるためには、『先生の腑に落ちる』伝え方」を獲得して、先生に『この授業が必要だ』と思ってもらわなければならない」というアドバイスももらいました。
本当にそうです。
どんなに予算がついても、この授業を年間のスケジュールに盛り込んでもらうには、それ相応の理由が必要です。
私たちの思いだけでは、足りない。
もしかしたら、まだまだ思いも弱いのかもしれません。

16日は、東京で、アウェアの仲間たちとの研修会があります。
学んできます。

18日は、saya-sayaのグリーフに対応する子どものケアの研修があります。
そこでもまた学んできます。

「学ぶことは自分が変わること」
だからおもしろい。
これからも自分の可能性に挑戦していきます。 ←かっこいい!!


  ぶうりん

NHK高校講座

2014-07-27 14:35:19 | メンバーズ コラム
 2014年7月31日(木)Eテレで放映されるNHK高校講座家庭総合の授業で、DV・デートDVについて取り上げられるそうです。
 講座のタイトルは「相手を大切に思うのなら」。デートDVに気づくこと、様々な支配の関係について、そして尊重する関係の築き方など。14:40~15:00の番組です。みなさん、是非見てみてください。
 家庭科のカリキュラムを見ると、ワークライフバランスや役割分業について、そしてDVなど、様々な今の課題について考える内容になっています。
 私たちも、家庭科の先生ともぜひ繋がっていきたいなと思いました。

境界線

2014-06-01 18:23:12 | メンバーズ コラム
 毎日、たくさんのニュースが続々と届くので コメントしたいと思いながら追いつかないです。

 もう1週間くらい前になるのかもしれませんが、アイドルグループの握手会での事件を報道する新聞記事に、あるグループでは「ハグ会」も行われていたとあり、ビックリしました!

 どんな状況でハグ会が実施されていたのかわからないので、それがいけないとか、私が言うことではないのですが…
 私が思い描く、ハグする相手といったら、シャイな日本人では、パートナーとか家族とか、せいぜい仲のいい友だちとか、そこそこ近しい関係に限られると思い、「ハグ」という身体的距離の近さ(?)にびっくりしたのです。

人間関係の中で、大切にしたい「境界線」という感覚。
 ・どこまで私の体に近づくか、触れるかという「身体的境界線」
 ・自分の考えや意見を持つ自由を与える「精神的境界線」
 ・自分の感情に対処して、他人の操作的な感情から自由になる「感情的境界線」

  いつもいつも、誰かの顔色を見て言いなりになるのではなく、自分の気持ち、感覚をしっかり感じとれるように、境界線を意識する。

 あいまいにされ、日常生活の中で侵害されがちだけれど、自分自身の身を守るために、そして心地よい関係作りのために、境界線を知ることはとても大切だと思う。
 
 ・自分の体は自分のもの、
 ・相手との距離は自分で決められること、
 ・人の境界線も尊重すべきであること
 (自分が思う距離感と相手が思う距離感が一致しないときもあり、そうしたときは遠い距離感が尊重されるということ)
など、自分自身意識して大切にしていきたいし、子どもたちや、周りの人たちに伝えていきたいと思う。

  

ストーカー被害防止とデートDV防止

2014-05-12 09:56:47 | メンバーズ コラム
ストーカー被害とその対策について 連日のように報道されている。
相談件数が増えても、解決につながっているとは言えない現実がある。

別れてそれで終わりではなく、その後も恐怖が続くということ…

被害を無くしていくために、
地道すぎるけれど、予防教育を重層的にしていくことを提案することしか まずは思いつかない。

つきあっている二人は「一心同体」などではなく、別々の考えを持っていて当たり前
「愛しているから束縛する」のではなく、「大切に思うからこそ束縛しない」という考え方もあるということを知ってほしい。

知ったからと言って、考え方はなかなか変わるものではないだろうけど、知らないより少しでも知るところから。