デートDV防止ひろしま の ブログ

デートDV防止ひろしまのメンバーが綴る メッセージ
自分も相手も大切にして、互いに尊重し合う関係を築くために

デートDV防止プログラムの受講者の声

2014-03-10 17:15:58 | デートDV防止プログラムについて
●DVは殴ったり・蹴ったりということだと思ってたけど、言葉や態度のDVもたくさんあることがわかった。              (高校生女子)

●自分はDVだと思っていなくても、それがDVだったということに気づいた。   (高校生男子)

●束縛されると、ちょっとうれしいけれど、本当の愛じゃないって気がついた。  (高校生女子)

●DVの被害者はほんとうにつらいとわかりました。                 (大学生男子)

●ロールプレイのせりふで、以前彼に言われていたことを思い出しました。    (高校生女子)

● DVでおこる力と支配の関係はいじめや虐待でおこる暴力とも繋がっていると感じました。
(40代母親)

●尊重しあう関係について考えるきっかけになりました。多くの子どもたちにこのプログラムが届くといいな、と思いました。      (30代母親)

あなたのクラスで学校で、デートDV防止教育プログラムを実施してみませんか?

2014-03-10 17:13:01 | デートDV防止プログラムについて
●デートDV未然防止のための教育プログラム

中学生・高校生・大学生などに
自分自身の潜在的な意識や価値観に目を向けるきっかけを提供し、
相手を尊重する健康な関係を築き、
DVをする人にもされる人にもならないように、
一緒に考えながら「気づきと学び」を深める、
デートDVの未然防止を目的とした「教育プログラム」です。

●学校、クラス、サークル、教職員研修、地域研修にご活用ください


「デートDV防止ひろしま」では、規定のトレーニングを受けた、
アウェア認定デートDV防止プログラム・ファシリテーターが、
学校やクラス、サークルなどに出向き、プログラムを実施します。
また、教職員や地域の大人に向けて、
デートDVを理解して適切に対応するための研修会などに講師派遣を行います。

プログラムの紹介

2014-03-10 17:11:48 | デートDV防止ひろしまについて
★「デートDV」とは何か?
   デートDVの実態
   DVについての意識チェック
   暴力の種類
   被害者の気持ち
★なぜ「デートDV」がおきるのか?
   相手を支配する手段としての暴力
   デートDVの事例
   暴力の要因を考える
★「デートDV」をなくすために
   暴力に気づく
   自分で選ぶ「自分らしさ」
   相手を尊重するアプローチ
★友だちをサポートするために
   もしあなたの友だちが被害者だったら
   もしあなたの友だちが加害者だったら

  ※子どもたちによるロールプレイ、グループワークやチェックリスト等による
    参加型プログラムです。
  ※90分~120分を1コマとして実施します。詳細は相談に応じます。

身体への暴力だけが、「暴力」ではありません

2014-03-10 17:09:58 | ご存知ですか? デートDV
からだへの暴力だけが暴力ではありません。
DVは、親密な相手を思い通りに動かすために、
相手を怖がらせたり傷つけたりして、
自分の思い通りに動かそうとする行動のことです。


<身体的暴力>
相手に向かって物を投げる
唾を吐きかける
噛みつく
つかんでゆする 
部屋や家から出ないようさえぎる
監禁する
押したり突いたりする
押さえつける
髪の毛をつかんで引っ張る
平手で顔をたたく
げんこつでなぐる
物を使ってたたく  
首を締める
危険物や凶器を使う
ける
足をひっかけて倒す
タバコや熱いもので火傷させる    

<言葉での暴力及び心理的・感情的暴力>
相手に向かってばかにした言葉や汚い言葉を言う(バカ、ブス、デブ、汚い、など)
相手を繰り返し批判したり否定的なことを言ったりする   
どなる
皮肉やいやみを言う  
しょっちゅう電話する
しょっちゅう電話やメールをするように命令する 
相手の携帯のメールを勝手にチェックしたりアドレスを消したりする 
メールでビックリマークを乱用する(バカ!!!! 死ね!!!! など)
相手の前で物を投げたり壊したりする  
相手が自分はだめな人間だと思うように仕向ける 
無視する
にらみつける
ふきげんになる 
自分の失敗を決して認めないで相手の言う事実を否定する
自分の暴力や態度・行動を相手のせいにする 
事実をねじ曲げたり、自分の暴力を軽く考えたり否定したりすることで相手を混乱させる 
なんでもひとりで勝手に決める
相手を子ども扱いする    
わざと他の人とデートして嫉妬させる
他の人と付き合っているだろうと相手を責める  
ストーキング(つきまとい)する 
友だちの前で侮辱する
他の友だちに連絡させない・会わせないでだんだん孤立させていく
「別れる」と言っておどす
「お前なんか死ね」と言う
「自殺する」とおびやかす 
相手の大切な物を壊したりペットを痛めつけたりする
「みんな…している」と言って仲間はずれを怖れさせる
秘密をばらすと言っておどす
危険な運転をしてこわがらせる
 など

<性的な暴力>
相手がいやがるのに性行為を無理強いする
恐がらせていやと言えなくさせておいて性行為をする
性行為に応じないとふきげんになったり冷たくしたりする
いやがっているのにポルノなどを無理やり見せる  
避妊をしない              
避妊はお前の責任だと言う  
暴力をふるったあと謝罪や仲直りのつもりで性行為をする
  など

<経済的な暴力>
お金を払わせる
バイトをさせる・やめさせる
お金を貸すことを強いる
借りたお金を返さない
  など
  

若者の間で起こっているDV・・・

2014-03-10 17:05:31 | ご存知ですか? デートDV
●DVは大人だけの問題ではありません。
 10歳代~20歳代の時、交際相手から「身体的暴行」「心理的攻撃」「性的強要」のいずれかをされたことがある女性は13.5%います。7人に1人の割合です。
 20歳代の女性に限ってみると22.8%です。4~5人に1人の割合です。(2006年内閣府)
 デートDVは身近な問題です。

●身体への暴力だけがDVではありません。
 言葉や態度による心理的暴力や性的な暴力などによって深く傷ついている被害者が大勢います。たとえば、『交際相手の携帯メールを勝手にチェックしてアドレスを消去する』『セックスを無理強いする』『別れるなら自殺すると脅す』など

●DV加害者の多くが若いころデート相手にも暴力をふるっています。
 身につけてしまった暴力のパターンを変えるのは大変なことですが、デートDVが起こる前に、対等で尊重し合う健全な関係について学ぶことで、DVを未然に防ぐことができます。

●知識を得ることで暴力から離れることができます。
 デートDVの被害者の多くは、自分が暴力の被害者であることを認識できていません。暴力を受け続けることによって自分を責め、孤立し、どうすることもできないと感じてしまいます。それが暴力の恐ろしさです。

●デートDV被害者が初めに相談する人の多くは「友人」です。
 その友人がデートDVを理解していないと、被害者は2次被害を受け、さらに傷つきます。学校やサークルでデートDV防止教育を実施することが、被害者を支える役割の友人にとっても非常に有効です。
また、自分への不当な暴力を解決するために、大人の援助を求めやすくなります。