Webプロデューサー【DANGOMAN】の日誌

Webプロデューサー/コンサルタント/DTVer
仕事や釣りやビデオポッドキャスティングの話題など

釣具事業部この一年「紀州釣り」にこだわりつづけ・・・

2005-12-31 20:39:30 | 釣具事業部
営業性個人、「Dangoman」は2事業部制です。
コンサルティング事業部に加えて、釣具事業部が存在します。

こう言うと、大概の方は、ネタ(冗談)じゃないか、あるいは、
釣りは趣味だろう、というリアクションをされます。
私の頭の中では、両方とも大切な「事業」なのです。

とはいえ、釣具事業部は大赤字。
普通の会社だったら、とっくに消滅してしまうような部門です。
無料配信の「ぬかすなネットTV」のコンテンツ作成に
多大な費用がかかっているのが、原因のひとつです。
(これを有料化しようとは、全く思っていませんので、ご安心を)

◆2つの事業の根っこは同じ
コンサルティング事業と、釣具事業は私の中では「根っこ」は同じです。
いろいろな縁で、たまたま集積した知識を、皆様のお役に立つように
開示する。そういう事業です。

コンサルティング事業にも、釣具事業にも、師匠がいます。
優れた師匠を得たお陰で、迷わず道を歩めます。
そうして歩きながら、周りを歩く人とともに、智恵を共有しながら、
目標に近づくために、一緒に努力する。
こういう意味で、両事業のコンセプトは全く重なります。

◆マーケティングと釣りの共通点
コンサルティング事業は、手法はWebが中心ですが、扱っているのは、
マーケティングそのものです。

マーケティングと釣りは、良く似ています。
ターゲットを集め、選択して「釣り上げる」イメージは、まさに「釣り」そのものです。
なんでもいいから集めればいい、という訳でもないのも一緒です。
(スレた消費者には、ハワせたりもします・笑)

似た者同士なので、発せられる質問も良く似ています。
「どうしたら売れるようになりますか?」という質問は、
「どうしたら釣れるようになりますか?」と全く同質の質問です。

「必ず成功する方法をご存知ですか」は
「必ず釣れる方法を教えて下さい」と同じ事を聞いています。

◆「プチ成功」「プチ工夫」
これらの質問が求めている回答は、「プチ成功」もしくは「プチ工夫」です。

誰かの血みどろの努力の結果としての大成功ではなく、
質問される方がイメージできる範囲の「プチ成功」。
または、あまり努力しなくても真似できそうな「プチ工夫」。
皆さん、こんな話が大好きです。

釣り雑誌を開けば判りますが、誌面は「プチ成功」もしくは、「プチ工夫」で
埋め尽くされています。
マーケティング本も、そういうものが結構あるような気がします。

その時、その状況でしか成り立たない「連続する判断」を、
後でなぞって、物語にした時点で、それは「物語」に過ぎないと私は思うのです。

物語を読むのは楽しいものですが、そこから法則を学び取ろうとするのは、
大変困難なのではないでしょうか。

結果から帰納しようとするのは、学問です。師匠がバンバン釣るのを
いくら見ても、釣りはちっとも上手くなりません。

◆釣りとマーケティングを支える「判断」
釣り、そしてマーケティングの肝は
「変化しつづける状況」に対する「連続する判断」だと思っています。
その判断の巧拙が結果につながります。

マーケティングの師匠が、パソコンを幾晩も動かしつづけて、
導き出す分析結果。実はクエリー(データベースを動かすためのプログラム)
を書く前に結論が出ているのです。その「気づき」こそが、名手なのです。

釣りの師匠が、あたかも海の底を見てきたかのように、魚を釣り上げるのに
似ています。その一投の仕掛けが入る前に、結果は出ているのです。

これらの名手の技は、「変化の察知能力」に支えられています。
釣りもマーケティングも、名手はこの能力にすぐれているのです。
もっとも分析すべきなのは、この変化察知の仕組みではないかと
思っています。

「感性」という言葉で片付けることは、その智恵に近づくことを
最初から放棄しています。

私は、名手の智恵に近づきたい。いつもそう思っています。

今年、判りかけてきたことがひとつあります。
実は、無数に分岐しつづける判断への、最初の入り口はいつも同じにする必要が
あるのではないかということです。
釣りは確かにそうです。マーケティングも「入り方」があるはずです。

いつも同じ入り口から入ること、それが正しい出口への最初の1歩となります。
ただし、入り口から入ったとしても、そこに見えるのは、いつも無限に続く分
かれ道だけなのですが・・・。

◆来年の釣具事業部は
だいぶ理屈が過ぎましたが、マーケティングでも、釣りでも、
私が感じた、学んだことを皆様と共有するのが務めと思っています。

個人的な釣り技術の面では、今年、かなりの回数、関西遠征をしたこともあり、
ちょっとだけ進歩した実感があります。

その秘密は、映像にあります。諸般の事情により、まだ公開していませんが、
皆さんにも是非共有して欲しい、穴の開くほど見て欲しいと思う映像があり、
DVD化を計画しています。

