命をつないだダンボール

2月６日に台湾でマグニチュード6.4の地震が起きましたね
違法建築の構想マンションが崩落！

倒壊したマンションの映像をみると
柱部分のコンクリートに一斗缶がズラリと並んで埋められていて
もうこれは、違法建築だということもまるわかりでしたね

事故から72時間を過ぎてしまうと
生存して助かる確率、ググッと減ってしまうそうです
きっと台湾も寒さが追いうちをかけている状況なのではないでしょうか

とはいっても、あれだけのがれきの山を撤去しながら
埋もれている人達を無事に助け出すことは
そうとう難しいものだと思います

しかし、これまでにも
72時間以上かかったものの、無事に救出された人達はいます

たとえば、韓国、ソウル市の三豊(サンプン)百貨店の崩壊事故
こちらも死者501名・負傷者937名・行方不明者6名という
多大な犠牲者を出してしまった大惨事でした

崩壊して11日目に助けられたチェ・ミョンソクさんは
消防隊が放水した水が足元まで流れてきた事が幸いしました
近くにあったダンボール二その水を染み込ませて
口に運んで乾きをうるおし、食べていたそうです

人にとって、水分はなくてはならない物ですし
水分を含んだダンボールを口にする事で
空腹感も紛らわすことができたのでしょう

今回の台湾の事故でも
多くの方が助かることを願いたいと思います