買いました、トロンボーン

写真手前が、昨日届いたマーチングトロンボーン。
（大きさ比較のため、左奥にトランペットを置いてます）

トロンボーンってスライドが付いた長い楽器じゃないの？

そうなんです。マーチングトロンボーンには、
スライドはありません。代わりにトランペットと同じ
ピストンバルブがあります。

本当は、高校時代吹いていた、
低音部を担当するバス・トロンボーン
たとえばこんなやつが欲しかったのですが、まともな楽器は40万円とかするので、そうそう買えません。それと、スライドのある楽器は、狭い部屋では取り回しが大変です。

唇も肺も横隔膜も腹筋も、緩み切っているでしょうから、とりあえずリハビリ用に安い楽器、しかもコンパクトな物を選びました。

25年ぶりです。とりあえず、音は出ました。
昔取った杵柄ってやつですね。
しかし、音域は狭いし、音はすかすか。

これで、音がまともに出るようになったら、
本気でスライドのバス・トロンボーンの購入を検討しましょう。

スライドでなければいけない理由はもうひとつ。
トロンボーンは譜面表記がピアノと同じinCなのです。
トロンボーンも調子はB♭なのですが、
歴史的経緯から、譜面はCで書かれている。
スライドポジションはinCで記憶しています。

スライド一番手前のポジションは、私にとって
ドではなく、シの♭なのです。

たとえば、楽器の音程を合わせるとき、B♭の音を
使いますが、トランペット吹きやチューバ吹きは
「ド～」って思って吹いている。トロンボーン吹きは
「シ♭～」って思って吹いている。同じ音なのに。

私は、中学校ではチューバをやっていたので
（調子も譜面もB♭）ピストンのある楽器の音階は
１音低いB♭で覚えてしまっています。
C譜では、頭の中で移調する必要があります。
これが、またやっかい。

私の頭の中の「ド」は、B♭が鳴ってますから。
絶対音感（完全ではありませんが）が１全音低いのです。

練習場所の確保も考えものです。
今、サイレントブラスという、室内練習用弱音器を
注文してありますが、あれを装着すると、かなり
吹奏感が変わってしまいます。
（トランペット用は持ってますので）

そこで、渋谷の音楽スクールのトロンボーン個人レッスン。
「体験」を予約しました。26日夜7時。

実際のレッスンは、火曜日の夜9時くらいまでやっている
らしい。1時間単位。月2回で、月額8800円。
これなら仕事帰りに行ける。

中学高校時代は、指導は先輩から。
本当の音の出し方や呼吸法は判りません。
教えてもらったかも知れないけど、真剣に聞いてなかった（笑

それを今教わるために、多少のコストがかかるのは 仕方がないと思う。

紀州釣り、映像、子供のサッカー。
良い指導者に出会うことの大切さがわかったから。

もし、本格的に通うのであれば、半年は、音色づくりを
お願いしようと思っています。

管楽器は音色が基礎の基礎だと思うのです。
紀州釣りでいえば、握り。

いい音さえ出れば、後は譜面についていくだけですから。
夢は、アマチュアビッグバンドの4thトロンボーン。
あとインディーズバンドのホーンセクションなんて
やってみたい。
アドリブなんて、たぶん一生ない。

オタクですよね。これも一種の。
昨日は映像の先生にガジェットオタクと言われたしな。