営業性個人、「Dangoman」は2事業部制です。
コンサルティング事業部に加えて、釣具事業部が存在します。
こう言うと、大概の方は、ネタ(冗談)じゃないか、あるいは、
釣りは趣味だろう、というリアクションをされます。
私の頭の中では、両方とも大切な「事業」なのです。
とはいえ、釣具事業部は大赤字。
普通の会社だったら、とっくに消滅してしまうような部門です。
無料配信の「ぬかすなネットTV」のコンテンツ作成に
多大な費用がかかっているのが、原因のひとつです。
(これを有料化しようとは、全く思っていませんので、ご安心を)
◆2つの事業の根っこは同じ
コンサルティング事業と、釣具事業は私の中では「根っこ」は同じです。
いろいろな縁で、たまたま集積した知識を、皆様のお役に立つように
開示する。そういう事業です。
コンサルティング事業にも、釣具事業にも、師匠がいます。
優れた師匠を得たお陰で、迷わず道を歩めます。
そうして歩きながら、周りを歩く人とともに、智恵を共有しながら、
目標に近づくために、一緒に努力する。
こういう意味で、両事業のコンセプトは全く重なります。
◆マーケティングと釣りの共通点
コンサルティング事業は、手法はWebが中心ですが、扱っているのは、
マーケティングそのものです。
マーケティングと釣りは、良く似ています。
ターゲットを集め、選択して「釣り上げる」イメージは、まさに「釣り」そのものです。
なんでもいいから集めればいい、という訳でもないのも一緒です。
(スレた消費者には、ハワせたりもします・笑)
似た者同士なので、発せられる質問も良く似ています。
「どうしたら売れるようになりますか?」という質問は、
「どうしたら釣れるようになりますか?」と全く同質の質問です。
「必ず成功する方法をご存知ですか」は
「必ず釣れる方法を教えて下さい」と同じ事を聞いています。
◆「プチ成功」「プチ工夫」
これらの質問が求めている回答は、「プチ成功」もしくは「プチ工夫」です。
誰かの血みどろの努力の結果としての大成功ではなく、
質問される方がイメージできる範囲の「プチ成功」。
または、あまり努力しなくても真似できそうな「プチ工夫」。
皆さん、こんな話が大好きです。
釣り雑誌を開けば判りますが、誌面は「プチ成功」もしくは、「プチ工夫」で
埋め尽くされています。
マーケティング本も、そういうものが結構あるような気がします。
その時、その状況でしか成り立たない「連続する判断」を、
後でなぞって、物語にした時点で、それは「物語」に過ぎないと私は思うのです。
物語を読むのは楽しいものですが、そこから法則を学び取ろうとするのは、
大変困難なのではないでしょうか。
結果から帰納しようとするのは、学問です。師匠がバンバン釣るのを
いくら見ても、釣りはちっとも上手くなりません。
◆釣りとマーケティングを支える「判断」
釣り、そしてマーケティングの肝は
「変化しつづける状況」に対する「連続する判断」だと思っています。
その判断の巧拙が結果につながります。
マーケティングの師匠が、パソコンを幾晩も動かしつづけて、
導き出す分析結果。実はクエリー(データベースを動かすためのプログラム)
を書く前に結論が出ているのです。その「気づき」こそが、名手なのです。
釣りの師匠が、あたかも海の底を見てきたかのように、魚を釣り上げるのに
似ています。その一投の仕掛けが入る前に、結果は出ているのです。
これらの名手の技は、「変化の察知能力」に支えられています。
釣りもマーケティングも、名手はこの能力にすぐれているのです。
もっとも分析すべきなのは、この変化察知の仕組みではないかと
思っています。
「感性」という言葉で片付けることは、その智恵に近づくことを
最初から放棄しています。
私は、名手の智恵に近づきたい。いつもそう思っています。
今年、判りかけてきたことがひとつあります。
実は、無数に分岐しつづける判断への、最初の入り口はいつも同じにする必要が
あるのではないかということです。
釣りは確かにそうです。マーケティングも「入り方」があるはずです。
いつも同じ入り口から入ること、それが正しい出口への最初の1歩となります。
ただし、入り口から入ったとしても、そこに見えるのは、いつも無限に続く分
かれ道だけなのですが・・・。
◆来年の釣具事業部は
だいぶ理屈が過ぎましたが、マーケティングでも、釣りでも、
私が感じた、学んだことを皆様と共有するのが務めと思っています。
個人的な釣り技術の面では、今年、かなりの回数、関西遠征をしたこともあり、
ちょっとだけ進歩した実感があります。
その秘密は、映像にあります。諸般の事情により、まだ公開していませんが、
皆さんにも是非共有して欲しい、穴の開くほど見て欲しいと思う映像があり、
DVD化を計画しています。
詳しい事はまた、サイト上でご報告いたしますので、よろしくお願いします。
それでは、釣具事業部でお世話になった皆様、
本年はありがとうございました。