詳しい事はまた、サイト上でご報告いたしますので、よろしくお願いします。

それでは、釣具事業部でお世話になった皆様、
本年はありがとうございました。
来年もよろしくお願い申し上げます。

オールナイトニッポンTV

2005-12-26 10:32:21 | コンサルティング事業部
昨夜、日テレで、「オールナイトニッポンTV」というのをやっていた。
パーソナリティーはユーミン。オールナイトニッポンの復刻だが、
TV的には、色んなゲストを呼んでのトーク番組という設定。

あの、テーマ曲、ビタースイートサンバには私も思い入れがあって
思わずじっと見入ってしまった。
ユーミン VS あゆ の「緊張感」には笑ったし。
元ニッポン放送社長のあの人がナレーションというのも、
なかなか興味深いものがあった。

ラジオ番組をTVで、ということで、映像的にはいろいろ苦労されている
ようだったが、別にあそこまで気を遣っていただかなくても、オジサンには
十分楽しめるのですよ。
まあ、オジサンだけでは視聴率稼げないのでしょうね。

私的には、別にTVでやらなくてもいいんじゃないかと思った。
TVでやろうとするから、妙な力が入るし、お金もかかるんじゃないかなあ。
もっと簡素な作りで、Podcastでもしてくれたら十分だと思うんですけどね。
LIVEにこだわるのであれば、映像付きインターネットラジオでもいいし。
アーカイブをPodcastすれば。
これはもう、ラジオとTVとインターネットの融合ですね(笑)

丁度、40代ターゲットの企画でいろいろ考えてたんで、参考になりました。

リビングのパソコンは社会の窓だ

2005-12-26 10:13:45 | その他
高校生と中学生の息子達は、特に教えた訳ではないが、
普通にパソコンを使う。
(下の子には、小4でローマ字かな変換を憶えさせたが・・・)

判らないことがあれば、普通にググったりヤフったりするし
上の子は知らないうちにタブブラウザや、MS製でない
メーラーを使っていたりする。

家族用のパソコンは、子供部屋に設置せず、リビングの
テレビの横に置いてある。

まだ、子供達がパソコンを使う習慣が無かったころ、
テレビを見るように、パソコンを使って欲しいと願って
その場所を決めた。

リビングに、社会の窓=インターネットを
というのが、当時私の考えたことだった。

4年ほど経った今では、子供達はテレビを見ながら
寝っころがって、チャットなどしている。

ここのところ、子供達から、PCが遅いと苦情が出ていた。
確かに、スイッチを入れてから数分しないと使えないし
メディアプレーヤーも起動から3分くらいしないと開かない。
チャットの話題についていけないと言う。
これはもう限界だ。

クリスマスプレゼントに、PCを新調した。
(写真は、この連休に入れ替えたPC、配線の始末などまだですが・・・
テレビは15年前購入したブラウン管・汗)

Win98からいきなりXPに昇格。
メモリも1Gに増やし、TVチューナーキャプチャボードも積んだ。

これで、いろいろ出来るはずだ。
道具さえ与えておけば、そこそこ使い倒してくれるのが
今の子供達だ。
オフィスプロフェッショナルも入れておいたから、
私の仕事を手伝えるようになってくれると良いのだが。

嫁はGyaoで韓国ドラマが見れるのに狂喜していた。
これもそれなりの、インターネットとの関わり方だ。
(その使い方も想定して、大きめのモニタなのだ)

PCでのTV録画は、私が喜んで使っている。
そのために、外付けHDDも買ってきた。
年末年始には、大活躍しそうだ。

仏に会っては仏を殺し

2005-12-25 10:04:13 | コンサルティング事業部
今朝、起きがけに、頭をよぎった言葉。

目覚める直前に、言葉が降りてくることが良くある。
睡眠と覚醒の境界のほんの数秒。
声が聞こえる訳ではないが、誰かに語りかけられたかのように、
脳裏に言葉が刻まれる。

特にフリーになってから、そういうことが多い。
日々の緊張からそうなるのだろうか。

広告会社と契約して3週間。
先週、参加しているプロジェクトの受注が2本決まった。
1本はビッグクライアントのAEを獲得。
もう1本は、短期だが、ちょっとした会社の年間予算並みの金が動く。

両方とも、多くのメンバーによるプロジェクトで、私はWeb部分のプランニング
を担当している。

提案を実施に移さねばならない。今、責任の重圧が、襲い掛かっている。

週明けからの「戦場」を前にしての、この言葉。
迷いを捨て、冥府魔道に生きよ、ということか。

どんなに沢山仕事があっても、目の前の仕事は、いつもひとつ。
ただ全力で「斬る」のみ。

江ノ島からメリークリスマス

2005-12-25 09:34:14 | その他
12月23日、江ノ島に行って来ました。
新灯台と周辺のクリスマスイルミネーション。
予定されていた花火が強風のせいで中止になってしまいましたが、
それを差し引いても、なかなか良かったです。
寒かったですが、人があまり多く無いのが私好みでした。