来年もよろしくお願い申し上げます。
コンサルティング事業部に加えて、釣具事業部が存在します。
こう言うと、大概の方は、ネタ(冗談)じゃないか、あるいは、
釣りは趣味だろう、というリアクションをされます。
私の頭の中では、両方とも大切な「事業」なのです。
とはいえ、釣具事業部は大赤字。
普通の会社だったら、とっくに消滅してしまうような部門です。
無料配信の「ぬかすなネットTV」のコンテンツ作成に
多大な費用がかかっているのが、原因のひとつです。
(これを有料化しようとは、全く思っていませんので、ご安心を)
◆2つの事業の根っこは同じ
コンサルティング事業と、釣具事業は私の中では「根っこ」は同じです。
いろいろな縁で、たまたま集積した知識を、皆様のお役に立つように
開示する。そういう事業です。
コンサルティング事業にも、釣具事業にも、師匠がいます。
優れた師匠を得たお陰で、迷わず道を歩めます。
そうして歩きながら、周りを歩く人とともに、智恵を共有しながら、
目標に近づくために、一緒に努力する。
こういう意味で、両事業のコンセプトは全く重なります。
◆マーケティングと釣りの共通点
コンサルティング事業は、手法はWebが中心ですが、扱っているのは、
マーケティングそのものです。
マーケティングと釣りは、良く似ています。
ターゲットを集め、選択して「釣り上げる」イメージは、まさに「釣り」そのものです。
なんでもいいから集めればいい、という訳でもないのも一緒です。
(スレた消費者には、ハワせたりもします・笑)
似た者同士なので、発せられる質問も良く似ています。
「どうしたら売れるようになりますか?」という質問は、
「どうしたら釣れるようになりますか?」と全く同質の質問です。
「必ず成功する方法をご存知ですか」は
「必ず釣れる方法を教えて下さい」と同じ事を聞いています。
◆「プチ成功」「プチ工夫」
これらの質問が求めている回答は、「プチ成功」もしくは「プチ工夫」です。
誰かの血みどろの努力の結果としての大成功ではなく、
質問される方がイメージできる範囲の「プチ成功」。
または、あまり努力しなくても真似できそうな「プチ工夫」。
皆さん、こんな話が大好きです。
釣り雑誌を開けば判りますが、誌面は「プチ成功」もしくは、「プチ工夫」で
埋め尽くされています。
マーケティング本も、そういうものが結構あるような気がします。
その時、その状況でしか成り立たない「連続する判断」を、
後でなぞって、物語にした時点で、それは「物語」に過ぎないと私は思うのです。
物語を読むのは楽しいものですが、そこから法則を学び取ろうとするのは、
大変困難なのではないでしょうか。
結果から帰納しようとするのは、学問です。師匠がバンバン釣るのを
いくら見ても、釣りはちっとも上手くなりません。
◆釣りとマーケティングを支える「判断」
釣り、そしてマーケティングの肝は
「変化しつづける状況」に対する「連続する判断」だと思っています。
その判断の巧拙が結果につながります。
マーケティングの師匠が、パソコンを幾晩も動かしつづけて、
導き出す分析結果。実はクエリー(データベースを動かすためのプログラム)
を書く前に結論が出ているのです。その「気づき」こそが、名手なのです。
釣りの師匠が、あたかも海の底を見てきたかのように、魚を釣り上げるのに
似ています。その一投の仕掛けが入る前に、結果は出ているのです。
これらの名手の技は、「変化の察知能力」に支えられています。
釣りもマーケティングも、名手はこの能力にすぐれているのです。
もっとも分析すべきなのは、この変化察知の仕組みではないかと
思っています。
「感性」という言葉で片付けることは、その智恵に近づくことを
最初から放棄しています。
私は、名手の智恵に近づきたい。いつもそう思っています。
今年、判りかけてきたことがひとつあります。
実は、無数に分岐しつづける判断への、最初の入り口はいつも同じにする必要が
あるのではないかということです。
釣りは確かにそうです。マーケティングも「入り方」があるはずです。
いつも同じ入り口から入ること、それが正しい出口への最初の1歩となります。
ただし、入り口から入ったとしても、そこに見えるのは、いつも無限に続く分
かれ道だけなのですが・・・。
◆来年の釣具事業部は
だいぶ理屈が過ぎましたが、マーケティングでも、釣りでも、
私が感じた、学んだことを皆様と共有するのが務めと思っています。
個人的な釣り技術の面では、今年、かなりの回数、関西遠征をしたこともあり、
ちょっとだけ進歩した実感があります。
その秘密は、映像にあります。諸般の事情により、まだ公開していませんが、
皆さんにも是非共有して欲しい、穴の開くほど見て欲しいと思う映像があり、
DVD化を計画しています。
詳しい事はまた、サイト上でご報告いたしますので、よろしくお願いします。
それでは、釣具事業部でお世話になった皆様、
本年はありがとうございました。
来年もよろしくお願い申し上げます。