カメラ Panasonic FZ5 三脚なしで撮影



港のヨットのイルミネーションも花を添えます


まあ、参道はいつもの江ノ島でしたけど。
弁天さまですからね。



yahoo!動画の動向

2005-12-19 21:03:42 | コンサルティング事業部
---------japan.internet.comより引用
ソフトバンク株式会社とヤフー株式会社は19日、共同出資により TV バンク株式会社を設立し、事業運営を開始した。TV バンクは、動画コンテンツの調達、動画配信および動画検索システムの開発・運用、サービス画面の制作・運用等を行う。ソフトバンクグループの動画コンテンツサービス事業を強化するため、両社の動画コンテンツサービス事業に関わる人材とノウハウを TV バンクへ集約する。

これにより、「Yahoo!動画」は無料を中心とした約10万本の動画コンテンツのポータルとなる。コンテンツに動画広告を挿入し広告主から収入を得るビジネスモデルを導入し、無料コンテンツを拡充、これまで有料会員限定となっていたコンテンツも大半を無料へ切り替える。
--------------以上引用
ソフトバンクのニュースリリース

放送とインターネットの融合?
勝手に融合したらいいさ、本当に見たい番組なんか出てこないよ。
とタカをくくっていたら、

--------japan.internet.comより引用
ユーザーが自身で撮影・制作した動画を投稿すると作品が動画コンテンツとして公開される「動画投稿」機能を追加する予定。なお、インターネット上から動画を投稿する機能は2006年春ごろリリース予定で、当面は郵送にて受け付ける。
--------------以上引用

ニッチ動画コンテンツの取り込みに成功するだろうか。

目が離せなくなってきた。


身体にいい?いいちこ親子割

2005-12-17 19:34:23 | その他
酢は身体にいい。
料理に使うのは、丸正酢と決めているが、
直接飲むのはどうも・・・

いろんな飲用酢を飲んだり飲まされたりしてきたが、
今度の酢はなかなかだ。

大麦発酵研究所
(アフィリエイトではありません。ただのリンクです)

虚空蔵麦酢というものを初めて取り寄せてみた。
50mlの小ビンが6本のお試しパック。
そのまま飲んでみたら、まあまあ。

こいつは、あの焼酎「いいちこ」を作る際の副産物から
作られた酢ということで、思い立ち、
「いいちこ」を麦酢で割ってみた。

うーん。身体にいい感じ。

飲みやすいとはいえ、毎日飲むのは抵抗がある麦酢だが、
お酒の友なら、私でも続けられるかも。

題して、いいちこ「親子割」



新PC稼動

2005-12-17 19:06:38 | その他
自室に2台体制を作るため、タワー型PCを買った。

片方でメールや仕事をしながら、もう1台で動画を扱おうという計画。
HDDやメモリは予算内でモリモリ。
ディスプレイも自分のマシンでは初めて液晶、20インチ。

旧マシンは、ソニートリニトロン管の17インチ。
それはそれで色のチェックなどに意味があるんだけど、
さすがに夏は暑い。
でも、まだまだ活躍してもらいます。

実は、このPCのため、インターネット回線も2本目を稼動させた。
2本目の速度は1本目の10倍(下り実測値)。

今日はたまたま仕事が、デザイナー作業待ちでヒマだったので
しばらく前に届いていた新PCをセッティングすることができた。
早速iTunesをインストールして、BGM用マシンと化す。
衝動的に「カウントベイシー」と「綾戸智絵+#&♭」のアルバムを購入してしまう。

「#&♭(原信夫とシャープスアンドフラッツ)」の「Take The "A" Train」
ホーンのユニゾンに綾戸智絵のスキャットが乗っかる部分。
高2の時このアレンジで演奏したことがあるから、歌える歌える(笑)
懐かしくて涙出た。

コンサルティング事業近況

2005-12-17 18:49:32 | コンサルティング事業部
またブログを放置してしまった。
仕事の大きな動きがひとつ。

ある会社の名刺を持つことになった。
ガラス張りの高層ビル。眼下に見下ろす駅と街。
夜は東京タワーのライトアップが、疲れた体を
少しだけ慰めてくれる。

肩書きは「Webコミュニケーション・プロデューサー」
この会社を通じて、多くの企業の様々な案件に同時に関わることになり、
わくわくするような状況なのだが、忙しさは以前と比べ物にならない。

この2年、実務を通じて物凄く鍛えられてきたが、
今度は、いきなり案件数が違う。提案だけで3~4案件抱えながら走っている。
週2日その会社のデスクに座る契約だが、そんなことで済む訳がない。
先週の日曜は午後から出勤して午前3時まで資料作り。
今も、デザイン事務所のWebデザイン上がり待ち。日曜日は資料作りだ。

Webだけで完結する提案は無く、多くのスタッフとの協同作業だから
迷惑をかける訳もいかない。

痺れるような緊張感と充実感。
扱う予算とターゲットの数、めくるめく「マス」の世界(笑)
「そうじゃねーだろう」という言葉を飲み込みつつ・・・。